武田じゅうめい 愛と誠と正義

色即是空とは、すべての存在は虚無であると知る。
旗印は日本愛、 日本人には日の丸が足りない

原発再稼動、悪魔が笑った日、

2012年06月09日 | 人間の欲望

★原発再稼動。
野田佳彦の演説を聞いていて、責め苦にも似た苦痛を覚えた。
しかし、これは嫌でも聞かねばならぬ、己(おのれ)を叱咤しながら野田の演説を聞いた。
「国民の人間らしい豊かな生活を守る為に」とか「国民は福井県民に敬意と感謝を覚えなければならない」とか。

結論から言えば、原発事故調の黒川清・委員長が野田の演説を聞いて鋭く指摘したように、「国家のメルトダウン」。
国家のメルトダウンとは正鵠を射た表現だな。

福島原発を見よ、福島県民は今、人間らしい豊かな生活を送っていますか。土地を奪われ、安普請の仮設住宅にひっそりと、見知らぬ土地で暮らしていますが、幸福ですか。
これは国民の為ではなく、経産・文科省の腐れ原発官僚、科学者というよりカネ勘定が得意な御用学者、東芝・日立・三菱の原発メーカー、鹿島・大林の原発ゼネコン、そして政治献金にたかる政治家の豊かな生活を保証しているだけではないか。

そして国民は福井県民や大飯町に感謝しなければならないとな。
おいおい、千億円単位、百億円単位の札束で頬を叩かれ、福井県民の健康被害の代償として、そして一旦事故が起きれば、福井の土地を放棄しなければならぬという恐怖料への見返りではないのか。

このまま再稼動させて、大飯原発が直下型地震に襲われれば、原子炉が安全である訳が無い。そして第二の福島事故が起きれば、京都、大阪は壊滅する。
それは即ち日本の滅亡です。

野田佳彦は、暫定の安全基準の中、自身の政治決断で再稼動を決断した、そして責任を取ると述べたが、野田の首を取ったところで、何の意味もないし、畑の肥料の足しにもならぬ。
そもそも、二足歩行の野ブタなど、今年の9月には総理の座から引きずり降ろされる運命だから、責任を取る、などという言い方は、国民をバカにしている。
こんな奴に日本を壊されてたまるか。

民主党よ、次の総選挙では二度と立ち上がれぬように、阿鼻叫喚の地獄を見せてやる。

(ムラマサ、鋭く斬る)

 

 

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