★都知事選。
朝鮮キムチ党のレンホウが都知事選に出ないという。
出ても、勝ち切るところまではいかない。
それに議会は自民党が多数派を形成している以上、ハシシタくらいの戦闘力がなければ潰されるだけ。
一方の自民党は、桜井パパだろう。
この前、「出るつもりはありません」とコメントしていたが、その時点では、まだ総務省の現役官僚であった訳だし、自民党から正式出馬要請がない以上、シャシャリ出る訳にはいかぬというもの。
★中国新幹線、アメリカがドタキャン。
受注し契約を交わしたにも関わらず、メキシコにもドタキャンされ、ベネズエラでも撤退に追い込まれ、インドネシアでは着工も出来ずに、別途の高速鉄道プロジェクトは日本に取り上げられ、中国新幹線がまだ走らぬ段階から、世界中で脱線転覆している状態だが、笑っていいのか、それともお悔やみの言葉をかけていいのか。
中国は米国がドタキャンしたことに対して「誠実さと信頼こそビジネスの基盤」ではないかと涙目になり、今回の米国の仕打ちは「自らの信用に傷をつける行為である」と抗議したという。
そこだよね、誠実さと信頼はビジネスの基盤、中国も良いこと言うね。
しかし、その誠実さと信頼がないから、中国は契約後でもドタキャンされる。
中国ビジネスは、賄賂攻勢と唯我独尊であり、日本企業のように技術プラス誠心誠意というビジネスマインドがないんだな。
それは世界中、誰でも、どこの国でも分かっていること。
鉄道プロジェクトというのは、中国製の安いオモチャとか下着の購入じゃない。
半永久的な人々の安全輸送の問題であり、信頼のインフラ整備なんだな。
それらのことを今の中国が満足させることなど、月に向かってアレが欲しいとおねだりするようなもの。つまり中国の独裁政治、文化度、人権弾圧、周辺国への軍事威嚇などを見るにつけ、とてもとても誠実さと信頼という言葉とは無縁の存在なのだ。
中国共産党の独裁強権政治が続く限り、中国ビジネスはうまく回らない。
★英国中部の田舎町バーストル。
イングランドの田舎町は、文化や建物などの違いはあれ、雰囲気が日本の田舎町と似ていると個人的には思う。
こじんまりとした家屋が立ち並び、時折、犬を連れて通りを散歩する人がいるくらいで町は静か、普段は家の中でひっそりと暮らしている人々。
隣近所との付き合いは、つかず離れず、可憐な花が咲いた庭の垣根から顔を見せれば、天気の話とお互いの健康を確かめ合い、そして笑顔を交わす。
村に2軒しかない小さなパブに行けば、赤ら顔をした好奇心旺盛の年寄りが、お前はジャパニーズかと顔を寄せてきて、面白そうな奴が入り込んで来たとばかりに、日本製カメラと車の話から最後は戦争の話になり、英国はドイツを打ち負かしたと片目をつぶって見せ、ジャパニーズもひどい目に遭ったろうと、同情か何なのか、ギネスビールを口に運びながら、老人はひとりごちる。
いまだ中世に暮らしている、そういう平和な町や村に、恒久的にイスラムの異民族がやって来て住むとなれば、本能的に生活の脅威を感じても不思議ではない。
観光トラベラーか、あるいは企業駐在か大学留学後、数年で母国へ帰国するジャパニーズとは違うのだ。
言葉も宗教も肌の色も違う人々がやって来て、そこに住みつく、そして生活保護を受ける、それは地元の英国人にとって愉快なことではなく、ある意味、脅威でもある。
それは日本人が浮かれるような異文化交流とはならない。
さて、労働党で、EU残留派の女性下院議員ジョー・コックスが銃で撃たれ、ナイフでトドメを刺されて死亡した事件、殺害した52歳の地元の男が逮捕された。
ジョーは、シリア難民の受け入れ拡大を提案し、「シリアの友人」議員連盟を作って代表をつとめ、異文化交流に励んだという。
かつてキリスト教十字軍はイスラム教アラブ軍と血みどろの戦いをした訳だが、昨日の敵は今日の友になれるのか。
(じゅうめい)