★五百旗頭・真(いおきべ・まこと)。
昨晩(7・15)、古館の報道ステに出た。
冒頭に(いおきべ)は、津波では2万人が死んだが、放射能では一人も死んでいないと抜かしていたが、ろくでもない奴だな。
放射能被曝による病気の発症は、1年、3年、5年、10年後の、これからが本番であり、ガンによる死亡、あるいは死に至らなくても深刻な健康被害は軽く100万人を超えると見られる。
(いおきべ)は、強烈な親中国の反日政治史学者であるにも関わらず、日本の防衛大の校長だというのだから、日本は愚鈍なお人好し国家だ。
さて、復興について古館は、カネ財源は後でいいから、まず瓦礫を片付けたらどうかと、(いおきべ)に迫ったが、(いおきべ)はまず増税が必要だ、その法律を通すことが先決だと言い切った。
増税は国会議員が決めること。お前の仕事ではない。
★唐木英明 (東大の名誉教授)。
政府の食品安全委員であった、東大・農学部卒の獣医師。
昨晩のNHKに出て、「セシウム牛を食べたからといって、すぐに怖がることはない」。
おいおい、セシウムが人間の体内に入ったら、体内から放射線を出し続け、原爆症を発症させる。
「すぐに怖がることはない」ということは、3年後には怖いということか。
★小出先生の今日のコメント。
「原発は総発電量の2割程度にしか過ぎないため、原発を停止しても、止っている火力発電が稼働すれば、原発分を充分に賄え、さらに3割の余力を残す」。
★欧米の原発。
米国でも欧州でも、原発の合計数は1970年代をピークに低下しており、原発は30年前には斜陽に入っている。
原発の大事故が起きる可能性についてどんなに対策を講じたとしても、事故が起こる可能性はゼロにはできない。そして事故が起きてしまえば、途方もない被害が出る。事故が起きなかったとしても原発で生み出された放射性物質は毒性を持ち続ける。
そういうリスクは選択すべきではないというのが欧米の考え方だ。
(小出先生の発言から)
★フクシマの被害。
チェルノブイリ以上になると思います。まだ事故は収束の目処が立っていませんし、非常に毒性の強いプルトニウムが放出されています。どれだけの量の放射性物質が海に流れ込んだのか、そしてそれはどこへ向かっているのかについて、まったくわからない状態です。
また、日本では飲料水は山で採集されています。山が放射性物質を含んだ雲の拡散をせき止め、放射性物質は山や海沿いの狭い地域に溜まっています。
9ヶ月で事故処理すると政府は言っていますが、まったく馬鹿げています。そんなことは空約束に過ぎません。
(小出先生の発言)
★福島原発の汚染水処理。
放射能の汚染水処理システムが、やはり稼動していない。
装置周辺は、放射線量が毎時150ミリ・シーベルトと非常に高く、そこにいるだけで、急性被曝障害を起こすほどの高濃度放射能だ。
フランスのアレバ製装置などフランスへ返したらどうか。
いや、官邸に送りつけてもいいぞ。
(ムラマサ、鋭く斬る)