★野田佳彦。
先日、野田ドクロ城はあと一撃で自滅すると述べたが、暴走列車は止まらない。
伊吹文明や野田毅らの自民党長老というか財務省の代理人たちは、消費税増税の絶対貫徹の下、マニフェストの全面撤回まで民主党を追い込まず棚上げにしたのは、自民党の駆け引き上手。いずれにせよ民主党政権は時間の問題で自壊する運命だから、この際、撤回でも棚上げでも同じこと。
ここは消費税を民自の大多数で押し切り、そのあとは、民主党など煮ようが焼こうが、どうにでもなる。
その一方、事実上、自民党の無理難題を丸呑みした野田・民主党は、己のレゾンデートルを喪失し、あとは風塵にまみれて消え去るのみ。
★王子製紙・苫小牧工場。
福島県のガレキ廃材を燃やしていたことを認めたという。
王子製紙はネピア・ブランドのティッシュや紙オムツを生産しているのだが、王子製紙は放射能測定を行い、その結果を公表する義務がある。
★小出裕章・先生のコメント。
福井県の大飯原発3、4号機の再稼動について、おおい町の町長が、再稼動を認めたということは、大変残念です。
そもそも原発に依存するような町になってしまった訳ですし、次々とまた新しいおカネを欲しがる以外にないというのが日本の原子力のやり方です。言葉は悪いですけど麻薬患者を作って、ますます麻薬漬けにしていくという歴史が続いてきたと私(小出)には見えます。
さて、福島原発の原子炉現場には誰も入ることはできませんし、原因を確定するということは、これから10年後、20年後、あるいは30年後になると私は思います。
そして、国と東京電力は津波が原因だと言いたかった訳ですけれども、そうではない。地震です。
また電力需要について、今年の夏も充分乗り切れたと私(小出)は思います。
国の統計データがそれを示しています。何の節電をしなくても、日本はいついかなる時でも電力供給に支障がないのです、本当は。
但し、原発を動かさないと停電してしまうぞという脅し(停電テロ)を、国が言い、ほとんどの皆さんがそれに騙されてしまった訳です。
それでも野田さんは、国民の生活を守るためとか、いかにもなんか、国民に恩着せがましく、理由を付けてやろうとする。
本当に異常な人たちだと私は思います。
(小出先生のコメント)
(ムラマサ、鋭く斬る)