武田じゅうめい 愛と誠と正義

色即是空とは、すべての存在は虚無であると知る。
旗印は日本愛、 日本人には日の丸が足りない

司馬遼太郎の孤愁

2011年12月09日 | 人生の意味

★この国の形。

今朝起きて、司馬遼太郎のことが頭に浮かんだ。

司馬さんが生きていれば、今の世をどのように見据え、どのように論評するのだろうか。司馬さんの書斎から見える中庭の、鬱蒼とした緑の木々と繁みの中に、司馬さんが醸し出した優雅な孤愁は、今は無い。

 

(本日は下記に、ツィッター風にまとめました)

★民主党。

まだ12月9日だというのに、民主党は国会を閉じてしまった。民主党はいつもそうだな。そして国民の所得税を上げることを決めておいて、国家公務員の給与7.8%カットをやめてしまった。その財源は6000億円になるのだが、これって民主党のヤルヤル常習詐欺だな。

 

★派遣労働者の改正法案。

これもやめてしまった民主党の嘘。

 

★国会議員のボーナス。

今年の冬の国会議員のボーナスは290万円で、昨冬の281万円より9万円上げましたね。一方、来年から国民の住民税と所得税は上がります。国会議員のボーナスが上がるにつれ、国民の税も上がるというのはブラックジョークなのか。

 

★福島の米。

福島市、伊達市、二本松市などで収穫されたコメからキロあたり500ベクレルを超えるセシウムが相次いで見つかり、出荷停止になったという。

福島の農家さんには申し訳ないが、当初から分かっていたことです。国発表で原爆168発分の放射能が撒き散らされたのです。

特に致命的だったのは、3号機の核燃料爆発です(水素爆発ではない)。

 

★外食産業のコメ。

どこに行った汚染米。

安い汚染米のブレンドで放射能まみれになっていないのか。「混ぜれば500ベクレル以下は余裕」だと。福島産のコメが買い叩かれている。これ本当です。
混ぜればベクレルは下がるし、基準値は軽くクリアできる。混ぜれば混ぜるほど儲かる。しかもセシウムは測定しても、恐怖のストロンチウムは誰も測定しない。

 

福島原発の放射能汚染水。
東電は12月8日、処理したうえで汚染水を海に放出するという。
東電の松本純一は「このまま無尽蔵に貯蔵タンクを増設することは困難」だと抜かしたが、その汚染水は処理したといっても、処理した後のセシウム濃度はどのくらいあるのか。それを明らかにしなければならない。そして、いずれにせよ、ストロンチウムとかプルトニウムの危険な核種はそのまま残存しているはずだが、それはどうなのか。

そういう汚染水を海に流せば漁業はアウト(今でも垂れ流しは続いているが)、そして国際法違反、その果てに日本は破綻する。

 

★東京電力と原子力損害賠償支援機構。
東電に公的資金による資本注入を行い、2013年から総額3兆円を調達するという。

穴の開いたバケツに水を入れ続けるようなものだな。

一方、民主党政権は支援機構に5兆円の国債発行枠を設けており、保証枠と合わせて最大10兆円規模の支援を東電にできるようにするという。

甘いというか無駄だな。

それをやるならすぐに東電を国有化すべきだ。東電は既に破綻している。このまま民間企業にしておく意味は何もない。一時国有化すべし。

 

野田政権と中国。

2011年の初め、民主党政府は中国に対して「今後、脱北者を公館に連れ込まない」と誓約する文書を提出していたという。

おいおい、日本の主権放棄だぞ。

民主党というのは箸にも棒にもかからん。

 

(ムラマサ、鋭く斬る)

 

コメント
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