タカ長のタカの渡り観察

タカが好き、山が好き、花が好き、心はいつも旅もよう。日々移ろいゆく心もようを綴るナチュラリストのつぶやきです。

今日の観察~9月21日

2010年09月21日 | タカの渡り観察
やっと初日が出たような気分です

 長いトンネルを抜けてやっと初日を出した気分です。

 と言っても朝はいつものように絶不調。おまけに蒸し暑くてジッとしていても汗が噴出すよな嫌な天気でした。

 流れが変わったのは12時台から13時台にかけて。観察地の北側遠くで帆翔しているハチクマをカメ吉おじさんが見つけたのが火付け役になったようです。1羽か2羽だと思っていたハチクマの数が増えて十数羽になり、そのあとまた十数羽の柱が見つかり、、、、、久しぶりにチョッとパニクッた気分を味わいました。

 最初はほとんど北側ばかり飛ぶので「今日はこの方向だけ見ておけば良い」とトビ吉おじさんが言い出しましたが、そのすぐあとには南側を飛び始めて、今季初めて南側でまとまった数の渡りを記録しました。

 正面コースだけ来ない、カメ吉おじさんが嫌われているのだ、などと冗談を言っていたら観察地にすぐ東、真正面と言ってよいところを数羽のハチクマが次々現れてカメラマンは大騒ぎの状態になりました。



 何事にもスローモーなタカ長も今回だけはゲットしました。ハチクマ成長オス。カメ吉おじさんの撮った画像を見ると赤目のハチクマらしい、、、と言うことです。

 昨日散々からかわれたカメ吉おじさんも三度目の正直、今日はシッカリとした写真をものにしたようで、その興奮はしばらく続いていました。

 ハチクマ君も食事をしながら東南アジアへの長い旅をしているのでしょう。そ嚢が膨らんでいるハチクマは何かしら異様にみえて、このような写真はあまり好きではありません。



 そのハチクマは観察地の真上で帆翔してくれました。





 細かく露出補正をすることが出来ないタカ長ですが、何とかハチクマの下面の模様が出た写真を撮ることが出来ました。タカ長観察地でこのような写真を撮ったのは初めてのような気がします。

 写真の面でも初日を出した今日の観察でした。

今日の観察結果

  9月21日   晴時々曇

    観察者     ジューヤク タカ長 タカカノ トビ吉 カメ吉 ひげじい ほか
    観察時間    8:00~16:00

       ハチクマ           235
       ツミ        西向き    2
       ハイタカSP    西向き   1

  この時期としてはどちらかと言えば少ない数字ですが、それでもこれでやっと本格的なシーズンの到来を感じさせてくれました。

  明日からが楽しみですね。

関門地区の情報

  観察地    下関市火の山

  観察者     アル長
  観察時間    11:00~15:00

      ハチクマ       276
      サシバ         21
      ハイタカSP  西向き   1

  観察地    北九州市皿倉山

  観察者     ウニ  会員外のMさん
  観察時間    8:30~15:00

      ハチクマ        68
      大型不明         5
  10時50分に小倉市街地の上に61羽のタカ柱が立つ。そのあとは1羽か2羽が流れてくるだけで今日の観察を終わる。
  渡り観察の天国と地獄を味わった一日になったようです。

  下関で多く観察されたハチクマは皿倉山の南、貫山の南を飛んだのでしょう、と言うウニさんからのコメントが届いています。



今日の観察~9月20日

2010年09月20日 | タカの渡り観察
何が何だかサッパリ分からず、、、、

 わけの分からないような一日でした。

 未明、タカ長の想定していない雨。それが伏線???

 観察を始めて、、、、待てど暮らせど出ない出ない、いくら何でもおかしい、と首をひねっていたら某県の某所にいる友だちから「タカ柱がガンガン立っている」と言うメールが入りました。

 ガンガンでは数字が分からないので問い合わせたら、、、
 「十羽くらいの柱が4回くらい立ったと思いますが、総数は29羽です」と言う返信。「何、これでは計算が合わないではないか!」

 そもそもこのメールがケチの付き始め???

