光山鉄道管理局・アーカイブス

鉄道模型・レイアウトについて工作・増備・思うことなどをば。
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番外編・「偉大なる凡庸」の入線

2008-08-23 22:23:30 | 車両・電気機関車

 先日EF60が入線したばかりの当電機区ですが、既にEF58や64などが入線し大分活気付いてきました。
 そうなるとどうしても直流電化区ならばどこに行っても見られるEF65が無いのが気になって仕方なくなって来ました。
 以前杉やんさんへのコメントで書きましたが、いつでも入手できると言う安心感からこれまで入線させてこなかった車輌ですがそろそろそのタイミングと考え、ショップ行脚を始めました。
 とはいえ今月は出費も多く新車と言う訳にはなかなか行かないのでオクや中古ショップを中心に探したのですが、程度から製造時期、外見に至るまで千差万別で選択には苦労しました。

 結局、特急色の500番台と1000番台の新車同様の奴を発見し無事購入しました。どちらもKATOですが、最近はTOMIXも良いモデルを出していると言う事なのでできればどちらかはTOMIXにしたかった所です。

 EF65は以前30数年前の旧製品を持っていた事があるのですが、当時の品は足回りがEF70と同じ(従って台車もスカートも違う)で細部への色刺しも無く、走りもそれなりのレベルでした(とにかくスローが効かなかった。尤も当時の製品の大半はそうなのですが)
 それに比べると今回の車輌は30年の間に何もかもが進化したことを納得させられる出来でした。スローはまるで1/150の人間が小走りに走る程度ののろのろ運転が可能で音も滑らか。車体周りは各部の作りこみが更に細かくなり30年前の品を知る身からすればあの頃の16番完成品に匹敵するか凌駕するレベルに感じられました。

 さてEF65ですが、ED75とならんで好きな機関車です。どちらもブルトレや高速コンテナから普通の貨物、旧客、イベント列車にまで対応できる懐の深さと親しみやすさがあるところから、個人的に「偉大なる凡庸」と呼んでいます。
 これからこの「偉大なる凡庸」氏らはレイアウト上でどれだけ活躍してくれる事でしょうか。