★日韓サッカー。(한국은 원숭이의 나라입니까)
パスワークの日本、瞬発力の韓国、というのが正しい分析ではないか。
これは従来からの武器でもあり、裏返しの弱点でもある。
選手としては本田が傑出していた。ヨーロッパクラスというか、シュート力、ドリブルの切り返し、インに切れ込む瞬発力、どれを取っても素晴らしかった。南アのWCより切れが増した。これで本田は真のエースになった。日本にとって大きな収穫だ。
終盤、日本のゴール前の鋭い攻撃に韓国はハンドを使ったが、ウズベキの主審は反則を取らなかった。いつもの「疑惑の判定」だな。反則を取れば、日本のPKだった。
そして韓国の頭突き攻撃はひどい。韓国には頭突き攻撃の指令が出ていたとしか思えない。開始早々のゴール前、駒野がディフェンスでジャンプした際、韓国から遅れた頭突きを受け失神、そのまま落下して右腕を捻り負傷退場した。気を失い落下したから、右腕をかばいきれなかった。結果は上腕骨骨折だという。
もう一人、日本人選手が頭突き攻撃をやられたが、スローで見ると、明らかに狙っていた。こういう反則は証明が困難だから、韓国の狡さが際立った。
ジャンプした際、相手が故意に頭突きをしようとした場合、受ける方は瞬間的な速さの中で防御することになるから、避けることは不可能だ。やる方は、自分の強い部分(前額部)を当てるから、自身のダメージは最小に抑えられる。それだけ韓国は悪質だ。
さて韓国サポーターたちは、「日本征伐」、「日本沈没」と書いた大きな旗を振っていたが、これが韓国の親善試合であり、フレンドシップというのだから、猿の国と試合をするようなものだ。(한국은 원숭이의 나라입니까)
★国会論戦(10・12)
石原伸晃。
この人に限らず、最近の自民党、民主党の議員は「そうでございます」言葉が多い。
こういう言葉はセレブ・マダムが使うもので、議員が使うと嫌味か慇懃無礼になる。
単に「〜です」で充分なのだ。
石原さん、菅直人に向かって、「中国人船長の逮捕の時系列」を問い質していたが、そこに何か矛盾があっても、余り意味はない。
そして、「ネットではブレ菅」と言われていると揶揄したが、ネットを引き合いに出すなら、「薄らバカ」とか「スッカラ菅」と呼ばれていると面罵した方が100倍いいと思うぞ。
石原伸晃の追及は、全体的に準備不足だった。
追及すべき課題は、「日中の戦略的互恵関係の意味」、「フジタ社員の拉致」、「ノーベル平和賞と言論封殺」、「レアアース輸出のサボタージュとWTO提訴」などなど、突っ込み所は満載なのだが、甘いというより、戦闘意欲ゼロ、やはり世襲お坊ちゃまの腰砕けだ。
しかしながら、小沢一郎の国会証人喚問を突きつけたのはヒット。民主党のアキレス腱を執拗にいたぶるのも悪くはない。
★石破茂。
石原の次は、この人。
いつも持って回った言い方をして、得意然とする石破。まるで三流歌舞伎役者。
ブラッセルでの菅温・廊下立ち話について、「英語通訳では中国の言い方が分からない、なぜ中国語通訳を帯同しなかったのか」と菅を攻めたが、石破の言うことはおかしい。国際外交は第三国の言語である英語を使って何の問題もない。
そもそも何語を使ったかということではなく、何を発言したかという、その核心部分だ。
さらに石破は国際外交を、「自分だけ良ければ善いというものじゃないさ」と、のたまったが、国際外交、特に中国と話をするときは、自分だけの利益を考えても、やっと3割くらいが関の山というもの。それだけ中国はしたたかであるし、日本は底抜けにお人好しということ。これは江戸時代の鎖国文化の繁栄の遺伝子だろうと思う。それに対して中国は、異民族同士の血で血を洗う争闘の遺伝子を引き継いでいる、その差異であろう。
また石破は、「人間誰でも、間違いはあるさ」、だから菅政権が中国人船長の逮捕、釈放という致命的な過ちを犯しても、許してやると述べた。だったら石破さん、今日にでも民主党に入党した方がいいと思うぞ。
最後に石破、尖閣の実効支配に触れた。ここで自衛隊の魚釣島への駐屯を菅直人に迫るのかと思いきや、海自の増強を述べたのは、残念を通り越して、愚純を絵に描いたような人だと痛感した次第だ。
★最後は河野太郎。
弁舌は良い。民主党の嘘八百、「天下りの根絶」から「天下り保証」を法的にも、実務的にも舵を切った。この問題の本質は、渡りの退職金泥棒、個室秘書付きお茶のみ高給、送り迎えは黒塗りハイヤーなどなどの、官僚腐敗にあるのだが、追求が甘い。仙谷から「官僚役人の生首を切れといわれても、彼らも生活がありますからね」という理屈に引っ張り込まれたら、問題の本質を見失う。
官僚の天下りには総額12兆円のひも付き持参金が付いているということを忘れては困る。
★国家戦略局と大臣。
河野は国家戦略局の存在意義を仙谷に問い糺した。
この問題の本質は、鳩山が総理になった時、菅と仙谷の処遇に困ったというのが出発点なのだ。だから国家戦略室を内閣府の古いビルに形だけ作り、菅と仙谷を封印した。本来なら、官邸に部屋を設けるべきだったが、それは小沢一郎の意を受けた官房長官の平野が阻止した。官房長官になった仙谷はそれを逆手にとって、国家戦略大臣は内閣府の特命相であり、官邸のラインではないと、明確に昨日述べた。
つまり官房長官ラインが国家戦略の要であり、戦略大臣などは官邸の使い走りに過ぎぬということを明確にした。
★片山善博。
昨日、予算委の答弁で、危ない元国家公安委員長の中井洽に公衆の面前で注意された。というのは河野太郎の天下り(裏下り)問題の質問で、片山さんは、事実上、天下り、裏下りがあることを示唆したからだ。それに対して、中井が片山を呼びとめ注意した。代わって河野は顔を赤くして中井に抗議したが、民主党などはこんなもの。
司会役が、失言でもない総務大臣の発言を公然と注意するのだから、民主党というのは言論封殺の党だな。
北海道5区補選、民主党は国交省官僚出が立候補したが、民主党に敗残の涙を流させる。対する町村も情けないが、まあ、仕方がないな。
(ムラマサ、鋭く斬る)