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武田じゅうめい 愛と誠と正義

色即是空とは、すべての存在は虚無であると知る。
旗印は日本愛、 日本人には日の丸が足りない

そのまんま東よ、自民党を救え。 加勢大周の転落。

2008年10月06日 | 人間の欲望
そのまんま東。
今や、「そのまんま」から東国原と名を変えて、宮崎県そして全国区のお笑いになってしまったが、政治生命を失った中山成彬の後継として、花の一区から出るような出ないような雰囲気になってきた。
「自民の人気取り」として総選挙に出ることを勧めたい。 自民党の救世主はあなただ。自民党公認として当選は間違いないだろう。
しかし、一国一城の主から、中央政界にデビューするのか、その損得勘定は今、そのまんま東の胸の中で計算しているだろう。
当選したとしても自民が下野したら、代議士になっても意味が薄らぐ。
自民は自民で是非とも国民のオモチャとして担ぎ出したい。
最終決断は、これから刻々と変わる状況を読みながらということになる。
漫画太郎とコンビを組んでもいいだろうし、またキャンディーズ石破を入れてトリオ漫才も国会では大受けだ。

昨日(10・5)の田原のサンプロ。
大島と山岡。
田原に、いつ自民党は解散をするのかと問われて、大島は景気対策、インド洋燃料補給問題をやらねばならないと述べ、解散については口を濁した。
しかし、本音は、自民党にとって解散などとても出来る状況ではない。
やれば歴史的惨敗だと顔に書いてあった。
利権という接着剤で繋がっている自民党政治は、一旦下野したら、何の接着力もなくなるから、もはやまとまりようがなく、その先は店仕舞いしか残されていない。
さて、田原もそうだが、殆どの人は、民主が自民に対して対案を出さないのはよくない、などと民主を叱るが、もはや選挙が間近に迫っているというのに、手の内を敵方にさらすことはない。 そういう意味では小沢一郎の戦略眼は筋が通っている。 麻生太郎も民主の対案を示せと本会議で訴えたが、それを言うなら、政権を民主に渡した方が話が早い。
そして、昨日の中川昭一は、財金分離から財金一致に戻したことに対する説明ができなかった。ただ、「金融に対する権限を持つことはいいことだ」と述べたが、財金一致のメリットは何かという、田原が聞きたかったことには答えなかった。10年前に財金分離をやった理由は、不祥事続きの大蔵省の強大な権限を分散させるということ、財務部門が銀行の金利と経営をコントロールしないようにというのが大事なポイントであったはずだが、実際は、財金分離などは全く機能せず、形骸化の極みだから元に戻した、と言った方がすっきりしたのだが。
中川昭一について言えば、自民のホープと言われながら、今回の総裁選はパスした。 それは麻生との裏取引にあったろう。その結果、財金大臣を握った訳だから、中川にとって不満はない。しかし、断末魔の自民にとってそんな余裕があるのか、また当たり障りのない言葉を並べても、乱世の時代の今、心に届くものがない。中川昭一の父親は北海のヒグマと言われ、時の太閤と囃された田中角栄と渡り合ったものだが、その位の気概がなくてどうする。
結果的には、父親は謎の自殺を遂げたが、その最期を目撃したのは、当時、腹心の秘書であった鈴木宗男というのだから、血で血を洗うような権力闘争の凄まじさよ。

加勢大周(本名・川本伸博)(38)。
その転落。
1990年サザンの桑田佳祐・監督で「稲村ジェーン」でデビュー、一躍若手スターダムにのし上がったが、その後の事務所独立と裁判沙汰にまでなった芸名のドタバタ劇で、彼の人気は急速に落ちていった。
そして、世田谷区新町2の自宅に覚せい剤と大麻を所持していたとして逮捕された。
覚醒剤の使用反応が出たほか、自宅マンションの押入れからはプランターで栽培中の大麻草25株も見つかったという。
覚醒剤にまで手を出すとは、人間やめましたということか。
(ムラマサ、月光に冴える)
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麻生太郎のポニョ。 解散の攻防。 オバマの勝利。

