★2021箱根駅伝、短評
①駒澤大学
伝統と層の厚さが物を言って、最終10区、大手町決戦で創価を大逆転して優勝した。おめでとう。
絶対エースの田澤廉が2区で7位だったことが苦戦の理由。
②創価大
箱根の栄冠はそんな簡単に取れるものではないということです。
逃げ切りで優勝かと思われた創価だったが、大手町決戦で3分19秒の差を駒沢に大逆転された。
創価の場合、層の薄さをカバーする為に、黒い弾丸ケニア人を使った傭兵部隊だったからなあ。
人身売買のようにアフリカ人を輸入して結果を出しても価値はない。
③東洋大
伝統と層の厚さで3位銅メダルを獲得した。
が、エース不在が勝負所で決め手に欠けた。
今春、5千メートル高校チャンピオンの石田洸介が入部するそうだから、次期エースとして期待される。
④青山学院
復路優勝したが、あまり意味はない。
3区予定だった主将神林が疲労骨折で欠場、5区の竹石がまともに走れず17位。
結果、往路12位と惨敗を喫し、シード権も失うかと思われた。
しかし復路、脅威の追い上げで一時は3位まで追い上げたものの、4位入賞とは、さすがエリート高校生を集めた層の厚さを示した。
今年は都王路1区でぶっちぎりの区間賞を取った九州学院高の鶴川が青学に入るそうで、新時代のエースになるか。
⑤東海大
今年はマリンブルーのTの迫力がなかったなあ。
往路は良かったが復路に入ってズルズルと後退した。
黄金世代がいなくなって、ちょうど選手層の入れ替わり時期かも。
東海も今年の新入生は有望選手が多数入って来るから、新戦力で挽回を期待したい。
⑥早稲田
往路は中田が6位と太田は13位で往路11位と期待はずれでした。
復路で根性の走りを見せ6位に入賞したが、それが今の早稲田の現状か。
復路で健闘した選手で印象的だったのは、3年、鹿児島の鶴丸高出の山口だった。
県立鶴丸高校は鹿児島で有数の進学校だから文武両道ですね。
⑦順天堂
1区で期待された1年の三浦龍司が意外に伸びず11位。
やはりトラックとロードは違うということか。
⑪明治
惜しくも11位とシード権を失った。
明治のMが躍動しないと盛り上がらないからなあ。
今年は有望新人が大挙して明治に入学するそうだから、来年に期待したい。
⑫中央大
3区で1年ながらエースの吉居大和が18位と沈んだ。
1年をエースとするようではまだまだ復調途上ですね。
かつての王者、中央大は往路復路とも冴えなかった。
私の見立ては、明らかに練習不足でした。
ほとんどの選手は身体が大きくぶれて、苦しそうに走っていたのは練習を積んでいない証拠です。
ガンバレ中央。
(じゅうめい)