 と言うのは八つ当たりと言う者でしょうか?



 タカ長観察地は相変わらず暇で、ジューヤクさんはタカ長の椅子にどっかり座って舟をこぎ、、、、

 一度10羽のタカ柱が立ったのを見ても、視界が悪くてすりガラスの向こうのタカを見ているような有様、、、、、、。



 そのうち派手な雨が降ってきて全員車に避難。するとすぐに上がって陽が射して、、、。

 そのようなことが何度かあって、、、



 虹が出てきたので写真を撮って、何だかんだと喋っていたら、、、、、

              

 頭の上に突然ハチクマが現われて大慌て、一生懸命ピントを合わせようとしても合わない、、、、よく見るとレンズのへんなところに手をかけて回そうとしているのだからピントが合うはずがありません。



 やっとのことでピントリングに手をかけてハチクマに合わせたときは完全な後姿になっていました。

 そのハチクマは観察地の南側まで羽ばたいて飛んだあと、もう1羽のハチクマと帆翔を始めました。それほど遠い距離ではないのですが、、、、

 これでもタカ長など良いほうで、カメ吉おじさんはカメラを手に持っていたのに何かの弾みで設定が狂っていて写真らしい写真は撮れませんでした。その他の人も同じようなもので、唯一Mさんがシッカリした写真を撮られました。流石ですね。



 今日は終日空気がもやっていて、チョッと距離が離れるとすりガラスの向こうを見るような状態ですから、いくらタカ長カメラの性能が優れていても(本当かなぁ?)シャープな写真は撮れませんでした。

 数えてもダメ、覗いてもダメ、撮ってもダメ、、、、、ダメダメづくしの変な一日でした。

 今日も大勢の人が観察地に来られましたが、気の毒なくらい悪いことずくめの一日でした。

 これに懲りないで明日以降もお出で下さい。データ的には明日から劇的に良くなりのですが、、、、、。何が起こるかわからない渡り観察、テレンパランで能天気なタカ長も、この状態では「明日は良いことがありますよ」と言えなくなりました。

今日の観察結果

  9月20日    曇ときどき雨

    観察者    ジューヤク タカ長 トビ吉 キョージュ アサギ姫 カメ吉 コリ吉  ほか
    観察時間   8:00~17:00

       ハチクマ           23
       サシバ             1
       ツミ       西向き   1


  下関のほうから「仕事の合間にチョッと空を見たらハチクマが23羽流れてきました」と言うメールが入りました。

  タカ長観察地では大勢の観察者が9時間観察してハチクマが23。出ないときはこんなものなのですね。






今日の観察~9月19日

2010年09月19日 | タカの渡り観察
なかなかペースが上がりませんね、、、、、

 今年の渡り、大局的に見れば例年に比べて大きな変化はないようだ、と言うようなことを書きました。しかし、どこを見ても出が悪いようで、遅れ気味であると言いなおさないといけないような気がしてきました。

 タカ長は午前中、観察地の裏にある障子岩に登りました。



 障子岩からの展望です。前に見えるのが世界遺産の島、宮島です。その宮島をバックに飛ぶハチクマ、出来れば数十羽のタカ柱を撮りたくて、その下見と運動不足の解消を兼ねて登ったわけです。

 結論的に言えば、その宮島をバックにハチクマが飛びましたが1羽だけ、それも距離があって写真にはなりません。もう1羽は宮島の左を海ヌケで帆翔しましたが、これも遠くてカメラを向けることが出来ませんでした。



