★海老蔵。
海老蔵が「誠意」を見せたそうな。
誠意の代償は3千万円か。
伊藤リオンなる黒いチンパンジーのバナナ代としては、ちと高いが、海老蔵としても闇の勢力にからまれて、黒い交際がもっと具体的に明らかになる方が怖い。
白い粉はコーヒーに入れる角砂糖ばかりでもあるまい。
顔の内部破壊は身から出た錆だが、心の傷は目に見えない分、トラウマが怖い。
酒を飲めば、フラッシュバックが起きるのではないか。
バルビゾンの非常階段で待ち伏せされ、ストライカーキックの連打、血潮が飛び、そして命からがら追いかけられた恐怖の魔手、「夜、出かけるのをおやめなさい」。
★菅直人。
菅直人は事実上、終わったのだろう。
今の状況、エンスト状態で、惰性で滑空している飛行機のようなものだ。だからダッチロールの制御不能に陥っている。
姥桜の立ち枯れにまで連立を拒否されて、大恥をかいた菅直人と仙谷、何も決められない菅民主党。
さて、民主党の連戦連敗が止まらない。26日の西東京市議選、民主党は7人の公認候補を擁立したが、当選はたった3人、しかも現職4人が落選した。しかもかろうじて得た3議席は、当選者の下位にとどまった。
伸子夫人やレンホーまで応援に入ったが、全く効果なし。
代わって台頭したのが「みんなの党」、候補者3人が全員当選し、政権与党の民主党と同じになった。しかも「み党」新人の石田しこうは、菅直人を師と仰ぐ菅直系スタッフで、いったん民主党に公認申請したが民主党を見限り、「み党」で当選した。
何でも民主党の幹部は候補者に対し、ポスターに載せる民主党のロゴマークを小さくするよう指導しているというから、お笑いだな。
★仙谷由人。
昨日、仙谷について述べたが、少し補足をしたい。
この人、ご存知のように社会党時代が長かった。社会党内では反主流の論客であった。そういう中、自民党に対する、あるいは社会党内の権力闘争を経て、仙谷が培ったものは、「詭弁術の練磨」と「あげつらい」ということではなかったか。
政敵の言葉尻や論理矛盾を突いて、追い詰めていく。そういう術には磨きがかかったが、国家経営の大局もビジョンも何も醸成してこなかった。
「百年、兵を養うは、この一戦の為なりき」という覚悟とビジョンを意味する箴言があるが、仙谷の場合、「百年、無駄飯を食って、法匪に堕す」。
(ムラマサ、鋭く斬る)