2008年10月05日 | 人生の意味
麻生太郎。
古賀誠が党幹部に内部報告した自民党の予想獲得議席数は、自民が190、公明30で与党合わせて220だったと漏れ聞こえてくる。
本ページで福田内閣の時代から述べているように、自民党にとって解散は絶対にできないのだ。
やれば自民は下野し、そのままでは10年は冷や飯喰いになる。
利権政治で接着されている自民党政治が野党の冷や飯は食えない。
なぜなら、利権に代わる経国済民の政治思想がないからだ。
未来日記を開けば、下野後の自民党は路線闘争から内部分裂が始まり、新党結成、そして与党の連立政権へと流れていくのではないのか。
政治家に政治思想がないということは、国家経営は官僚に委ね、経済運営は経団連に委ねるということで、政治家が本来果たすべき政治はない。
故に、年金瓦解、後期高齢医療破綻、介護崩壊、汚染米拡散、少子化、極端に低い食料自給率、などなど日本は危機に瀕するのだ。
一例を挙げれば、農水省の東北農政局は、大金をかけて、「米作りは資源の無駄使いです」というポスターを作り、各農協に貼っているのだから驚きだ。
その時の農水大臣は今の財務大臣・中川昭一。
それに対して農民は、農業に対する侮辱だと猛反発したが、減反という農水官僚による農業潰しが今行なわれている。
今の農家は、80%以上が65歳以上の老人であるから、今しばらくすると日本の農業は成立しない。嫌でも中国産やベトナム産のメタミドホス米やカビ米を食べざるを得なくなる。
さて、諸君、我が日本をどうする。

解散は延期か、それとも電撃解散か。
凄腕の小沢が繰り出す国会駆け引きが始まる。衆院予算委で自民を締め上げ、参院で河村官房長官、枡添厚労大臣、石破農水大臣の連続問責を決議し、麻生内閣の機能不全を招来する。極まったところで麻生が解散を断行する、というシナリオだが、麻生の反撃はどうだろうか。
小沢のスキャンダル暴き、参院を無視し衆院だけで片翼飛行を続行するか。
まさに修羅場というより泥仕合になるような雰囲気を漂わせる秋の陣だ。

アメリカの次期大統領は、オバマで決まりだ。
その理由は、アメリカ人の誰もが72歳のマケイン大統領を見たくない。
また同時に、副大統領のサラに核のボタンを持たせたくないということだ。
サラ・ペイリンは、マケインを救う女神として彗星のように現れたと思われたが、今では、村の村長さんなら勤まるかも知れない程度だと皆が気付き始めた。
世論調査では、サラが現れた瞬間にはマケイン支持がオバマを上回ったが、その後、急激に下降し始めた。
何でも、マケインはサラを一目見て気に入ったらしいが、結果的にはマケインの見る目は高くないという証明になってしまった。
マケインの自爆なのか、それともアメリカはオバマを求めているのか。
(ムラマサ、月光に冴える)
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サラの弱点。 汚染米の接待。 ならず者の北朝鮮。

2008年10月04日 | 国際外交の真実
サラ・ペイリン。
サラを初めて見たのはテレビの共和党大会だった。
彼女のスピーチを聴いて、客観的には90点、個人的には50点と本ページで述べた。
見栄えがいいし、州知事でもあるし、演説草稿を読むだけだから、大きな穴は見えにくかったが、個人的には50点と辛い評価を下した。
その訳は、ヒラりーと比較すると良く分かるが、サラは自分の言葉で語らない。 自らに切磋琢磨を課し、国家国民の為に何をするべきか、勇気を持って事に当たろうとするヒラリーのような真摯さと誠実さに欠けていると見たからだ。
さて、サラは最近、知識不足をさらけ出す発言が目立ち、身内の共和党からも逆風が吹いている。 「彼女がうまく出来なければ、選んだマケインの判断力が問われる」。サラはインタビューでは奇妙な発言を連発し、能力不足を現している。
保守派のコラムニスト、キャサリン・パーカーは、「私はサラ・ペイリンが副大統領候補になって喜んだことを告白する」 と認めたうえで前言を撤回し、「明らかに能力不足だ」と指摘。 候補の座を自ら降りるよう勧告した。
さらに全米で人気のコメディー番組「サタデーナイトライブ」では、女優ティナ・フェイがサラに扮して登場。
「アラスカの人は朝起きると、ロシア人がうろうろしていないか外を見て、もしいたら、しっしっと追い払うのよ」。これが視聴者に大受けし、サラは、ジョークのネタになりつつあるそうな。 ティナはサラを観察する。 「サラは拳を振って演説するのが特徴で、問題が理解できない時には、目を宙にさまよわせて、怯えるの」 とパロディを演じる。
ABCニュースのインタビューで、次のようなやりとりがあった。
質問:最近のロシアの動きに、どんな考えをお持ちですか。
サラ:彼らは我々と隣同士です。実際、アラスカからはロシアが見えるんです。
質問:ロシアと交渉をした経験はありますか。
サラ:プーチンが飛行機でアメリカに入ったら、まずどこに行くでしょう。答えはアラスカですよ。
質問:具体的に、あなたはどのように民主主義を世界に広げるつもりですか。
サラ:具体的には、民主主義を広げるあらゆる努力をします。
質問者: ??
コメンテーターはサラを評して、「彼女は答えが分からないというより、質問そのものが理解できないのだ。 彼女がVPになって、大統領に不測の事態が起きたら、彼女に核のボタンを預けていいのか」 と語った。
おとといのサラとバイデンとのディベートは、CNN調査ではバイデン51%、さらが36%で民主党のバイデン副大統領候補が勝ったと伝えた。

