★韓国で音信不通になった日本の女子大生。
ここで取り上げる価値もないが、親の制止を聞かず、韓国男を漁りに韓国へ渡航するなど、何を考えているやら。
殺されたのか、それとも手足を切られて見世物として中近東へでも売られたか、あるいは韓国アジョシとしっぽり暮らしているのか。観光ビザは90日あるが、既に40日ほど行方不明になっており、韓国に駆けつけた両親にとって気が気ではあるまい。
彼女の足取りはホテルの監視カメラとVISAカードの使用履歴という点と点の頼りなさ、まるで杳として行方知れず。
ところが、この女子大生、今週の月曜日10月31日にクレジットカードを使っているから、生きていると考えるのが妥当かも知れないが、彼女に成りすましてカードを使った可能性も捨て切れない。
いずれにせよ、ソウルで一目惚れした韓国男に、帰国後Uターンして会いに行くなど、日本人か在日韓国人かは知らぬが、どうせまともではあるまい。
★TPP。
経済学と経済史を専門にする東大教授に言わせると、「外国に対して市場を閉鎖して繁栄した国家は、いまだかつて存在したことはない」。
まさに、そういう原理は普遍的だな。
民主党も自民党もTPP反対派が身体を張ろうとするのは、「どうもTPPというのは、我々のカネと利権を根底から引っ剥がそうとしている」という動物的な鋭い嗅覚から来るものではないか。
TPP反対を全面的に支援するJA(農協)と日本医師会の動きを見れば、さらに納得する。どちらも既得権益の牙城であり、かつての自民党も、今の民主党もアンタッチャブルであり、その既得権益に少しでも触れた者は、たちまちにして「御臨終でございます。アーメン」の言葉を聞くことになる。
TPPの本質は、既得権益の破壊であり、未来のニューワールドへのサザナミではないのか。それは決してバラ色の道程ではない。しかし、チャレンジする価値はある。
★役人の商売。
日本のアニメをハリウッドで映画化するプロジェクトが、今月スタートするという。
日本政府が90%出資する「産業革新機構」が60億円を出してハリウッドに売り込むそうな。 新会社の名前は「オール・ニッポン・エンターテイメント・ワークス」。
まあ、役人がやる殿様商売は、「失敗」の二文字だな。
その理由をここでグダグダと述べるより、役人商売でうまくいった例は、いまだかつてありませんから。
役人商法では、我々の血税がドブに捨てられていく。
★第2次世界大戦のヨーロッパ戦線。
「go for broke (当たって砕けろ)」。
私たちの先祖は、こう叫びながら塹壕から飛び出し、ドイツ軍に突撃し、そして死んだ。先祖とは戦前、米国に移民した日本人の2世たち、米国の砂漠地帯や荒野に設けられた収容所に隔離された日本人の両親や子供たちの為に、米国に対して米国人としての愛国心と忠誠心を示す為に、勇敢に戦い、そして死んだ。
Go for brokeとは元々、米軍のライフル銃の先に装着する突撃剣のこと、肉弾戦で無くてはならぬ武器だ。
さて、日系米国人だけで編成された米国陸軍第100歩兵大隊、第442連隊・戦闘団、その死亡率50%を超え、負傷率97%。もはや正規軍というより、血の紐帯で結び合った独立戦闘部隊、そうならざるを得ない背景が日系移民にはあった訳だが、それを語るのは別の機会に譲ろう。
鬼の日系部隊、常に白兵戦の先頭に立ち、友軍がドイツ軍の猛烈な攻撃に遭い後方に退却しても、日系442戦闘団は一歩も引き下がらなかったという。
さて時代は過ぎて今、米国議会は、ヨーロッパ戦線で活躍した日系部隊に対し、米国民最高の栄誉とされる「議会黄金勲章」を授与した。
式では、ヨーロッパ戦線で戦った日系のハーバード大名誉教授・ススム・イトウさん(92)が代表して勲章を受け取った。
(ムラマサ、鋭く斬る)