 今日一番近かったのがこのハチクマ。この写真でも拡大すれば成長オスであることが見てとれます。この距離のタカ柱で、そのバックが世界遺産の島、と言うのが狙いなのです。



 しかし、相手はハチクマです。事前に打ち合わせをして飛ぶコースを指定することは出来ません。思い通りの写真を撮るためには何回も通わないとダメなのでしょう。

 自然相手の写真、そうそう簡単に思い通りのものが撮れるはずがありません。



 昨日の写真が良くないので口直しにきれいな写真を紹介します。

 これならサシバであることがすぐに分かりますね。





 サシバだけでなくノスリもこの時期のタカ長観察地としては出ているようです。

今日の観察結果

  9月19日    晴

    観察者     ジューヤク トビ吉 カメ吉 キョージュ カンヌシ タカ長 ひげじい  他
    観察時間    7:00~17:00

       サシバ             3
       ハチクマ           64
       ノスリ             5
       ハイタカSP   西向き   1


  信州方面の数字が伸び始めたので明日あたりタカ長観察地も忙しくなるのではないかと期待しています。今日はそのつなぎに一日でした。それにしてもハチクマが出なくて、、、、。
  観察終了まぢかに30くらい出ました。明日に望みをつなぐ30羽と言えそうです。

  明日から忙しくなる???  そうあって欲しいものです。

関門地区の情報

  観察地     下関市火の山

  観察者      アル長 ポンタ
  観察時間     8:00~14:00

     ハチクマ        87
     ノスリ          2
     ミサゴ          1

  観察地    北九州市皿倉山
  
  観察者      ウニ  ほか
  観察時間     7:30~15:30
     
     ハチクマ         68
     チョウゲンボウ       1
     チゴハヤブサ        1
     ミサゴ           1
     大型不明          1

  今まで暗黒地帯だった関門地区の数字が見えるといろいろなことが考えられます。今シーズンはこれだけでも成果が上がった、と考えています。



        



今日の観察~9月18日

2010年09月18日 | タカの渡り観察
あぁ~残酷(?)物語、、、、

 今日の観察地。少年野球大会のため駐車場が混雑するので早朝出勤しました。

 6:40に着くとトビ吉おじさんとカメ吉さんが観察準備を終えていました。トビ吉おじさんは初めての一番乗りのはずです。

 渡りもそろそろそれらしくなるこの時期の週末、観察地にはいつものメンバーのほかにも多くの観察者がやって来ました。目の数だけは十分でしたが、、、、。

 肝心のタカはほとんど出ませんでした。渡りが本格化する時期とは言え、昨日の東の情報を見れば、誰だって三桁の渡りが期待できないことは分かっています。

 しかし、これだけの目の数をそろえて、10羽をクリアするのにこれほど苦労するとは誰も考えなかったはずです。

 おまけに天気が良くて終日快晴状態。午後になると避難する木陰は野球大会の車で占領されて、日陰を探すのに苦労する状態でした。

 フライパンの上のような観察地で、ほとんどタカの見えない快晴の空を見上げるのは、残酷物語と言わざるを得ませんね。

     

 13時30分頃突然観察地の東側からサシバが飛んで来ました。至近距離、カメラのシャッター音が快く響きました。その声につられるようにタカ長も腰を上げ、車の中のカメラケースの中にアルデジイチを取り出してシャッターを切りました。

 いつものように準備不足ですから、もちろん良い写真が撮れるわけではありません。しかし、何とかサシバであることが分かる写真をゲットできたのは、そのサシバが観察地の上をゆっくりと帆翔してくれたからです。サービス精神旺盛なサシバでした。

     

 早朝からカメラをセットしていたカメ吉おじさんも、このサシバを撮れたのですから、今日の苦労が報われたと言うことでしょう。

タカ長は所用のため早退しました。そのあとすぐ9羽とか7羽の群(?)が出て、最低限の数字を残すことが出来ました。

 このところのタカ長観察地では「タカ長がいないとタカが出る」と言うことになっているようです。今日もそのことを証明する結果になりました。

 タカ長はそろそろ引退したほうがタカ長観察地のためなのでしょうか?考えるなぁ、、、。

今日の観察結果

  9月18日(土)   快晴

    観察者    トビ吉 カメ吉 タカ長 ジューヤク キョージュ カンヌシ コリ吉 その他別グループの観察会参加者など多数
    観察時間   7:00~16:00

