2008年5月の本ページの記事から。
下記は2年前に書いた本ページの記事です。この年は北京オリンピックでしたが、世界中で聖火リレーのトラブルが発生しました。
★天皇陛下は胡錦濤の為に宮中晩餐会を開催。(2008年5月)
この中国という国は、油断がならない。
また、中国共産党の指導者たちは、仁もなければ義もない。
文化大革命において孔子を徹底的に批判、そして知識層の人たちは労働者の敵であると自己批判させた。(自己批判しなければ投獄されるか、共産党の紅衛兵に打ち殺された)。
さらに再教育と称して山奥へ追放され、財産は没収された。そういう毛沢東の文革において中国の伝統は根底から破壊されてしまったのではないか。
一方、今から溯ること10年前、主席の江沢民が来日した際、江は宮中で演説を行ったのだが、天皇陛下を前にして、何と中国語で日本の悪口を言い募ったのだ。
さらに、2007年来日した首相の温家宝が日本の国会で演説をしたのだが、事前打ち合わせで決まっていた文章を読まず、中国語で日本に対する罵詈雑言を演説した。
中国語が理解できない満場の日本の国会議員たちは、温に対して万雷の拍手を送り、当時の参院議長であった扇千影は答礼として、「温家宝首相の演説は大変素晴らしいものでした」と、本会議壇上で褒め称えたのだが、後で事の真相を知ってホゾを噛んだそうな。
★胡錦濤(コキントウ)。
羽田に着いてタラップを降りる際、大勢の中国人が赤い旗を振って叫ぶように歓呼の声を上げていた。「ハイル・ヒットラー」とでも連呼しているように聞こえたのは、よその国に来て何とも騒々しい礼儀を知らない人達だ。
日中友好というが、どう考えても言論の自由がない、民主選挙がない、一切の中国政府への批判は許さない共産党独裁国家の中国と日本は仲良くできるのか大いに疑問だ。
長野聖火リレーを成功だったと称賛する中国、あれが本当に成功だと言うなら、豚にでも食われた方がいい。
長野市民は五星紅旗と警察のものものしい警備に怯え、花壇を屋内に隠し、家の中に閉じこもっていたのだ。
また、田原総一郎が、北京オリンピックの中国人委員長に、「日本人が金メダルを取ってもブーイングは起きないでしょうね」 と聞いたのは、日中の状況を表している。
そういう質問を発しなければならない国でオリンピックが開催されようとしているのだ。
中国の学校で徹底的な愛国・反日教育を子供に叩き込む中国、南京を始めとして中国各地に抗日博物館を拡充している中国。それに対して毎年1500億円ものカネを中国にODAの経済援助を行っている日本。
しかし、その見返りにか、中国の核弾頭ミサイルは首都・東京に照準をつけている。
こういう中で日中友好の推進とは本当に腹立たしい。近い将来、日本と中国の間で暴発が起きるとするのは、あながち空想の世界ではあるまい。
さて、我々は胡錦濤を歓迎しない。しかし遠方から来たのだから、出来る限りの、もてなしはしたらいい。 それが日本人の礼儀と仁義だ。
★パンダ。
胡錦濤は1989年、共産党書記としてチベットを支配するエリートとしてトップに立ち、チベットに戒厳令を敷いた。そしてチベット独立運動を血の弾圧で押さえ込んだ張本人であった。ところが愛くるしいパンダの原産はチベットなのだが。
★
日本の総理経験者である中曽根康弘、宮沢喜一らは胡錦濤との朝食会を開いた。
しかし小泉さんはその招待を断った。
何でも、靖国参拝と教科書問題で中国から内政干渉を受けたことに対する抗議だそうな。アッパレ小泉さん。
(ムラマサ、鋭く一閃)