光山鉄道管理局・アーカイブス

鉄道模型・レイアウトについて工作・増備・思うことなどをば。
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鉄コレ猫屋線の路面電車から

2020-03-18 05:40:44 | 車両・16番
最近の中国の事情から言って予定通り入手できるかわからなかったのですがジオコレ富井電鉄猫屋線の路面電車が到着し、入線を果たしました。

 今回入手したのは貨車とつながった仕様。実は以前読んでいたカラーブックスの「軽便鉄道」の中に花巻電鉄の路面電車が貨車を牽いている写真が掲載されていてその雰囲気を残しているこの製品が欲しかったのです。
 掲載されていたのはデハ22と呼ばれるものでしたがモデルはカラーリングのほか窓の数が多く少し長い点を除けば割合似ている気がします
(あるいは窓二つ分くらいカットして縮めればかなり近い雰囲気になるかも?)

 パッケージにあるイラストは雪景色で隣に馬面電車で知られるデハ3を模したような車両もありますから案外花巻電鉄をイメージした製品化だったのかもしれません。
 1/80スケールのモデルで後付けのパーツが(特に田舎では)入手困難なせいかパンタグラフは別の箱に同梱されていました。このパンタもサイズとお値段を考えるとなかなかよくできたパーツと思います。
 そのパンタを屋根上に取り付け(別部品の碍子が細かいのでなくさないように注意する必要あり)れば形態は一応完成。

 動力化するにはNの鉄コレの電気機関車用TM-ED01を用います。
 床下機器に凝っているわけではないので取り付けはほぼワンタッチ。むしろNの電気機関車よりもはるかに楽です。

 付属の貨車も適度に軽便臭いサイズとデザインでこれも私の好みにあいます。
 さっそくミニカーブで試走しましたがあいにく103Rのスーパーミニカーブは無理の様子。140Rならば悠々いけます。
 カプラーも私がいつも使うアーノルドでなく製品付属の朝顔カプラーを使いましたがこれもなかなかいい雰囲気。急カーブで2両が連結ロッドを介して車体がずれながら曲がっていくところなどは軽便らしさが横溢しています。

 それにしてもイラストにある馬面仕様のポールカーも出てくれないものでしょうか?