タカ長のタカの渡り観察

タカが好き、山が好き、花が好き、心はいつも旅もよう。日々移ろいゆく心もようを綴るナチュラリストのつぶやきです。

佐木島の山旅から~5

2018年04月05日 | 山歩きから
広島県三原市の佐木島のアルペンルートを歩いています。

    

展望地で15分の昼食タイムをとったあと狗山を目指して出発しました。

今年は戌年なので「犬」の字がある山を登ることを考えているのですが、、、、

佐木島に狗山(いぬやま)という山があることは知りませんでした。思わぬかたちで戌年の山をゲットすることになります。

    

「狗」という字を漢和辞典でみると「愛玩用のこいぬ」と書かれています。

目指す狗山は標高256mの低山ですから、愛玩用のこいぬという字が適切なのかも分かりませんね。

その狗山へは平凡な道が続きます。

    

アップダウンもあって、、、ここが三古志峠かと思ったら、、、その峠はその先で、、、、

気分的には三古志峠までがずいぶん遠く感じました。

    

アップダウンをくり返してコースが左に90度くらい曲がり、特徴ある木のそばを下がって行くと、、、

やっとのことで三古志峠に着きました。

    

ガイドブックにも紹介されている峠ですが、ここはそのままパスします。

そこから尾根道に上がり、しばらく行くと、、、、

    

鷺港方面の展望が開けてきました。

ときどきふり返ってこのような写真を撮りながら進むと、、、

細長い峰につきました。これと言った特徴のないその高みが狗山の山頂でした。

ここで2回目の昼食です。

時計で確認するとほぼコースタイム通りに歩いているのですが、感覚的にはずいぶん長く歩いたような気がしました。

            

昼食のあと記念撮影をして大平山に向けて出発です。

   

古い写真~2

2018年04月04日 | 山歩きから
今日も晴れました。天気予報を見ると午後には傘マークが出ていますが、そのような予報がウソみたいな晴れです。

今朝は近くのクリニックに行って来ました。今回の入院騒ぎの発端になったクリニックです。

これまでの総合病院から転院して、これからはこのクリニックで薬をもらうことになります。

薬をもらうためには当然診察を受けることになります。

と言うことは、これからは毎月チェックしながら山歩きを継続することになるということですから、何もしない元気な人よりは安心だとも言えそうです。

    

信州小海線の野辺山駅前に立つ若き日のタカ長です。

テントを持って菅平高原あたりを放浪したあとやって来ました。ここで途中下車したのは、野辺山駅が日本で最高所にある駅であり、その近くに国鉄(当時)の最高点があったからです。

野辺山駅をほんの少しだけ離れると、そこは何もない世界でした。

    

アルバムに書いたコメントを見ると、、

近くの野辺山山荘に泊まるつもりだったが、あまり雰囲気が良くない所だったの駅の近くにテントを張った、、、

というようなことを書いていました。そのような記憶は残っていませんが、、、、

タカカノの背負ったキスリングの大きかったことは記憶にあります。このときは旅の終わりで、キスリングは小さくなっていますが、旅の初めは、後ろから見ると担いだ人の頭は見えませんでした。そのようなキスリングを担いで放浪していたわけです。

キスリングといえば「片桐」のモノが最高でしたが、その時はまだ手に入れていなかったのかも?

タカ長も何個かのキスリングを、安物買いの銭失いして、、、最後は「片桐」にゆきつきました。その「片桐」はウソみたいに担ぎやすかったですが、タカ長の収入からみるととても高価でした。しかし、それだけの出費をしても許せるほど良いものでした。

    

その日はあまりよい天気ではありませんでしたが、雲の切れ間からときどき、赤岳など八ヶ岳の峰がを見ることが出来ました。

雪をいただいた高山は素敵ですが、タカ長たちは信州の高原を放浪するのが似合っているようで、好きでした。

    

