武田じゅうめい 愛と誠と正義

色即是空とは、すべての存在は虚無であると知る。
旗印は日本愛、 日本人には日の丸が足りない

青年は荒野を目指す

2012年06月01日 | 人生の意味

★橋下徹。
ぶれたか。
原発を再稼動するなら民主党政権を打倒するとまで公言したのだが。
これは橋下徹自身が弁解するような妥協ではなく、腰砕けになったということだな。政治に妥協はあってもいいが、原発に関しては己の生命を賭すくらいのクールな闘志が必要だ。明治維新の志士たちは己の生命を省みず、前のめりに斃れていったのだが、今の時代、生命まで取られまいに。

そもそも、原発など電気が足りようが足りまいが、工場が海外に出て行こうが何をしようが、原発は絶対に稼動させてはならぬものだ。
平常運転でさえも放射能を放出する原発、使用済み核燃料という時限爆弾は加速度的に膨張し、海水温度を1秒に7℃も上昇させる原発の熱交換機能による大気の不安定化、そして国民目線で見れば、原発というのは総括原価方式というボッタクリ商法で国民の懐に手を突っ込み、我々は電力会社と原発官僚の食い物にされている現実がある。

さて、これで日本は滅亡の道をひた走るということですね。
地震はいつ起きるか分かりません。新潟沖地震、阪神淡路大地震、そして新潟中越地震から分かるように、北陸から阪神に抜ける活断層が動き、大地震が発生したら、大飯原発は福島原発のように大惨事を引き起こすことになります。
東北・関東が放射能でやられ、西の都・京都、大阪も汚染されたとなれば、日本は終了です。そして世界史の中で、二度も原爆を落とされ、二度も原発の大事故を起こした愚かな国と記述されるでしょう。

★平常運転時でも原発から漏れているのが猛毒トリチウム
トリチウムという核種は、どんなフィルターでもブロックできないので、大気や水に溶け出し流れ出す。年間に少なくとも1360キューリー(5000万ベクレル)のトリチウムが,平常運転している原子炉から放出されているという。
トリチウムの出すベータ線は遠くまで透過しないが、細胞に吸収されやすい性質を有し、突然変異誘発性が高い。つまりガン化や妊婦における奇形児出産の多発。
動物実験の結果、トリチウムを被曝させた動物の卵巣に腫瘍が発生する確率が5倍に増加。さらに脳の縮小、脳腫瘍、出産死亡率の上昇、そして発育阻害や奇形の胎児が観察されたという。

★原子炉内では,ウランを核分裂させる過程で200種以上の放射能核種が作られるが、100万キロワット相当の原子炉には広島原爆の1000倍もの放射性物質が生成される。この高濃度の放射性物質は,定期的に外部(大気)に放出される。
また、汚染された冷却水も同じように意図的に外部(海)に放出される。
そしてデータ的に、ガンの顕在化は、1960年代以降の原発の稼動と増加によって明確に上昇カーブを描いている。

★ロシア東シベリア・ザバイカル地方ヒロク。
東京・江戸川区の大仁田耕一さん(30歳)がバイクでロシア旅行中に殺された。
そして20歳と21歳の地元のロシア人2人が強盗殺人で逮捕されたという。
殺害された大仁田耕一さんは、バイクでウラジオストックからアフリカへと世界一周を目指した旅に出てから、わずか一週間しか経っていなかったのだが。
ロシア人の男2人は、道沿いにテントを張っていた大仁田さんと5月21日に知り合い、22日の深夜、テント内にいた大仁田さんをナイフで30ヶ所以上刺して殺害した。殺害後、2人は所持品を奪おうと大仁田さんをテントごと数十メートル森の方向へ引きずったが、通りかかった車に見咎められ、何も取らずに逃走したという。
殺した犯人も、殺された大仁田さんも、どっちも憐れだな。
まるで飢狼に襲われたようにバイク青年の冒険はあっけなく終わった。

(ムラマサ、鋭く斬る)

コメント
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