タカ長のタカの渡り観察

タカが好き、山が好き、花が好き、心はいつも旅もよう。日々移ろいゆく心もようを綴るナチュラリストのつぶやきです。

立戸岩から

2017年03月21日 | タカの渡り
雨になりました。今日は完全休養日ですが、、、、

完全に休養していたらおまんまの食い上げになります。

女房殿はフィリピン、お嬢さまはハワイ、ひとりタカ長だけが「臨時独居老人」をしていますから、主夫をしないと生きて行けません。

独居老人と言っても臨時では民生委員も来てくれませんから、、、、、、。

  

昨日紹介した立戸岩です。右の写真はタカ長が前に出て写っていますから、あの岩の「戸」の部分が小さく見えますが、背を低くすればあの岩の向うを通ることが出来ます。

岩の右側がフラットになっているのであそこが「観察本部」になります。

荷物などあそこに置いて観察するのですが、、、、

タカ的にみると視線が少し高すぎて、特に写真を撮ることを考えたら岩のそばを歩きながらカメラ位置を決めたほうが良さそうです。

と言うのが昨日の結論です。岩の上で撮ると、高圧線の電線に邪魔されることが多くなりそうな気がしました。

    

昨日この立戸岩に到着早々に飛んだノスリですが、準備不足で見事なピンボケになりました。

    

このあたりは視界が広くて、一人で全方向をカバーできなくて、、、、

チョット目線を変えたら目の前にノスリが流れていて、慌ててカメラを向けましたが、タカ長のウデでは手遅れで、見事な後追い写真になりました。

    

昨日紹介したノスリと同じ個体ですが、これは立戸岩から少し移動したところで撮りました。

そのため運よく電線に邪魔されることもなく窓ヶ山の上を飛ぶところをゲットできました。

窓ヶ山に見える岩の右上、稜線のところが白く見えていますが、あそこがタカ長の観察地点です。

このような写真を撮るチャンスもあるので、ここは写真的にはいい観察地になりそうです。

わが裏山で数を見るのなら障子岩、写真の質を考えたら立戸岩かもわかりません。

観察例が少ないので何とも言えませんが、何より有難いのはここで見るとタカが順光の中を飛んでくれることです。

逆光の方向は森なのでタカを見ることが出来ないので、タカ的に良くても悪くても順光の空を見ていることになります。

このことは目があやしくなったタカ長には有難いのですが、、、、

数を見ることが出来るかどうか、それが最大の関心事で、、、、、、、

この面ではあまり大きな期待は出来ないかなぁ、と言うのが昨日の印象です。

    

この立戸岩のすぐ下がいつも行くさくらの里で、そのさくらの里ではオオイヌノフグリの花が見ごろになっていました。

あと1ヶ月もしない間にサクラが咲き、そのサクラを見てから立戸岩に登れば花とタカを楽しむことが出来そうですが、、、

その時期わが裏山では多くのタカが飛ばないので、このような幸運はあまり期待できないようです。