★瀬戸内海と四国電力。
愛媛の住民は訴えた、「伊方原発で事故が起こったら、瀬戸内海は放射能の海になる。私には子どもや孫がいる」。
しかし、四電の社長・千葉昭は冷笑しながら、「伊方3号機のプルサーマル運転は安全だ。プルサーマルを続ける」と突っぱねた。
プルサーマル運転とはウランとプルトニウムの混合核燃料(MOX)を使用した原発稼動であり、プルトニウムは毒性が非常に強い放射能として知られている。
そして反原発の科学者たちは、プルサーマル運転とは石油ストーブにガソリンを入れて燃やすようなものだと批判する。
これで愛媛・瀬戸内海の美しい海と島は、放射能で汚れていく。
★「子どもたちを放射能から守る福島ネットワーク」。
恐れていたことが現実のものになった。
6月30日発表、福島市内の6~16歳の男女10人の尿を検査した結果、全員から放射性物質が検出されたという。
放射性セシウム134の最大値は8歳の女児で尿1リットル中1・13ベクレル、セシウム137の最大値は7歳男児で1・30ベクレルだった。
尿は5月下旬に採取し、チェルノブイリ事故で子供の内部被曝を調査した実績がある、フランスの「アクロ研究所」に検査を依頼したという。
アクロは「福島市周辺の子供たちに極めて高い確度で内部被曝の可能性がある。事故前の数値はゼロだったと考えられる」。
早い子で2年後、通常は4年から5年後に被曝症は発症する。甲状腺異常、白血病、各種ガンなどなど。
その頃には、経産省の原子力官僚も、菅政権も、民主党も消えて誰もいなくなる。
★15%節電の嘘。
電力会社は電気を売るのが商売なのに、電気を売らないというその謎とは。
火力発電を稼動させれば、節電する必要性は全く無い。燃料の石油などは大量に日本に備蓄されている。しかし、それでも節電せよと、電力会社と菅政権は言い張る。
そこまでして、原発を稼動させたいのか。
ドイツは国会で原発廃止を可決した。しかもその廃止の理由は、福島の大事故を地球の裏側で我が身の事として受け取ったからだ。
しかるに当の日本、菅直人、海江田万理、経産省は原発再稼動の旗を死に物狂いで振っている。
日本とはどういう国なのか。亡国の政治家、そして官僚ら。犬にでも食われろ。
★浜田和幸。
自民党・参院会長の中曽根弘文は、「大きな責任を感じている。会長としてお詫び申し上げる」。
中曽根は世襲のお坊ちゃまだから、浜田和幸のようなチンピラに後足で砂をかけられる。一方、浜田和幸がいた伊吹派の伊吹文明も「党に対して責任を感じる。誠に恥ずかしい。止められなかった私に責任がある」。
人を見る目がない伊吹、空虚な言葉より早く国会議員を引退せよ。
さて、今後の報復、だったら浜田が政務官として仕切る総務委員会を開かせなければいい。特例公債法案は審議しない。
★浜田和幸と猪豚邦子。
昨日(6・30)のテレ朝に二人揃って出ていた。
狡猾そうな目をした浜田和幸、カネとポストに寝返った雲助。政務官などというポストだけでは首を縦にふるまい。
一方の自民党の猪口ならぬ猪豚邦子、何を血迷ったか浜田和幸を褒めちぎっていたのは驚いたな。子供のようなドレスを着た、つんつくりんの猪豚女。
自民党には人がいない。
(ムラマサ、鋭く斬る)