      サシバ            2
      ハチクマ          28
      ノスリ             1
      ハイタカSP   西向き  1

関門地区の情報

   観察地    下関市火の山
   
   観察者     アル長 若大将
   観察時間    8:00~15:00

       ハチクマ         8
       サシバ          5
       オオタカ         1
       ハイタカSP        1

  今日はどこも出ていないようですね。
  広島県東部の観察地でも、山口県宇部市から頂いた情報でも、どこも出ていないようです。
  明日からが渡り本番???
  「明日があるさ明日がある」と毎日自分に言い聞かせて観察地に通っています。


 明日も少年野球大会のためタカ長観察地の駐車場は混雑するはずです。

 観察地においでの皆さんはご注意下さい。

    


今日の渡り~9月17日

2010年09月17日 | タカの渡り観察
過去のデータは生きているようです

 今日も快晴。ほとんど無風。

 この時期二日続けて三桁を記録した記憶は無いようです。最近のタカ長は物忘れが激しいのであまり当てにならない記憶ですが、、、、。



 記憶がアテにならないときは記録です。

 これは昨年のハチクマの記録です。9月16日に初めての三桁の渡りを記録したあとは再び二桁へ下がっています。次に三桁を記録したのが9月19日になっています。最初の三桁より数字が伸びて、その後ピークに向けて上昇しています。

 細かな数字を見れば違いはあるかも分かりませんが、大きな傾向としてみれば大差はないと言えそうです。

          

 少し見難い画像ですがご容赦下さい。

 これは2002年から2009年まで8年間に記録したハチクマ23948羽の日別グラフです。

 日付は見え難いでしょうが、最初にグラフが伸びているのが9月19日です。そして最初のピークが9月21日、次のピークが9月25日です。この日が最高になったのは昨年の1447羽がきいています。

 この間の総数が1000羽を超えているのは9月19日から9月28日までの10日間です。この間がタカ長観察地のハチクマのピークになっています。

 今年の夏は異常気象といわれるほど暑かったのですが、今までのデータを見る限りそのことが影響しているとは言えないようです。つまり今年もこの間がハチクマの渡りの最盛期になる、と考えても良いのではないかということです。

 暑いにつけ、寒いにつけ、何かを理由に今年の渡りはどうなるのか、と話題にしますが、大きな流れとしてみればそのようなことには左右されないで彼らは渡っている、と言っても間違いなさそうですね。

今日の観察結果

  9月17日(金)   快晴のち晴

    観察者     ジューヤク トビ吉 カメ吉 ひげじい カンヌシ タカ長 コリ吉
    観察時間    8:00~16:00

       サシバ             2
       ハチクマ           21
       ノスリ              1
       ハイタカSP   西向き    2

関門地区の情報

   観察地     下関市火の山
   
   観察者     アル長
   観察時間    8:00~16:00

     ハチクマ         42
     サシバ           1
     ミサゴ           2

   観察地     北九州市皿倉山

   観察者     ウニ
   観察時間    7:30~16:00

     ハチクマ         58
     サシバ           5
     ミサゴ           2
     大型不明          4

  細かいことは言えませんが、昨日のタカ長観察地の結果が今日は関門地区に出たようですね。

  そのように大きな流れとしてみれば、今日あたりから東の天気が回復してきているので、在庫が補充されてきて、その結果が見えてくるのが上のグラフと同じように19日頃になりそうですね。

  この面でもデータは生きているか?

  その結果はあと数日見れば分かります。





今日の観察~9月16日

2010年09月16日 | タカの渡り観察
やっとそれらしくなったようです。実質的な初日???

