武田じゅうめい 愛と誠と正義

色即是空とは、すべての存在は虚無であると知る。
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新宿酒場 ロン (11・25) 巨人、清武の乱

2011年11月26日 | 人生の意味

新宿酒場 ロン (11・25)

島、本宮、絵美、銀さん、洋子ママが金曜日の夜、新宿に集まった。

「巨人の清武の乱はどうなってる」

「今日、外国人記者クラブで清武の会見があったが、大盛況だった」

「この騒動の原因は何やねん」

「清武が問題にしているのは、(ナベツネの鶴の一声)でコーチング人事が引っくり返されそうになった」

「どういうこと?」

「つまりナベツネは岡崎を辞めさせて、江川をヘッドにしようとした」

「だけど、それは没になった」

「まあ、清武が身体を張って阻止したという形になり、それで江川も辞退した」

「文科省での最初の会見か、それがこの騒動の始まりだな」

「しかし、鶴の一声というのは、どこの会社や組織でもあると思うけど。良く言えばリーダーシップ、あるいは畏敬の念で(天皇)という言い方をするな」

「で、清武は、それをナベツネのコンプライアンス違反だと訴えている」

「だって巨人の会長はナベツネだよね、ナンバー3の清武の人事構想を一旦決まったからといって、覆すことは世間ではままある」

「構想と内定は、まだ未定ということだ。決定してからコーチ契約を覆すのはコンプライアンス違反だが、そうでなければ問題無いと思うが」

「そして今日の会見で清武は、ナベツネの江川に関する裏話を暴露した。何でも江川は人寄せパンダで、巨人にはスターはいないから、悪名は無名より良い、しかし監督にはしない、とか」

「まるで子供の喧嘩だな。そういう裏話は世の常だ。建前と本音の使い分けは当然にある。それは大人の知恵というもの」

「清武の言い分というのは、泥棒にも三分の理みたいなものじゃないか。それに夕方のテレ朝ニュースに生で出ていたが、コーチ陣を係長クラスだ、などと発言しているようでは巨人のコーチをバカにしている。企業で言えば監督は事業本部長、ヘッドは営業本部長、コーチは課長だと思うな」

「それにミスター・プロ野球の長島さんが清武のことを本当に怒っているそうだ」

「だろうな。ナベツネはどうでもいいが、長島さんを怒らせちゃ駄目だな」

「さて、騒動の原因は分かったが、この問題の本質は何かな」

「巨人がCSで敗北して、清武がナベツネから切られた、その恨みだな」

「何だ、個人的な恨みか。了見が狭いな」

「清武の報酬は年間2400万円だった。感謝こそすれ、巨人とプロ野球に後足で泥をかけるようなことをしちゃいかんな。男の引き際は潔く、だ」

 

(ムラマサ、鋭く斬る)

 

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