ネットから借用した野辺山駅の画像ですが、、、、、

この写真を見るといまの野辺山高原の様子が何となく想像できます。

あの写真を撮ってから30年以上たって、八ヶ岳山麓を鳥見しながらドライブしたことがあります。その時、、、、

野辺山高原や清里高原の変わりように戸惑った記憶があります。

それからあのあたりには行っていません。今ではものすごく変わっているはずですから、、、、

このような野辺山高原を知っているものとしては、いまさら行く気にはなれません。ひなびた風景はそのまま心の中に残しておく方が良さそうです。

        

その時の切符をアルバムに貼っていました。

信州まで1500円といえば、いまの感覚ではずいぶん安く感じますが、当時の給料からみたら安いものではありません。

このようなものも今となっては懐かしいですね。




最高の花見

2018年04月03日 | 日々雑感
    

団地のサクラもいまが見頃、風が吹くと散り始めました。

今日も天気は最高、、、そのようななかで山グループの花見をしました。

    

会場は佐伯運動公園の一角です。

その会場に簡易テントを持ちこんで日陰をつくりました。気温も上がり、太陽のもとでは花見も出来ない状態になっているからです。

    

そのテントのそばにも満開のサクラがあります。

風が吹くと時々サクラの花びらがテントの下にも舞い込んできます。時には酒の上にサクラの花びら。

その酒の中のナンバーワンは、、、、、

    

この「鷹長」です。ネットでも購入が難しくて、関西の鳥友に尽力してもらい、やっとのことで手に入れることが出来た酒です。

その「鷹長」が話題の中心、、、、、と言うことにして下さい。

    

皆で飲みまわしました。今日だけは「獺祭」よりは「鷹長」ということです。

それにしても今日の花見、すべてが最高でした。

満開のサクラと花見をピタリと合わせるのは案外難しいのです。花が咲いたのを見て行くのは簡単でしょうが、私たちの予定は何ヶ月か前に決めているのです。

そのような決め方で花も天気も最高、という結果になったのですから、ここは平素の行いが良かったということにしておきましょう。

    

例年より早いサクラですが、さくらの里のサクラはこれから咲きます。

県北に行けば有名なサクラを見ることも出来ます。その意味ではまだまだ花見の季節が続くのですが、、、、

今年はあちらこちらで満開のサクラを見たので、、、、いささか食傷気味、、、、とは言いませんが、、、、

十分に満足しているタカ長です。



佐木島の山旅から~4

2018年04月03日 | 山歩きから
    

初めて訪ねた佐木島の山旅、昨日紹介したアスファルト道をしばらく歩くと右側に行く登山道がありました。

おしゃべりに夢中になっていたら通り過ごしてしまいそな径です。しかし、タカ長たちは難なくその道を見つけて登山開始です。

この山に限ったことではありませんが、初めて行くマイナーな山は登山口を見つけ、登山道に入るのがひと仕事です。

山道に入ってしまえばこちらのもの、そこから先は登山経験が生きてきます。

よほどややこしい径でない限り迷うことはありません、、、、といえるくらいの自信はありますが、、、、

地図にも載っていない登山道にたどり着くのは、少なくともタカ長には「楽勝」ではないのです。

    

尾根に向かって登り始めると行者堂がありました。

しかし、それがどのようなものかタカ長には分かりません。

    

そこを過ぎると竹林の中を歩くようになりました。

コースはシッカリしていて、指道標も完備しているので不安なく歩くことが出来ました。

ところどころ岩がゴツゴツしているところを登り尾根に出ます。ツツジが咲いていました。

    

    

所々にはこのように大きな案内がありました。

尾根に出ると少しずつ展望も開けてきます。

    

樹間に見えているのはヤマザクラでしょうか?それとも、、、、、何もわからないタカ長に深く聞かないで下さい。

    

ここからすぐ先に「アルペンルート展望台」と書かれた展望地がありました。

露岩もあります。まだ11時になっていませんでしたが、早朝出発したタカ長たちは空腹をおぼえ、、

    

ここで短時間の休憩、、、、、タカ長はコンビニ弁当を半分食べることにしました。

コースタイムからみると狗山(いぬやま)まで行けそうでしたが、空腹にはかてませんでした。

というか、、、このコースはある程度骨のあるルートであることは分かっていたので、空腹をおして歩くことは良くないと思ったのです。

    