 やっとそれらしい雰囲気が見えてきました。今日からが実質的な初日、みたいなものです。

 朝は快晴。渡りの雰囲気はほとんどありませんでしたが、、、、、、



 時間の経過とともに雲が出てきて、その雲がこの画面の右から左へ流れて行きました。つまり北よりの風があるということです。雲が南方向に流れていくのを見るのは今季初めてのようです。

 11時前、観察地の南西側に小さなタカ柱が立っているのをジューヤクさんが見つけました。「1,2,3,4、、、、」と数える声を聞くのも今季初めてのことです。「、、、17,18、、、あとから1羽行った、、、、」

 観察地も賑やかになりました。しかし、写真的には遠くてカメラを向けられませんでした。しかし、次にB 山方向にタカ柱が出たときはダメもとでカメラを向けました。



 シャッターを押すには押しましたが、、、、、、。

 あの青空の下のほうに少なくとも4羽は見えるはずですが、これではゴミやら何やら分かりませんね。



 午後には観察地の上で小さなタカ柱が立ちましたが、これも遠くて、白い雲をバックにしたときは何とか見えても、青空をバックに流れ始めると写真的には見えないも同然の状態でした。

 それでもまぁ何とか今季初めての三桁の渡りを記録して満足しました。



 ハチクマの飛来方向を見つめる妙齢のご婦人、ではありません。これはひげじいのいたずらです。ひげじいが「お○○」に変身したのではありません。

 100円ショップで買ってきた農作業用(もしくは園芸用)の帽子。表は黒色でしたが、裏を見るとこのような柄物になりました。タカ長観察地は女気が無くて色気が無いので、その帽子を裏返しに被ってもらい、ピンク色の椅子に座って撮影した、と言うわけです。

 タカ長観察地の姫様やお方様、そろそろお御輿を上げてお出かけ下さい。観察地には多少の女気も必要なのですよ。

今日の観察結果

  9月16日(木)   快晴のち晴

    観察者    ジューヤク タカ長 トビ吉 カメ吉 ひげじい コリ吉 アニマ ほか
    観察時間   8:00~17:00

       サシバ            2
       ハチクマ          111
       ノスリ              1
       ツミ       西向き   1
       ハイタカSP   西向き   2

関門地区の情報

   観察地       下関市火の山
   観察者       アル長
   観察時間      8:00~14:00

      サシバ        7
      ハチクマ       9


   広島を午後渡ったハチクマはまだ下関に届いていないかも分かりません。とすれば明日の午前が狙い目になります。アル長も明日に備えているようですから、期待が持てます。

   大きな群れが火の山の上を通ってくれることを願っています。



今日の観察~9月15日

2010年09月15日 | タカの渡り観察
これほど暇とは思いませんでした

 観察を始めて二週間。時期的にみても、昨日の様子を見てもそろそろ飛び始めるのではないかと期待していました。東日本の天気が安定しないので大きな渡りを期待しているわけではないのですが、しかし、10羽や20羽くらいは渡ってくれることを期待していたのです。

 カメラもデジイチを準備しました。18倍の双眼鏡もセットして、観察態勢は第二段目を迎えたと考えていたのです。が、結果は空振りでした。




 ハチクマが近くを飛んでくれなかったので、今シーズン最初のデジイチ写真はこのモズになりました。もう少し近くに止まってくれたら良かったのですが、、、、こればかりはタカ長の思い通りにはなりませんね。

今日の観察結果

  9月15日(水)   曇一時晴

    観察者    ジューヤク タカ長 トビ吉 カメ吉 ひげじい コリ吉
    観察時間   8:00~16:00

       ハチクマ           3

    以上でございます。これ以上コメントすることは何もありません。

関門地区の情報

    観察地    下関市火の山
    観察時間   9:00~16:00
    観察者    アル長 シンちゃん

       ハチクマ        10
       サシバ          4
       ノスリ          3
       ハイタカ属(東向き)   1
       ミサゴ          1