サラリーマンの厚生年金の改ざんのショック。
改ざんが6万9000件ではなく、現時点で143万9000件に上ることが分かった。
民主・長妻昭の執拗な調査がこの社保庁の犯罪をまた明らかにした。
とんでもない事件だ。 自民党はこのニュースに愕然としたという。 自民党の政権担当能力はもはや無い。 この問題は、さらに取材を進めてその真相を発表していく。

三笠フーズ
農水省・大阪農政事務所の元課長が接待を受けていたことを契機に、調査をした結果、少なくても12人が国家公務員倫理規程に違反したと農水省が発表したが、これは自己申告であるから実態は正確ではない。
三笠フーズ(辰之巳)のトン豚・冬木三男の接待は、食事、夜の高級クラブ、足代付きが頻繁に行なわれた訳だから、贈収賄罪が成立する。
三笠は、食品卸し大手の国分 (東京・日本橋)へも汚染米を回し、国分もボロ儲けをしたという。 また、汚染米は全国の給食センターに納入され、子供がせっせと汚染米を腹に入れていたのだから、関係者は詐欺罪どころか食品テロ、殺人未遂罪で刑務所にぶち込め。 そして損害賠償を払わなければならないのは言うまでもない。 

省庁の資料を民主党に出すな事件。
官僚の内部文書が民主党に流れたというのは面白い。
各省庁は、「民主党からの資料要求には、自民党の国対にまず相談すること」 という文書を省内に通知していた。 その文書が秘かに民主党に渡っていた。
「居酒屋タクシー」や「消された年金問題」などが民主党の資料要求で明らかになっている。 公党の資料請求を妨害するということは、国民を敵にすることと同じだ。

北朝鮮。
ヒルとライスがまたおかしな動きをやっている。
北朝鮮の新提案は、寧辺の核施設だけの限定的な検証計画を6ヶ国協議に提出する。これはあくまでも限定的検証である。 しかし、その見返りに、アメリカはテロ支援国指定を解除する。 その後、アメリカが求めていた本来の検証について、改めて話をするという虫のいい話。 これでアメリカが暫定的にテロ解除をすれば、朝鮮は、ああでもない、こうでもないと難癖をつけるばかりで、何も解決しない。
日本もいい加減6ヶ国協議などから離脱すればいい。 カネと時間の無駄だ。
それよりも、中国の核爆弾1500発、ロシアの核爆弾3000発を問題にするべきだ。
拉致問題? 家族会には申し訳ないが、拉致は終った。 但し、北朝鮮に対する経済制裁はこのまま固定だ。 日朝正常化交渉などは、100年後にすればいい。
後は国が家族会に損害賠償をすべきだ。 思い返せば、2007年2月に北京で6ヶ国協議があったが、本ページでは、その1月に家族会はそれに向けて体を張るべきだと主張したが、家族会は中山恭子になだめられて、何も行動を起こさなかった。
あの時こそ、官邸前で決死のハンガーストライキでもやるべきだった。
それを家族会はしなかったことで、胸をなで下ろしたのは官邸と外務省だったのだ。
(ムラマサ、鋭く斬る)
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YOSHIKIと相撲、 麻生太郎の憂鬱、東大の水銀米

2008年10月03日 | 人生の意味
相撲協会とYOSHIKI, X-JAPAN
相撲協会の係りの男から、無礼千万な扱いを受けたYOSHIKI。
その一部始終をビデオで見たがひどかった。 元相撲取りとおぼしき、やくざ風の男が客人のYOSHIKIに向かって無礼な言動を繰り返していた。
この前の日曜日、白鵬の優勝祝賀に駆けつけたのだが、「おいこら、早く来い、走れ、畳に上るな、アクラをかけ」 と罵詈雑言だった。 YOSHIKIは、じっと耐えて、笑い顔をしていたが、ハラワタは煮えくり返ってもおかしくない。
YOSHIKIは言う、「事故にあったようなもので、もう忘れました」 しかし、続けて、「私は呉服屋の長男ですから、畳に土足で上るような真似は決してしません」。
日本相撲協会は公益法人だが、暴力団の看板でも掲げた方がお似合いだ。

麻生太郎。
昨日(10・2)の国会本会議をテレビで見た。
顔には似合わず喋ることは綺麗ごとだけだ。 額に汗をかいて国家国民の為に全霊を尽くすという心意気が全く見られない。
3代続けて父祖父が総理大臣の息子というのは、こういう具合になるのだろう。 政治家あるいは総理大臣としての風格がない。いいとこのオボッチャマのはずだが、なぜだろう。
例えて言えば、1年前の冷凍食品をチンして食べるような味気なさか。
さて、麻生は、口をひん曲げ、筋者の目をぎらつかせて、綺麗ごとを述べ立てていた。
消えた国民年金、改ざんされたサラリーマン厚生年金については、調査修正はするが、その解決の目途は分からないと述べた。
もうこれだけで、やる気がないことが分かる。年金問題は社保庁の犯罪であり、老人にとっては生きるか死ぬかの問題なのだ。 だから1年以内に、官僚、政治家、職員、その他すべての機能を使って、土日祝日返上でやらなければならない仕事なのだ。やって見てどのくらいかかるか、などと悠長なことは許されない。 1年以内に完結すると国家指針を示さなければならない。1年以内に分からなければ、加入者の利益になるように解釈修正する。簡単なことだ。
そうでなければ麻生太郎なる総理は我が国にはいらない。
後期高齢医療問題、汚染米、福祉介護問題についても、中学の生徒会長の方がもっとましなことを言うだろう。
また、麻生は「補正予算の他、消費者庁、インド洋での補給など課題は山積している。解散という政局より、景気対策を優先したい」と答弁したが、解散は政局ではない、民意を国民に問うことだ。
2代続けて自民党は政権を投げ出したことに対して国民の審判を受けなければならない。
☆ 次に、共産党と社民党はもはや説得力がない。両党とも長い歴史を持っているが、党勢は今や風前の灯。両党とも歴史の役割は終ったのではないのか。
☆ 民主が、公明党について政教分離の話を持ち出した。矢野・元公明党委員長の国会喚問を示唆した。宗教法人は無税であるから、それを隠れ蓑にした政治団体は問題になる。創価学会と矢野の喚問もじっくりと時間をかけて解明しなければなるまい。

福岡の公園で、富石弘輝君(6)が母親に殺害された事件。
この事件の動機が今一つ分からなくて、取り上げないでいたが、昨日真相が見えてきた。 つまり保険金殺人事件だ。
逮捕された母親の富石薫(35)が、弘輝君が運ばれた病院から生命保険会社に弘輝君の死亡を電話連絡し、保険金の受け取りについて相談したという。 それよりも警察との打ち合わせ、親族・友人・町内会への連絡、葬儀の相談などが優先されるのが常識だ。
母親は、殺害現場の公園に行く前に、ファミレスでビールをジョッキで2杯飲んだという。 弘輝君には、死亡の場合、1千数百万円が支払われる生命保険がかけられていた。 母親は、バッグから細長いホースを取り出し、弘輝君の首を絞めて殺し、トイレの傍に放置した。 母親の皮をかぶった鬼畜。

東京大学の水銀米。
農学研究科の付属農場(西東京市)が長年、使用が禁止されている水銀系農薬を使用して、コメを栽培していた。 収穫されたコメは周辺住民に販売されていた。
「水銀系農薬」 は、その強力な毒性の為に73年に使用が禁止され、メーカーも製造していない。 東大側は、「殺菌効果が高かった為に使用した」と説明するが、子供の弁解だ。 東京農大の教授は、「信じられない。 今は、安全な農薬がたくさんある」 と首をかしげた。 近所の人は、「東大の米だから、食べると頭が良くなる」 と喜んで食べていたらしいが、中毒で健康被害を被ってもおかしくない。 水俣病か、イタイイタイ病か。 そして生まれてくる子供に奇形が。
まさか食品テロということは無いと思うが。 どうですか東大の先生。 それから、この問題発覚のきっかけは、「内部密告」 であることを付け加えておこう。
(ムラマサ、鋭く斬る)
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麻生太郎の眠れぬ夜。 アメリカ恐慌。

2008年10月02日 | 人生の意味
麻生太郎。
エリートの事務次官会議で、
(1)スピーディーな仕事 (2)悪い情報を上げよ(3)省益を捨て、国益に徹せよ(4)「これは自分の仕事ではない」と言うな。
と省庁のトップに訓示したらしいが、一晩寝れば忘れるだろう。
省庁も民営化したらどうか。 あるいは6つ位の道州制にして、各州に内政の権限を大幅に委譲する。 その結果、州によって格差が出てくるから、それが競争の原理を産むのではないのか。 競争が無い社会は進歩しない。 しかし、それにより、格差と弊害は発生するだろう。 それらはその都度修正すればいい。 現状では、弊害よりメリットの方が大きい。 それだけ中央省庁と官僚の不正腐敗サボタージュがひどくなっているということだ。
例えば、事務次官の退職金が8千万円だという。 その一事を見ても、官僚が世間から遊離しているのが分かる。 官僚帝国と言っても過言ではあるまい。 官僚が、天下り先に下ろす補助金と事業資金は少なくても12兆円に上るが、 完全民営化ならば、その10分の1で仕事が充分にできるはずだ。 公益法人への天下りを禁止する代わりに、官僚・役人は定年まで役所に勤務するようにしたらいい。 今の天下りは、お茶を飲みながら新聞を読むだけで、年収1千2百万円以上が貰える仕組みになっている。
今の自民党の政治家は官僚帝国に仕え、官僚の使い走りにされて、利権にぶらさがる猿だ。

昨晩、ある自民党代議士と赤坂のバーへ行った。
「冒頭解散は無くなったが」
「麻生がひるんだ。 アメリカショックで補正予算をと言うが、実は自民の選挙分析で自民は200を切るという結果が出た」
「なぜ冒頭解散を考えたかは、自民は300余人の陣立ては既に出来ている。 しかし民主の公認はまだ180だ。 人選に戸惑っている間に、民主を押しつぶそうという戦術だった」
「しかし、選挙分析に驚愕した。 最初の読みは自民220、公明30の250議席でセーフ、この民意で国会を乗り切る作戦だったが、出てきたデータは与党合わせて最大220」
「この分析の精度は高い。 国民新と無所属を入れても240には届かないことが分かった」
「だったら、解散はしないということか」
「麻生の腹は、年内はしない。 麻生も感はいい。 このまま解散をやったら、自民の歴史的惨敗だ。 自分の政治生命は終わりになる。」
「しかし、それで持つかな」
「問題は参院だ。 最初は処女の如くだが、小沢の凄さは国会駆け引きだ。 必ず紛糾する」
「厚労大臣、農水大臣から首をとっていくのか、それともいきなり御本尊から入るのかは、その時の状況変化と気合次第だが、面白くなってきたな」
「一寸先は闇だ」

アメリカ恐慌
アメリカの投機経済が火柱を上げて燃えている。
カネでカネを買うマネーゲームの末路がこれだ。 そこには、人間の為の経済活動は失せ、一握りの権力者が己の欲望を満たす為に秘密カジノでバカラをやっていたようなものだ。
かのポールソン財務長官は、ゴールドマンサックスのCEOだったが、その退職金は何と5億ドル(500億円)だったと言われ、財務長官という閣僚になった恩恵で、その退職金は無税になった。
さてアメリカ恐慌の発端は、数年後には住宅ローンの金利が10%に上昇するサブプライム・ローンにあり、借りた当初は楽であっても、数年後には返済不能に陥り、住宅を取り上げられる。 実際には月の給料30万円に対して返済が20万円になったという。 そして、銀行は借り入れ枠を増やして、さらに貸し付け、ローン地獄に追い込んだというのが実態だ。
その貸付金を融資したのは世界中の銀行であるが、特に日本の銀行から大量に融資を受けた。預金者からはゼロ金利でカネを集め、そのカネをアメリカにせっせとくれてやったということだ。
そしてそれが世界恐慌の引き鉄になろうとしている訳だから、日銀と財務省の責任は大きい。CDSという信用保証ビジネスがあって、これは住宅ローンを証券化するのに大きな役割を果たしが、要するに、ジャブジャブにカネを回し貸し付け、果てはパンクさせた要因だ。
そのスワップ証券は、日本の金融機関にも大量に流れており、その不良債権の発表はまだ一部に過ぎない。
(ムラマサ、鋭く斬る)
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