もちろん皆さんも休憩、、、、第1回目の昼食です。

いつもはのんびり屋のタカ長もここではテキパキと行動(?)して、、、、

    

休憩と昼食と写真撮影で15分、、、、体のエンジンが冷える前に狗山に向けて出発しました。

いくら時間的な余裕があるからと言っても、長時間の休憩をとったり、、、たびたび休んでいると体が冷えてしまいます。

体が冷えることを嫌うタカ長には、不案内なコースを歩くときには長時間の休憩はありません。

そのよう意味の第1回目の昼食タイムは15分でした。

これでは、、、今はやりの「モグモグタイム」より短かったかも分かりませんね。

何となくさぎしまアルペンルートの案内文を書いているようですが、これは公式なものではありません。タカ長のたんなるつぶやき、写真も順番をおって貼りつけるとは限りません。そのことをお含みのうえご覧ください。
このコースの大体の様子が分かる程度には書くつもりです。





佐木島の山旅から~3

2018年04月02日 | 山歩きから
昨日のファミリー登山は好天に恵まれ山頂でのんびりとした時間を過ごすことができました。

そのとき、渡り個体だと思われるサシバを1羽確認しました。しかし、カメラは3倍のコンデジだけ、これでは手も足も出ません。

タカ長もそろそろ例のキャノンを持ち歩かないといけないようです。

    

3月30日の佐木島の山旅、鷺港に近い公園で満開のサクラを楽しんだあと地図を頼りにアルペンルートの登山口に向かいました。

広い通りを歩いているとご覧のような看板、映画にうといタカ長には「裸の島」と言われても、そのような映画があったような気がする、という程度の認識しかありません。

しかし、新藤兼人はおらが町出身の有名人です。それなら、、、この看板にしたがって、、、、

    

どう見ても普通の民家としか見えない家の庭に入って行きました。声をかけても返事なし、人は誰もいないようでした。

    

    

庭にはこのようなものがありました。

鷺港でもらった「さぎしまウォーキングガイド」にも紹介されていないものを見せてもらってお得感を味わうことができました。

    

そこからしばらく歩くとアルペンルートの案内表示がありました。

そのあたりから先を見ると人家の屋根の上に何やら巨木が見えました。そのようなものを見ると、ここでも道草をしないといけません。

その巨木に近づいてみると、、、

    

そこは比呂神社で、それはクスノキの巨木でした。

    

    

その神社に参拝、、、ここでも道草です。

何しろ時間はあり余るほどあるのですから少々の道草などまったく問題になりません。

いくら急いで歩いても三原に帰る船は16:56しかないのですからジタバタしても仕方ないのです。

このような山旅は腹が決まって気持ちに迷いがなくなるのでたまにはいいものです。

    

鷺港に着いてあちらこちらで道草をして、やっとのことで登山口に向かいます。

この先から右に向けて登山道がありました。






ワンちゃんと一緒に

2018年04月01日 | 山歩きから
    

4月のファミリー登山は広島駅の東、JR海田駅の裏にある日の浦山です。

この軌跡の右端のほうが日の浦山です。gpsロガーのスイッチを切るのを忘れたので軌跡は広島駅の近くまで伸びています。

市街地にある低山ですが、山頂からの展望が良くて、広島では人気の山です。

    

今日の参加者は22名と1匹。考えてみれば、、、、いや、愛犬家にとっては考えるまでもなくワンちゃんも立派なファミリーですね。

その22名と1匹は海田駅から車道を歩いて「海田ふるさと館」を目指します。

    

目指すはあの峰です。

町の人家にも花が咲いています。文字通りの春本番です。

    

海田ふるさと館の前のサクラも満開です。

ここでトイレを借りて休憩、、、、そして、、、

    

ふるさと館の裏にありクスノキの巨木や、、、

写真には写っていませんが古墳を見たり、、、、少しのびりしたあと、、、、、

    

観光モードから登山モードに切り替えてもらって登山開始です。

途中にはワラビも出ていて、何名かの人が採っていました。

山としては低山ですが、一気に気温が上がって、高さのわりにはきつい登りが続きます。

    

タカ長たちよりきつかったのがワンちゃん、、、小さな沢の小さな流れの中に座りこんで体を冷やしています。

ワンちゃんもこれだけ多くの人たちと歩くことはないはずで、張り切り過ぎていたのかなぁ???