    今シーズン火の山での観察日数は8日で渡りの総数は68
    タカ長観察地の観察日数は15日で渡りの総数は69

    たった1羽の違いしかありません。
    まだまだ数字が小さいのでこの段階では何とも言えませんが、関門地区が重要地点であることを数字の上でも予感させている、と思えます。

    関門地区の観察日数を積み上げることが望まれます。関門地区の新しい仲間の活躍に期待したいものです。



       

今日の観察と山歩き

2010年09月14日 | タカの渡り観察
タカ長は山へ、トビ吉は観察地へ、、、、

 タカ長は山を歩いてきました。広島県東北部の吾妻山。流石は県北の山ですね、涼しかったです。

 私たちが吾妻山の休暇村に着いたとき山は深い霧の中でした。しかし、山登りの仕度を整えて歩き始める頃には急速に回復してきました。

 

 草原の中の道をゆっくり、ゆっくり歩いて頂上へ。今日だけは早く歩いてはいけないのです。そのためあちらの花、こちらの花を撮りながら、、、、、、



 吾妻山は花が多い山です。花の写真を撮りながら歩くことを想定してプランしていますから、普通に歩けば11時前、それも相当前に昼食を採ることになります。たまには今回のように歩いているのか止まっているのか分からないような山歩きも良いものです。

 同じ思いの仲間が多いのか、今回は16名の参加者がありました。せっせと汗をかいて登るのは私たちのグループでは人気が無いようです。



 吾妻山の花と言えばこのマツムシソウが代表格ですね。たくさん咲いていました。そしてそれらの花をたくさん撮りましたが、たくさん撮りすぎて画像処理が終わっていません。のんびり歩きながら撮った写真なので、のんびりと処理することにします。



 これはツリガネニンジンの花。このように風景の中の花を意識して撮ってみました。

 このような花を撮っている間にトビ吉おじさんに電話しました。その時点ではハチクマが3羽と言うことで、今日も一桁だろうと思って帰宅しましたが、最終的な数字は17羽まで伸びていました。少しずつそれらしくなってくるのでしょうか?

今日の観察結果

  9月14日(火)  晴

     観察者     ジューヤク トビ吉 カメ吉 コリ吉
     観察時間    8:00~16:00

       ハチクマ           17
       サシバ             3
       ツミ      西向き     2
       ハイタカSP  西向き    3

  それらしくなった、と言うことは種数も増えてきたことも意味しています。これから週末にかけて右肩上がりに????なるかどうかは神のみぞ知ることです。

関門地区の情報

  下関市の火の山ではアル長が観察しました。結果はハチクマが23でした。数字は少ないですが火の山の今季最高が出たと言うことです。まだまだこれからですから騒ぐほどのこともありませんが、、、、。

  北九州市八幡東区の皿倉山ではウニさんが観察しました。結果はハチクマが9、サシバが1でした。他に大型不明が13でした。

  小さな数字ですが出るときはどこも出るようです。関門地区は連続調査の態勢が整っているとは言えない状態ですが、その中で時間をやりくりしながら頑張ってくれています。

  関門地区の渡り情報にもご注目下さい。よろしくお願いします。

スポーツ大会の予告

 タカ長観察地のある佐伯運動公園ではこの週末少年野球大会が開かれます。そのため朝は観察地周辺が車で混雑するはずです。観察地においでの皆さんはご注意ください。



 

今日の観察~9月13日

2010年09月13日 | タカの渡り観察
まったく飛びませんでした

 本当に、本当にまったく飛びませんでした。

 空を飛んだのはトビが延べで3~4匹くらい。他にツバメは飛びましたが、、、、

 タカはまったく飛ばないので今日のコメントはナシです。東日本の天気が回復しないと渡りらしい渡りは期待できないようですね。



 タカ長社長室の前にサンショウクイがやって来てしばらく止まっていてくれました。カメラを構える時間は十分ありましたが、何となく結果が良くないのは天気のせいでしょうか?



