★菅直人。
今の日本の政治というのは国会の質疑を通して、総理の識見、人格が透けて見え、そして息使いの震えまで伝わるから、ある意味、恐ろしい。
さて、昨日(7・21)の参院で、菅直人は野党から集中砲火を浴びた。
何を聞かれても菅はまともに答えず、はぐらかす、木で鼻をくくった同じ答弁を繰り返す、国民が聞きたいと思う重要な質問には一切答えなかった。
こういう奴を愚図と呼ぶ。
ああいう質疑なら、議論の意味はないな。
脱原発について菅は、「これからの議論」と逃げるばかり、「個人の思い」と語った脱原発依存について何のビジョンも示さなかったのは、総理失格というより人間失格だ。
一方の海江田万理、自民党の質問に「総理は鴻毛より軽い」と、自身の新聞発言を追認したのは、よほど菅直人に腹が立っているのだろう。そして海江田の左の掌には「忍」の字が書き込まれていた。
最後に、自民党の山谷えり子は各大臣を指名し、日本の国旗国歌法案に反対した言い訳を聞いた。ろくでもない言い訳に終始したのは、菅直人、枝野幸男、海江田万理、江田五月、大畠ナントカらの反日勢力。
★菅直人と原発輸出。
菅は先日、官邸で脱原発依存を訴えた訳だが、その翌日にはトルコのエルドアン首相宛に、「トルコへの原発輸出を進めたい」という親書を送っていたという。
トルコとは昨年来、日本製原発輸出を交渉しているのだが、官邸で脱原発依存を発表しておきながら、その翌日には原発推進の親書を送っているのだから、菅直人なる輩は精神分裂症だな。
悪魔のエネルギーをベトナムやトルコへ輸出するなど、狂気の沙汰だ。
その前にやるべきことは、福島原発の収束であるが、その現実はトラブルシュートからはほど遠い。そして今、福島市や郡山市の児童は放射能汚染の恐怖から遠方への転校が続出しているという。
★菅直人と朝鮮。
朝鮮の闇の勢力との連携とな。
国民の税金である政党助成金から、何と1億2000万円を日本に存在する北朝鮮の組織に献金していたという。さらには菅や鳩山由紀夫、民主党の国会議員や地方議員から北朝鮮系の政治団体への献金は、総額2億496万円に上るという。
昨日の参院でも追及された菅直人の弁解は、「そういう団体とは知らなかった」と、繰り返したが、菅自身もその団体の機関紙に連帯文を寄稿し、一緒に写真を撮り、その献金が2億円を超えるというのに、「知らなかった」という言い訳は、国民をバカにしている。それらは我々の血税だぞ。
菅直人は1995年3月に北朝鮮の平壌に行ったことがあるのだが、その際には、対日工作を仕切っていた北朝鮮の諜報部長であったキムから、菅はもてなしを受け、プレゼントを受け取っていることも分かっている。
★前原誠司の原発。
これから20年かけて、脱原発を進めるという。
20年かけるということは、「脱原発はやらない」ということだな。
その前に、朝鮮キムチからの政治献金問題は終わっていないぞ。
★自民党と谷垣禎一。
7月20日、自民党は政策を発表した。
それによると、「既存原発の稼働維持」、「消費税10%」、「非核2・5原則」とな。
非核2・5というのは、米軍が核を日本に持ち込むのは容認するという。
実態として米軍は、原潜に核弾頭を装備しているのだから、日本へは当然に持ち込んでいる。敵性国家である中国、北朝鮮、ロシアを牽制する意味において、米軍の核保有は軍事的に必要であると、本ページは支持する。
しかし、「原発の稼働維持」というのは駄目だな。
原発など即刻止めても何の問題も起きないぞ。大企業の自家発電(火力やソーラー)を買うだけでも現状、賄えるし、休んでいる残り50%の火力発電を再稼動させれば、現状より30%余剰が増える。
原発を推進する自民党など何の魅力もない。
さらには消費税10%を訴えるならば、英国のように一般食料品を消費税ゼロにすべきだ。そして英国の医療費は原則無料である訳だし、さらにはフランス、イタリアを除く欧米の高速道路は無料だぞ。
(ムラマサ、鋭く斬る)