タカ長のタカの渡り観察

タカが好き、山が好き、花が好き、心はいつも旅もよう。日々移ろいゆく心もようを綴るナチュラリストのつぶやきです。

健康登山のすすめ

2018年03月12日 | 日々雑感
先日県別の健康寿命が発表されました。

それによるとわが広島県は、、、、、

男性が71.97歳で27位、、、女性が73.62歳で46位になっています。何ともひどい成績です。そして、平均寿命を見ると

男性が79.06歳で女性が86.27歳になっています。

ひと言でいえばわが広島県は長寿県ですが、健康寿命で見ると下位になっているということです。

ということは、男性は7年余、女性は12.5年くらい誰かの世話になりながら人生の最後を迎えることになるわけです。

広島県人としては看過できないことです。

    

わが山グループの者は皆さん元気なので健康寿命はクリアできそうです。

ちなみに健康寿命の全国1位は、男性は山梨県で73.21歳、女性は愛知県で76.32歳になっています。

タカ長は間もなく79歳になりますが、相変わらず山歩きを続けていますから、愛知県の女性よりいい数字になっています。

この程度の数字なら私たちの仲間は皆さんクリアされるはずです。

    

それを支えているのが健康登山だと、少なくともタカ長は自分勝手に判断しています。

ハッキリ言えばタカ長の独断かも分かりませんが、客観的に判断するとしても、その判断の根拠となるような資料がないのです。そこでタカ長の独断になるのですが、、、、、、

世の中には登山関係の本は多く出版されていますし、また、登山をされている高齢者もたくさんいます。

その高齢者登山ですがタカ長からみると皆さん熱心で頑張りすぎでは??? と思うことが度々あります。

話が飛ぶようですが、その熱心さが悲劇的なかたちであらわれたのがトムラウシ山の遭難事故だとタカ長は思っています。

    

誤解してほしくないのですが、頑張りすぎないと言ってもいい加減なことをしなさいと言っているのではありません。

山に登る以上、そこがたとえ低山であっても危険はつきものです。

そのため登山の基本的なことを外してはいけません。基本的なことを押さえた上でののんびり登山が健康のためにはよい、と言っているだけです。

息を切らせて登るような運動をすれば、血中乳酸値が上がり、活性酸素が体を錆びさせるだけ、という結果になりかねません。

少なくとも、健康登山ということで考えれば、そのような登山にいいことは一つもありません。

それよりのんびり登山です。

そのようなのんびり登山を継続してきたから私たちは健康寿命をクリアできている、、、クリアできるところまできているのだと信じています。

これからもその基本と、、、そして、、、、登山のいろはだけは外さないように気をつけながら、、、

健康登山を継続して行くつもりです。

その目的地は、、、、とりあえず90歳です。