★野田佳彦。
この人、初対面の印象は朴訥な真面目さを感じさせる。
しかし、一枚皮をめくれば、政治はマキャベリズムだと思っている節がある。
つまり「目的の為には手段を選ばず」。しかも、この人の場合、目的とは国家経営という高い理想ではなく、既存の権力に摺り寄り、自己権力の肥大化を目的としているように見える。自衛隊員のセガレから権力の階段を昇りつめる為には、松下幸之助、細川護煕、鳩山・菅の茶坊主になって、陰の存在になるしかなかった。だから個性の発揮というより、教科書を読むような無機質な言葉使いに、より磨きがかかったのではないのか。
そして財務省のパペットになり、霞ヶ関シロアリ官僚にひれ伏し、旧支配体制の自民党と手を握ろうとする野田は、旧支配体制の敷いた増税と原発再稼動という狂気のレールを驀進中だ。
★野田民主党と自民党。
消費税増税の為には、民主党も自民党も必死の形相で、抱き合い心中を図ろうとしているかのようだ。二足歩行の野ブタと化石のような古代ザウルスが抱き合っているのだから、気持ちが悪いというか、まるで妖怪の森だな。
しかし、こういう妖怪を退治できない日本というのも、本当に終末を迎えているのかも知れぬ。
橋下? ハシモトなのかハシシタなのか、少しダウトの潮目が出てきた。
★SPEEDIと国会事故調。
SPEEDIを使い物にならないとする見解をまとめた国会事故調。
だったら200億円のカネと10年以上に渡る開発時間の責任は誰が取るのか。
文部科学省の歴代次官や官僚の私財を国庫に返還してもらわなければならぬ。
そもそも、SPEEDIが使い物になるかどうかという議論ではなく、なぜSPEEDIを公表しなかったのかという点が本質的問題だ。
★生活保護費。
20代から生活保護費を受給していると聞いて驚いた。申請するほうも申請するほうだが、それを認める国(役所の福祉課)もアホだな。
生活保護を認められるのは、日本国籍を有する者で65歳以上の貧困者だけにすべきだ。65歳を60歳以上にするかどうかは、国会で決めればいい。
それ以外では病気で働けない者、障害者、子だくさんの母子家庭に限定すべきだ。
もちろん受給する為には無収入で貧困であることが前提だが。
だから、働きたくないからナマポを受給する若年層は、ケツを蹴り上げて叩き出せ。
但し、生活保護費というのは年金との調整が必要だ。なぜなら国民年金料を長年払い続けても最大で月6万6千円の金額と、タダで貰う生活保護費は最低でも月8万6千円というのは、まったく整合性が無い。
(ムラマサ、鋭く斬る)
(橋下の子供? 確か子供が7人いたと思うが、権力闘争の世界では、そういうブラフも有りでしょうね。しかし、そのことは敢えて書きません。推測推理だけでは書けないし、裏が取れなければ、ただの与太話ですからね)