光山鉄道管理局・アーカイブス

鉄道模型・レイアウトについて工作・増備・思うことなどをば。
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エンドウの「都営地下鉄10-000形」が入線する

2016-01-20 05:36:58 | 車両・私鉄/民鉄

 今回の帰省では帰省先でモデルを買った時の試運転用と称して先日エバグリで買ったエンドウのエンドレスレールセットを持ち込みました。
 この種の線路は既にファイントラックのカント付きが既にありますがカーブの径が小さいので無理すれば複線化も可能と言う目論見(笑)です。

 ですからこのセットを持ち込んだこと自体に全く他意はなかったのですが、それに加えてまさかエンドウの中古車両が入手できるとは思いませんでした。
 実家に向かう途中立ち寄った某県にて新装オープンした全国チェーンの中古ショップを覗いたのですが、そこで見つけたのが

 エンドウの都営地下鉄10-000形の4連です。
 これも都会のショップとか奥などでは出物が少なくあっても私には手の出ない値付けであることの多いモデルなのですが、オープンセールだったからか、相場が分からなかったのか驚くような安さで入手できました。
(とはいえ、ショップのある街は私の故郷などよりも十二分に都会なところのはずなのですが)

 中古モデルの値札を見て(相場よりも…と言う意味ですが)「安くて驚いた」のはかなり久しぶりのことです。尤もこのモデルは最近マイクロからも製品が出ているので細密モデルがお好きな向きはそちらの方が後悔しないと思います。
 私個人はこのエンドウので十分以上ですが(笑)

 車体全体がメッキされたコルゲート車体の電車なのですが以前入手したキハ35-900程にはくたびれた感じはなくむしろかなり良いコンディションの車体でした。
 プレス打ち抜きゆえの窓周りのクリーンさは今でも(わたし的には)十分に魅力的に見えます。
 屋根上のアンテナ類も丁寧な作りがされており細密ではない物のかなり好感の持てる造りになっています。
 この辺のディテーリングの取捨選択の適切さはいかにも量産ブラス模型に手慣れたメーカーらしいところではないでしょうか。

 走行性能もエンドウの中古としては相当に滑らかに走る部類でした。
 実車は京王線と相互乗り入れを果たしていた車両ですので同時期の京王の車両との相性も悪くないでしょう。
 また、実車では今回のモデルより後に作られた仕様(外見が一部異なりますが)だと高尾山口まで乗り入れている物もあったりするので「山の中の単線を走る地下鉄」としてローカルレイアウトとの相性も良いかもしれません(本当?)