武田じゅうめい 愛と誠と正義

色即是空とは、すべての存在は虚無であると知る。
旗印は日本愛、 日本人には日の丸が足りない

日本の政治、日本の原発、その意味するもの。

2011年11月25日 | 人生の意味

★日本の政治。

国民は賢い。

読売新聞、11月13日に実施した政治の世論調査で、最近の日本の政治が「悪くなっている」と思う人は76%に上ったという。

しかも面接調査だから、信頼度は高い。

1票が現実の政治に「反映していない」と答えた人が81%に達し、自民党政権時代の67%から上昇して過去最高となった。

民主党政治について、「国民の目線に立っていない」、「政策決定が遅い」、「日本の将来像を示していない」という指摘が88%を占めたそうな。

やはり国民は見ている。 思うに、民主党にはすっかり騙されたなぁ。

自民党は嘘も言ったが、政策はおおかた本筋を突いていた。駄目になったのは小選挙区制、かつ世襲お坊ちゃま制になってからだな。

民主党よ、このリベンジは選挙で思い知らせてやる。

 

★玄葉光一郎。

今度の中国訪問にチャーター機を使った。

その金額は1200万円だという。

そして玄葉は山本一太の追求にシドロモドロに弁解した、「チャーター機は経費がかかるというのは確かで、何回か私(玄葉)も何とかならないかと外務省幹部に、ぎりぎりまで本当に言ったんですね。ただ、どうしても他に方法がないということだったので民間機ではなく、チャーター便になりました」。

おいおい、外務大臣の海外出張は日航かANAの定期便だぞ。

今回の訪中でチャーター便を使う理由は何もない。

随行する外務官僚がチャーター便を使いたいだけだ。そういう外務官僚の無駄使いをコントロールできない外務大臣というのは失格だな。

さらに玄葉は次のように本音を漏らした。

「私(玄葉)も、もちろん、日中外相会談で何か具体的な成果が表に現れるかといえば、そうじゃないかもしれません。というのは野田総理訪中の地ならしというのが、ホントの役割でございますので」。

何だ、野ブタの露払いかい。だったら外務大臣の海外出張規定は民間の定期便だから、それに乗ればいい。外務大臣はファーストクラスでOKだ。

しかし問題は、外務省の高級官僚はビジネスクラスが規定だから、それが嫌なんだろうな。外務省の驕りと腐敗は本日も腐臭を放っている。

 

★小出裕章・先生のコメント。

「もんじゅ」とプルトニウムについて、

「もんじゅ」という高速増殖炉はもともと燃料がプルトニウムという物質なんですね。

プルトニウムという物質は、自然界に存在せず、人類が遭遇した中で、最強の毒物と言われるほど危険な毒物でして、たった100万分の1グラムを吸い込んだだけで、人間一人が肺癌で死ぬ、というほどの毒物なのです。

それを何十トンも原子炉の中に入れて動かすというのが「もんじゅ」という原子炉で、巨大な危険を抱えたものなのです。

米国では、EBR2という原子炉で、1954年から動いたのですが直ぐに事故を起こして止まり、それ以降も米国は何度もトライしたのですが、全て事故を起こして停止してしまい、米国は高速増殖炉計画から撤退しました。

そして、イギリス、フランス、ロシアがやろうとして、一番頑張ったのがフランスだった、のです。スーパーフェニックスと言うんですね。スーパー不死鳥というような原子炉まで作ったのですけれど、ほとんど動かないまま潰れてしまい、今現在は、ほとんどすべての高速増殖炉は動いていません。

しかし今、中国とインドがやろうとしていますけど、できないと思います。

日本が「もんじゅ」にしがみついているという背景は、原子力を推進しようとする人たちの利権構造があって、それが強力な動機だと思いますが、もうひとつ隠された動機があると思います。それは何かと言えば、「もんじゅ」を動かすことができれば、実は、ものすごく優秀な核兵器が作れるのです。

(小出先生)

 

本ページは核武装には賛成しない。その理由は、核兵器というのは50年前の軍事思想であり、現在の、未来の国家像を考えれば、保有するアドバンテージより、ネガティブな面が多い。そもそも、日本が持たなくても番犬様のアメリカが原潜に装備し、日本周辺を警備してくれている。

 

原子力予算。

経産省の原子力予算は合計1555億円。

文科省の原子力予算は、2329億円。

これらは無駄だな。

原発など1ミリも1グラムも人類に幸福と利益をもたらしませんから。

 

福島県中央部を流れる阿武隈川。
海に流れ出るセシウムの量が1日あたり約500億ベクレルにのぼることが京都大、筑波大、気象研究所などの合同調査で分かったという。

恐ろしいな。恐怖の食物連鎖が始まっているということだな。

つまり動物、魚類に放射能の幾何級数的な蓄積が始まっている。そしてそれを口にするのは人間だ。

 

★ストロンチュウム。

東京・霞ヶ関など都内3カ所の路上の泥から最大でキロ当たり51ベクレルのストロンチウムが検出されたという。11月24日、横浜市の市民グループが発表した。

霞が関の経産省前の泥から48ベクレル、有楽町の国際フォーラム前で51ベクレル、清澄白河駅前で44ベクレルが検出された。

ストロンチュウムは歯や骨に蓄積され、白血病や骨肉腫を引き起こす。

 

これに対して文科省は同じ24日、半減期が50日と短いストロンチウム89が検出されなかったことから、福島原発事故由来ではなく、過去の核実験によって降下したものと考えられ、福島原発事故によって沈着したものではないとする声明を発表した。

 

おいおい、ストロンチウムは3月の福島3号機の核爆発によって放散されたということだ。3号機の核爆発とは圧力容器内のジルコニウム管がメルトダウン爆発し、中に詰められていたウランとプルトニウムが一気に黒煙とともに外部に大量に放出された。

一方の水素爆発とは建屋内の酸素と水素が反応を起こして爆発したものだが、それは白煙を伴ったものだった。水素爆発は1号、2号、そして4号機で発生した。3号機は核爆発であり、圧力容器と格納容器は爆発し、破壊されているはずだ。

この国の原発官僚と御用学者は芯から腐っている。

カネの為に科学を売った御用学者たち。

 

(ムラマサ、鋭く斬る)

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする