中国毒食品。
いんげんのジクロルボス殺虫剤混入で騒いでいる。
1月に発生した中国毒ギョーザ事件から、各社とも中国工場の監視カメラを増強する対策を進めてきたという。 この意味は従業員が毒物を混入しないようにと見張るものだというから、恐ろしい。 こういう考え方で監視カメラを設置しているなら、もはや食品工場ではない。 日系企業は、すぐに工場を閉鎖するか、取引を破棄すべきだ。
日本における工場の監視カメラは、機械が正常に運転しているかどうかをチェックするためであり、従業員が毒をいれるかどうかをチェックする為ではない。
いつ従業員が毒を混入するのか見張っていることが普通だとすれば、もはや狂気の世界だ。 こういう中国工場で作った食品など食べることはできないし、政府は輸入禁止をとるくらいの措置が必要だ。
メタミドホス、メラミン害毒に続き、強力殺虫剤ジクロルボスまで検出され、もはや中国の食品テロだと見たほうがいい。
殺虫剤の冷凍インゲンの製造者である煙台北海食品(山東省)は、台湾資本、従業員800人、8割が日本向けだという。
中国内の血を血で洗う民族対立、そして共産党が人民を弾圧することが日常化している中で、毒物混入でもって中国政府と共産党に報復しようとするテロの存在は否定できない。
さて、菓子大手の江崎グリコが、中国産ミルクの現地調達をやめたというが、優秀だといわれるグリコでさえも中国ミルクを使用していたのだから、後は推して知るべしだ。
ジクロルボス毒食品を輸入販売したニチレイフーズの社長・相馬義比古も、15日の記者会見で、「中国産食品使用を考え直す」と述べたが、当然だ。
★
昨日の参院予算委。
民主の福山哲郎はいい。緩急がある。突っ込むところは突っ込む。引くところは引く。同じ民主でも古い政治をやってきた昨日の直嶋正行とは違う。
福山はこれからのホープだ。同志社大、京大・大学院出らしいが、東大と違ってものがいい。それにしても東大出の連中は、なぜあれほどレベルが低いのか。
マークシート秀才の奇形だろうかとさえ思う。
さて、この論議は置いといて、枡添は福山に徹底的にやられていた。
福山の筋のいい正論と舛添との詭弁対決だったが、福山のディベートの勝利だった。
そして、福山が明らかにしたところによると、農水省の汚染米に関して、2007年1月に農水省・東京農政局にある情報がもたらされた。三笠フーズが汚染米を食品として販売しているというものだったが、農政局は何も手を打たなかった。96回三笠フーズに検査に入ったが、公用車を使用し、朝の10時からお昼の12時まで、茶飲み話をしただけで、検査はしなかった。検査報告書は、前に書いた報告書をコピーして日付を変えただけ。その報告書は上司も誰もチェックしなかった。
しかも、96回の出張検査には日当まで出ていた。その手当ての出どころは、一般会計ではなく、特別会計であった。 つまり、役人の勝手な財布と言われる特別会計から身内にカネを出していたというカラクリになっている。
それに対して石破農水大臣は、素直に謝罪して誠意が伝わって来た。
しかるに舛添は、年金、医療問題について、ネズミ男の顔をして口角泡を飛ばし、国民を騙そうと躍起だから、この人には問責決議が相当だ。
次に、民主の羽田雄一郎が立ち、佐藤国家公安委員長の政治献金の不正疑惑、河村建夫官房長官の事務所費ごまかし事件を追及したが、佐藤は平謝りで逃げ、河村建夫は官房長官の重責にありながら、しどろもどろの答弁で、衆院予算委で領収書の公開をすると約束しながら、未だしていないことを突っ込まれると、顔を青くして身をすくめていたのは、もはや脳死状態だった。
この民主の羽田雄一郎は3世議員だが、羽田元総理の息子だという。
★
北朝鮮のテロ国家解除。