 このサンショウクイ、タカ長を目がけて(?)飛んできて、目の前のサクラの気に止まりました。距離が近くなったので良い写真が取れても良いのですが、何故かピンボケでした。(残念)

 ノビタキもやって来ました。季節は確実にすすんでいるようです。

 朝は今季初めて北よりの風が吹いて、、、、涼しくてベストを着用しました。

 昼食時、社長室にこもっていたら、南よりの風が吹いて肌寒く感じました。「涼しい」とか「肌寒い」とか言う言葉を使うのも今季初めてですね。

今日の観察結果

  9月13日(月)    曇りのち晴

     観察者    ジューヤク タカ長 トビ吉 カメ吉 ひげじい コリ吉 
     観察時間    8:00~16:00

         タカの渡りを認めず

関門地区の情報

  下関市火の山  アル長が9時から14時まで観察してハチクマ 2でした。

  北九州市八幡東区の皿倉山でウニさんが9時から16時まで観察しました。結果はハチクマ 1です。

  西を向いても東を見てもこれと言った渡りは見られないようです。

  週末頃からそれらしくなってくる、と考えているのですが結果はどうなるでしょうか?

  最後にタカ長観察地の社長秘書を紹介します。



  なかなかの美人でしょう?しかし、この秘書はイマイチ社長になついてくれません。困った秘書です。


今日の観察~9月12日

2010年09月12日 | タカの渡り観察
逃した魚は大きい??

 今日も昨日撮り逃がしたハチクマの話題で盛り上がりました。

 あまりに近いところを、だまし討ちみたいなかたちで飛んでくれたので写真が間に合わなかったのです。

 カメ吉おじさんが撮り逃がしたやや後追いのハチクマ、そのハチクマの写真を仔細に見ると足環が付いているようないないような、、、、、。何かが付いているように見えるのですが、確信を持って付いているとは言い難いのです。

 もう少し早く、ハチクマが頭上を飛んでいるところを撮っていたら、足環が付いているところがバッチリと見えて、タカ長観察地の一つの記録になっていたのに、、、、残念でした。



 今朝の観察地。秋らしい空とはお世辞にも言えませんが、適当に雲もあって観察には適した空でした。



 上の写真のA山もこのB山もはっきり見えて、、、、、



 ジューヤクさんは花に水をやり、、、、観察地に打ち水をして、、、、

 観察態勢はバッチリでしたが、時間の経過とともに雲が低くなり、ハチクマが帆翔すると雲の中に消えていく有様でした。これでは少し上を飛ばれたら何も見えないでしょう。

 そのことと関係するのかどうかは分かりませんが、今日の渡りは午前型でした。(と言うほどの数字は記録できていませんが、、、、、)

今日の観察結果

  9月12日     晴のち曇

     観察者    ジューヤク タカ長 トビ吉 カメ吉 ガミーネ カンヌシ コリ吉 ひげじい
     観察時間    8:00~16:00

         ハチクマ           8

  東も西も天気が悪いようですから飛ばないのでしょう。

  もう少しお待ち下さい。あと一週間すればバンバン飛び始めるはずです。

関門地区の情報

  下関の火の山ではアル長たちが観察しました。
  観察時間は9時から15時で結果はハチクマが1羽でした。

  北九州市八幡東区の皿倉山ではウニさんが観察しました。
  観察時間は8時から14時まででタカの渡りを認めずでした。

  山頂の気温は23℃で、快適だったようですが雨が降り始めたので早めの撤収になったようです。

 今日はどこも悪かったようですね。明日以降を期待しましょう。



 ジューヤクさんが丹精こめて育てている花を紹介して終わりとします。観察地の下のスーパーで買ったもので、どこかから失敬してきたものではありませんよ。