★東電のボーナス。
東京電力は、給与1カ月分のボーナスを出すという。金額は平均で37万4000円。
おいおい、東電は国から、つまり我々の税金から1兆円のカネを補填されている。
それでもボーナスを払うとは無茶苦茶だな。
そのボーナス分を福島の人々に配ったらどうか。浪江、富岡、双葉の人たちは放射能に追われてボーナスもないのだぞ。
さらに、東電の企業年金は月40万円支給がモデルになっている。だから厚生年金と合わせると、月65万円の年金支給になるというもの。
東電の企業年金は清算して、余裕分を原発補償に回すというのが人の道だと思うぞ。
★全国の電力会社の労働組合でつくる「電力総連」。
原発存続の陳情活動を民主党の国会議員に展開しているという。
全国の電力労組13団体が組合員から集めた「政治活動費」は総額7億5千万円。
そしてこの資金は、主に民主党議員向けの政治献金に使われた。
「原発存続に賛同してくれた民主党議員は約80人」だそうな。
具体的には、東電出身の小林正夫・民主党参院議員に計2650万円、そして幹部の川端達夫ら。
原発は儲かるということだな。
★東京電力。
今年5月、退任させると発表した顧問11人のうち2人が、退任翌日から嘱託社員として報酬を得ていたという。この2名は、68歳と69歳の原子力の元理事。
報酬を与えているなら、国からカネを貰っちゃ駄目だな。
東電など解体すべし。
★天皇と天皇制。
読者からのリクエストがあり、最近の女性宮家創設について一言のべます。
この課題の本質は、女系天皇の誕生と関わって来るということです。
日本の天皇の歴史を見れば、女性天皇は8人存在しましたが、これらの女性天皇はすべて男系の女性天皇であり女系ではないということです。
そして女性天皇の王子と王女は、天皇の御座に座ることはありませんでした。
ですから天皇は男系男子に限るとされ、男系女子は例外であり、女系天皇は存在したことはありません。
女性宮家の本質は、女系天皇を認めるという伏線があり、具体的には民間人男子が皇位継承権を持つ皇族女子と結婚した場合、その間に生まれた皇太子か皇女が天皇になる可能性を意味します。(ちなみに天皇家に養子を迎えることは法律で認められていません)。
もっと平たく言えば、女性宮家の創設は、民間人を父に持つ子息が天皇になる可能性があるということです。
本ページは、こういう考え方には賛成しかねます。天皇と天皇制の重みを考えれば、男系男子天皇に限ることが大事であると考えます。
男系が絶える可能性? それはありませんから御心配無用。
秋篠宮家が男系皇族を継承することになります。
余談、戦前の1920年、日本の皇族であった方子(まさこ)様は、大韓帝国の皇太子であった李垠の妃になりました。
そして韓国京城(ソウル)において激動の時代を生き、ソウルオリンピックの翌年1989年にひっそりと逝去されました。
仄聞では、戦後、日本へ戻るかという話もあったそうですが、韓国に妃として嫁いできたからには韓国人として韓国で死す、と述べたそうです。享年87歳。
日本女性の強さを見る思いがします。
(ムラマサ、鋭く斬る)