★女子バレーボール。
昨日の日本対ドイツ戦はしびれた。
ドイツの剛に対する日本の柔の勝利ではなかったか。
いかつい顔のドイツ女に、けなげな日本撫子が立ち向かう。
しびれるね。
ナンバー12、沙織、ナンバー13、理沙の背番号が空中に高く舞った。
さて、今日(11・18)はアメリカ戦。
日本女子がんばれ。
★一川保夫。
民主党の防衛大臣だが、同じ民主党のセクハラ議員・高橋千秋の政治資金パーティーへの参加を優先し、ブータン国王夫妻の宮中晩餐会に欠席していたという。
産経新聞の阿比留によると一川は資金パーティーでこう述べた、「実は今日はブータンの国王が日本に来て、それが宮中で催し物があるんですけれども、他の大臣はみんなそちら行きましたけども、私はこちらの方が大事だと思いやって来ました(拍手)」。
バカじゃないの、この大臣。
民主党というのは常識がないというか、薄らバカが多いというか、マナーや儀礼を守る気持ちが薄いというか、さらには外交・安保に疎いというか、とにかく失礼、と阿比留は怒る。
その通りだな。
一方、ワンチュク国王は国会で次のように感動的な演説をされた。
「皆様が復興に向けて歩まれる中、われわれブータン人は、皆様とともにあります。われわれの物質的な支援は、つましいものですが、われわれの友情、連帯、思いやりは、心から真実のものです。われわれブータンに暮らす者は、常に日本国民を親愛なる兄弟、姉妹であると考えてまいりました。両国民を結びつけるものは、家族、誠実さ、そして名誉を守り、個人の欲望よりも、地域社会や国家の望みを優先し、また自己よりも公益を高く位置づける気持ちであります」。
「日本はアジアに進むべき自覚をもたらし、日本の後に続いて、世界経済の最前線に踊り出た数多くの国々に希望を与えてきました。日本は過去にも現代もリーダーであり続けます。このグローバル化した世界で、技術と革新の力、勤勉さと責任、強固な伝統的価値の模範であり、これまで以上にリーダーにふさわしいのです。
世界は常に日本を、大変な名誉と誇り、歴史に裏打ちされた誇り高き伝統を持つ、不屈の精神、断固たる決意、そして何事にも取り組む国民、知行合一、ゆるぎない強さと気丈さを合わせ持つ国民であると認識してまいりました。これは神話ではなく、現実であると申し上げたいのです。
文化、伝統、価値にしっかりと根付いた卓越した資質は、われわれの現代の世界で他に見いだすことは不可能です。すべての国がそうありたいと切望しますが、日本人特有のものであり、このような価値観や資質は、昨日生まれたものではなく、何世紀も歴史から生まれてきたものなのです。それは数年、数十年で失われることはありません。日本がためらうことなく、世界中の人々と自国の成功をわかちあってきたことです。私はすべてのブータン人にかわり、心からお話しています。世界は日本から大きな恩恵を受けるであろう。偉大な決断、静かな尊厳と謙虚さを兼ね備えた日本国民。ブータンはみなさんを応援し、支持してまいります。
今、私は祈りを捧げました。小さな祈りですが、日本、日本国民が常に平和と安定、調和、これからも繁栄を享受されますように。今日はありがとうございました」。
拍手、素晴らしい。
★ブータン。
日本にブータン旋風を起こした、ワンチュク国王とペマ王妃の清清しさと愛、
ワンチュク国王も素晴らしいが、ペマ王妃はまだ21歳だというのに、その愛らしさと風格には驚かされる。
日本はブータンに学ぶべきことは多い。
(ムラマサ、鋭く斬る)