今回のアメリカの解除決定について北朝鮮は、「金正日将軍さまに大統領ブッシュがひざを屈した降伏宣言」 と捉え、対日本については、「米朝の急接近により日本は孤立した」 と内部総括したという。
こういう話を聞いても驚かない。 朝鮮らしく、恫喝と狡猾に長け、隙を見せれば後ろからグサリの国だ。
そして、さらに朝鮮は続ける、「悪の枢軸の烙印を押したアメリカの大統領が、朝早く起きて、ホワイトハウスで朝鮮へのテロ解除を宣言した意味は大きい」 と位置付け、「アメリカの敵対政策に、核開発を片時も怠らずに強化してきた偉大な金将軍の超強硬策の成功」 だと述べたという。
日本の外務省とか官邸のカクテル外交などは木っ端微塵だ。
麻生太郎に総理が代わったから、拉致の再調査はしないなどと平気で約束を反故にする 「ならず者集団」 だから、日本が北朝鮮をテロ国家に指定すればいい。
そのくらいの外交能力を求めたいが、「顔は怖いが心は子供」の麻生太郎では無理だろうし、影の薄い中曽根外務大臣ではハワイで雪を見るようなもので不可能だ。
★
民主党代議士・前田雄吉。
マルチ商法業者から多額の現金を受け取り、業界擁護の国会質問をしていた前田雄吉が、実質、首になった。 次の総選挙には立候補せず、民主党の党籍を離脱するという。 早い対応で了とする。
今回の問題発覚で、初めてテレビで彼の会見を聞いたが、失礼ながら普通には見えなかった。 小選挙区では落ちて、民主の看板で比例東海で入ったのはなるほどだが、この比例選挙というのは民意を反映しないどころか、問題議員の温床になっているのではないのか。 和歌山比例の大江康弘などもその口だが、比例はなくすべきだ。
とまれ、小沢系の議員がスキャンダルにさらされたが、これはまだ続くだろう。
(ムラマサ、鋭く斬る)
いんげんのジクロルボス殺虫剤混入で騒いでいる。
1月に発生した中国毒ギョーザ事件から、各社とも中国工場の監視カメラを増強する対策を進めてきたという。 この意味は従業員が毒物を混入しないようにと見張るものだというから、恐ろしい。 こういう考え方で監視カメラを設置しているなら、もはや食品工場ではない。 日系企業は、すぐに工場を閉鎖するか、取引を破棄すべきだ。
日本における工場の監視カメラは、機械が正常に運転しているかどうかをチェックするためであり、従業員が毒をいれるかどうかをチェックする為ではない。
いつ従業員が毒を混入するのか見張っていることが普通だとすれば、もはや狂気の世界だ。 こういう中国工場で作った食品など食べることはできないし、政府は輸入禁止をとるくらいの措置が必要だ。
メタミドホス、メラミン害毒に続き、強力殺虫剤ジクロルボスまで検出され、もはや中国の食品テロだと見たほうがいい。
殺虫剤の冷凍インゲンの製造者である煙台北海食品(山東省)は、台湾資本、従業員800人、8割が日本向けだという。
中国内の血を血で洗う民族対立、そして共産党が人民を弾圧することが日常化している中で、毒物混入でもって中国政府と共産党に報復しようとするテロの存在は否定できない。
さて、菓子大手の江崎グリコが、中国産ミルクの現地調達をやめたというが、優秀だといわれるグリコでさえも中国ミルクを使用していたのだから、後は推して知るべしだ。
ジクロルボス毒食品を輸入販売したニチレイフーズの社長・相馬義比古も、15日の記者会見で、「中国産食品使用を考え直す」と述べたが、当然だ。
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昨日の参院予算委。
民主の福山哲郎はいい。緩急がある。突っ込むところは突っ込む。引くところは引く。同じ民主でも古い政治をやってきた昨日の直嶋正行とは違う。
福山はこれからのホープだ。同志社大、京大・大学院出らしいが、東大と違ってものがいい。それにしても東大出の連中は、なぜあれほどレベルが低いのか。
