昭和39年版の「模型と工作・鉄道模型ガイドブック」から50年前の16番モデル工作とそれ以降のNモデルの思い出を語るある意味支離滅裂な企画(汗)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/48/4b/9648855491e308da65575ca0bd9b1ff8.jpg)
今回はオユ12を取り上げます。
以前から書いている事の繰り返しになりますが私が子供の頃、つまり昭和40年代~50年代位までの事ですがお盆休みなどで田舎の実家へ行った時の楽しみのひとつは「目の前を通る東北本線のオールナイト運行」を眺められる事でした。
青森発の時間帯と上野発の時間帯の差などから実家のある沼宮内付近は殆ど夜行列車が途切れる事がなく周囲が死んだように真っ暗な中、線路上だけはオールナイトの賑やかさでした。
ブルートレインや583系はもちろんですが当時は座席寝台の急行とかも走っていましたし今以上に貨物列車も行き交っていましたから真夜中の2時3時頃でも少なくとも10分か20分に1本は列車が走っていた事になります。
その中でも不思議な感触を持っていたのは「夜行の郵便、荷物列車」と言う奴です。
客車列車でなく、貨物列車でもなくそれでいてその通過風景に独特の颯爽さが感じられるのがこの種の列車でした。
荷物車は走行中は消灯しているのが普通だった様ですが、その中に混じっている郵便車は走行中にも仕分けでもやっているのか時々は灯りがともっているのを見た記憶があります。
(あるいは日没の早い時期に見た普通の列車だったのかもしれないですが)
そんなのを見ているとどことなく「徹夜仕事」の持つ独特なプロフェッショナル性の様なものを感じて頼もしく思えたものです。
尤も長じて仕事などで徹夜を経験する身になって見ると「それどころではない」事もわかって来るのですが(汗)
そんな訳で郵便車とか荷物車と言う存在には何か特別さを感じていました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5e/e9/9624f1933ea8c9336d5f20a018ff4767.jpg)
今回のハンドブックでもスユ42と併せて軽量車のオユ12の製作記事が載っています。
オユ12の場合は車内での仕分けはやっていないので上記の思い出とは合致しないのですが。
モデルの工作法は例によってペーパー車体主体の物で以前触れたナロ10やオシ16と大した違いはありませんが窓が少ない分工作は楽そうに見える一方窓に郵便マークを組み込んだりと言った郵便車独特の工程もあったりするので完成後に編成に組み込むとかなり目立ったことでしょう。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/72/6f/a41023d565795d3b1ac4b2fe30d833af.jpg)
客車の製作記事の中でもこの種の郵便車は「窓抜きが楽」な割には「編成に組み込むと程良いアクセントになる」事からか異なる2形式の製作法が掲載されるという事になったのではないかと思います。
後に科学教材社の「Nゲージ」にも10系客車の製作法が載っていましたが何故か郵便車の記事がなく、とても残念に思った思い出もあります。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/69/20/e99b125ab1b46956c31f8faa89769a94.jpg)
そのオユ12、NゲージではGMのキットとしてリリースされ、後にはマイクロやKATOの編成物の中に組み込まれる形で完成品もリリースされています。
とはいえ「オユ12の1両の為に他の客車まで抱き合わせで買う」程お大尽でもないので当鉄道のオユ12はGMのキットメイク品ばっかりです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/48/4b/9648855491e308da65575ca0bd9b1ff8.jpg)
今回はオユ12を取り上げます。
以前から書いている事の繰り返しになりますが私が子供の頃、つまり昭和40年代~50年代位までの事ですがお盆休みなどで田舎の実家へ行った時の楽しみのひとつは「目の前を通る東北本線のオールナイト運行」を眺められる事でした。
青森発の時間帯と上野発の時間帯の差などから実家のある沼宮内付近は殆ど夜行列車が途切れる事がなく周囲が死んだように真っ暗な中、線路上だけはオールナイトの賑やかさでした。
ブルートレインや583系はもちろんですが当時は座席寝台の急行とかも走っていましたし今以上に貨物列車も行き交っていましたから真夜中の2時3時頃でも少なくとも10分か20分に1本は列車が走っていた事になります。
その中でも不思議な感触を持っていたのは「夜行の郵便、荷物列車」と言う奴です。
客車列車でなく、貨物列車でもなくそれでいてその通過風景に独特の颯爽さが感じられるのがこの種の列車でした。
荷物車は走行中は消灯しているのが普通だった様ですが、その中に混じっている郵便車は走行中にも仕分けでもやっているのか時々は灯りがともっているのを見た記憶があります。
(あるいは日没の早い時期に見た普通の列車だったのかもしれないですが)
そんなのを見ているとどことなく「徹夜仕事」の持つ独特なプロフェッショナル性の様なものを感じて頼もしく思えたものです。
尤も長じて仕事などで徹夜を経験する身になって見ると「それどころではない」事もわかって来るのですが(汗)
そんな訳で郵便車とか荷物車と言う存在には何か特別さを感じていました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5e/e9/9624f1933ea8c9336d5f20a018ff4767.jpg)
今回のハンドブックでもスユ42と併せて軽量車のオユ12の製作記事が載っています。
オユ12の場合は車内での仕分けはやっていないので上記の思い出とは合致しないのですが。
モデルの工作法は例によってペーパー車体主体の物で以前触れたナロ10やオシ16と大した違いはありませんが窓が少ない分工作は楽そうに見える一方窓に郵便マークを組み込んだりと言った郵便車独特の工程もあったりするので完成後に編成に組み込むとかなり目立ったことでしょう。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/72/6f/a41023d565795d3b1ac4b2fe30d833af.jpg)
客車の製作記事の中でもこの種の郵便車は「窓抜きが楽」な割には「編成に組み込むと程良いアクセントになる」事からか異なる2形式の製作法が掲載されるという事になったのではないかと思います。
後に科学教材社の「Nゲージ」にも10系客車の製作法が載っていましたが何故か郵便車の記事がなく、とても残念に思った思い出もあります。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/69/20/e99b125ab1b46956c31f8faa89769a94.jpg)
そのオユ12、NゲージではGMのキットとしてリリースされ、後にはマイクロやKATOの編成物の中に組み込まれる形で完成品もリリースされています。
とはいえ「オユ12の1両の為に他の客車まで抱き合わせで買う」程お大尽でもないので当鉄道のオユ12はGMのキットメイク品ばっかりです。