   

稜線まで登って休憩、、、、ワンちゃんは水をがぶ飲みです。

このワンちゃんは1歳で、いろいろなことに興味津々、、、、そのため余計に疲れるのかも分かりませんね。

犬を飼った経験のないタカ長にはそのあたりの事情は分かりませんが、何となくそのように感じました。

    

特にトラブルもなく全員山頂に到着しました。

ワンちゃんは子どもたちにも人気です。子どもたちや参加者に遊んでもらって、飼い主さんは近くで見守っているだけでした。

このようにワンちゃんと一緒の登山はこれまで経験していませんが、、、、

ファミリー登山のように時間的な余裕がある登山はワンちゃんとの登山も面白いですね。

    

山頂で昼食、、、そしてのんびりタイム。

展望の良い山頂ですが、風景は春霞状態で、遠くの山を見るには厳しい天気でした。

その代わり関心を集めていたのが、双眼鏡なら見ることが出来るマツダズームズーム球場です。

まだ試合が始まる時間ではありませんでしたが、パフォーマンス席が何とかかんとか騒がしいこと、、、、、。



そして子ども関心は眼下を走る新幹線でした。 

山頂からは新幹線の屋根を見下ろすようになるのですが、鉄道ファンの一年生は詳しくてタカ長がいろいろレクチャーを受けました。

そのようなことが出来るのも気候が良くなったからですね。

このファミリー登山も実質4回目、先ずは順調にすべりだしたようです。

佐木島の山旅から~2

2018年04月01日 | 山歩きから
4月1日はファミリー登山で小さな山に登ります。帰宅してブログの更新が出来ないほどの山ではありませんが、3月31日は休養日でヒマなので佐木島の記事を予約投稿します。

    

佐木島に行くのはJR三原駅からが便利です。駅から徒歩5分で三原港に行くことが出来ます。

三原港には駐車場がないみたいで、車で行く人は港の近くで駐車場を探すことになるようです。

そのような事情なのでタカ長たちはJRを利用して行ったわけです。

    

昨日も紹介したようにフェリーは鷺港のそばの「港の丘公園」を目指して行きます。

サクラの上に見えているのが大平山(たいへいざん)268メートルでしょうか?

この天気そして穏やかな海、このような日の瀬戸内海の船旅は最高です。25分ではなくて、、、、もう少し長い旅をしたくなります。

    

そのようにして行った「港の丘公園」でのんびりしました。

その丘の上から、これから歩くアルペンルートの山なみが見えます。

    

hiroshi君は動画撮影に夢中です。

鷺港の近くの公園でサクラを見ることが出来る、ということは事前に調べていましたが、実際に行ってみると想定以上でした。

花の時期がピタリと合ったからでしょう。

    

タカ長たちが歩く予定の「さぎしまアルペンルート」は中級車向きのコースとして紹介されています。(三原山歩きguide・三原観光協会)

しかし、実際に歩いてみると、少なくともタカ長たち後期高齢者にとっては「健脚向き」のコースと言ったほうが良いように思われました。


    

この公園は低くて小さな公園です。誰でも行ける公園ですが展望も楽しむことが出来ました。

遠くに「しまなみ海道」の橋脚も見えました。

この佐木島は周囲12㎞の小さな島です。人口は730名(2016年9月30日現在)です。ついでに言えば、佐木島のそばの小佐木島には5名しか人が住んでいないそうです。

そのような島ですが、気候はおだやか、山登りをされない人は島一周のウォーキングにトライするとか、レンタサイクルで一周すれば楽しい一日を過ごすことが出来そうです。