マークシート秀才の奇形だろうかとさえ思う。
さて、この論議は置いといて、枡添は福山に徹底的にやられていた。
福山の筋のいい正論と舛添との詭弁対決だったが、福山のディベートの勝利だった。
そして、福山が明らかにしたところによると、農水省の汚染米に関して、2007年1月に農水省・東京農政局にある情報がもたらされた。三笠フーズが汚染米を食品として販売しているというものだったが、農政局は何も手を打たなかった。96回三笠フーズに検査に入ったが、公用車を使用し、朝の10時からお昼の12時まで、茶飲み話をしただけで、検査はしなかった。検査報告書は、前に書いた報告書をコピーして日付を変えただけ。その報告書は上司も誰もチェックしなかった。
しかも、96回の出張検査には日当まで出ていた。その手当ての出どころは、一般会計ではなく、特別会計であった。 つまり、役人の勝手な財布と言われる特別会計から身内にカネを出していたというカラクリになっている。
それに対して石破農水大臣は、素直に謝罪して誠意が伝わって来た。
しかるに舛添は、年金、医療問題について、ネズミ男の顔をして口角泡を飛ばし、国民を騙そうと躍起だから、この人には問責決議が相当だ。
次に、民主の羽田雄一郎が立ち、佐藤国家公安委員長の政治献金の不正疑惑、河村建夫官房長官の事務所費ごまかし事件を追及したが、佐藤は平謝りで逃げ、河村建夫は官房長官の重責にありながら、しどろもどろの答弁で、衆院予算委で領収書の公開をすると約束しながら、未だしていないことを突っ込まれると、顔を青くして身をすくめていたのは、もはや脳死状態だった。
この民主の羽田雄一郎は3世議員だが、羽田元総理の息子だという。
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北朝鮮のテロ国家解除。
今回のアメリカの解除決定について北朝鮮は、「金正日将軍さまに大統領ブッシュがひざを屈した降伏宣言」 と捉え、対日本については、「米朝の急接近により日本は孤立した」 と内部総括したという。
こういう話を聞いても驚かない。 朝鮮らしく、恫喝と狡猾に長け、隙を見せれば後ろからグサリの国だ。
そして、さらに朝鮮は続ける、「悪の枢軸の烙印を押したアメリカの大統領が、朝早く起きて、ホワイトハウスで朝鮮へのテロ解除を宣言した意味は大きい」 と位置付け、「アメリカの敵対政策に、核開発を片時も怠らずに強化してきた偉大な金将軍の超強硬策の成功」 だと述べたという。
日本の外務省とか官邸のカクテル外交などは木っ端微塵だ。
麻生太郎に総理が代わったから、拉致の再調査はしないなどと平気で約束を反故にする 「ならず者集団」 だから、日本が北朝鮮をテロ国家に指定すればいい。
そのくらいの外交能力を求めたいが、「顔は怖いが心は子供」の麻生太郎では無理だろうし、影の薄い中曽根外務大臣ではハワイで雪を見るようなもので不可能だ。
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民主党代議士・前田雄吉。
マルチ商法業者から多額の現金を受け取り、業界擁護の国会質問をしていた前田雄吉が、実質、首になった。 次の総選挙には立候補せず、民主党の党籍を離脱するという。 早い対応で了とする。
今回の問題発覚で、初めてテレビで彼の会見を聞いたが、失礼ながら普通には見えなかった。 小選挙区では落ちて、民主の看板で比例東海で入ったのはなるほどだが、この比例選挙というのは民意を反映しないどころか、問題議員の温床になっているのではないのか。 和歌山比例の大江康弘などもその口だが、比例はなくすべきだ。
とまれ、小沢系の議員がスキャンダルにさらされたが、これはまだ続くだろう。
(ムラマサ、鋭く斬る)