光山鉄道管理局・アーカイブス

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E233系2階建て車 ふたたび(笑)

2025-02-20 05:53:48 | 旅行・探訪・イベントなど

 昨年の帰省で初めて乗車した「E233系の2階建てグリーン車」

 2階建てだったら湘南新宿ラインや東海道線でも走っていますが、あちらは名にしおう「満員電車の聖地」みたいなもので乗る事自体が一苦労な上に「せっかくグリーン券を買って乗っても車内で立ちっぱなし」という経験を一度ならずしているので、始発駅からゆったり乗れる(何なら2,3本見逃して行列の先頭に立つ)中央線のメリットは(あくまでわたし的に)大きなものがあります。
 とはいえ、それも今が「お試し無料期間」だからこそ。

 3月16日からはわたしの場合、最悪「グリーン券で1800円以上取られる」料金体系になりますから、せめて今のうち位は上京のついでに二階でふんぞり返っても、まあ罰は当たらないかと思います(笑)
 通勤時間帯直後の高尾駅は閑散としたもので二階席を取るのも容易。
 周りを見回すと「本当にここは東京だろうか」と思える適度にローカルな風景が展開します。
 (でも同じ高尾駅を通る京王高尾山口行きの電車は「もっと秘境感が強い」ですが)

 定刻通りに発車する特快東京行き。このまま私が下車する神田駅まで1時間の大名気分を味わわせてくれました。前回の東京始発の時は乗客が多すぎて座席の回転もリクライニングもろくにできませんでしたから。
 今回は後ろをあまり気にせずにリクライニング出来ましたが、それでも心持特急よりも倒れない感じ。天井近くに回るほどラウンドしている窓は解放感はありますが夏場は暑そうです。
 網棚もないのでこの電車は「荷物満載のおのぼりさん」を客として想定していないのは間違いありません(笑)

 で、2駅先の八王子で2階はあっさり満席。その状況はお茶の水まで止まりません。

 でもクロスシートで微妙に高い視点から眺める車窓風景はなかなかのもの。特に多摩川辺りの見晴らしはあずさよりも好いくらいです。
 これなら乗る前に何か飲み物でも買っておけばよかったと思うのですが後の祭り(汗)
 東京へ向けて疾走するE233の乗客はみるからに三多摩近辺在住の東京都民という風情の中、ひとり車窓風景をデジカメで撮りまくっているカッペのおっさん丸出しの私がそこに居ます。

 その二階建てを神田で降車し山手線で秋葉原に向かいます。

 帰途は新宿までE233、新宿からは京王の特急で高尾を目指したのですが、帰りの電車では敢えて1階席を選んでみました。
 二階建て電車の一階に乗るのは大昔、東北新幹線の200系の個室を利用した時以来。あの時は「窓の外がひたすら防音壁ばっかりの『走る独房』みたいな気分でしたが、E233では目立つ胸壁がないせいもあってそこまでの閉塞感はありません。何より電車でありながら着座位置がバスより低い独特の視点が意外に面白い。

 代々木近辺で並走する首都高速のクルマをほぼ同じ高さで走るのは何だか「競争でもしている様な気分」です。

 更に視線を下げると普段こんなに近くで眺める事のないであろう「バラストの流し撮り」気分も味わえます(笑)

 で、わたしは新宿で下車だったのですが、お茶の水で乗り込んできたビジネスマン風の客が隣席でおもむろに弁当を広げ始めたのには参りました(笑)
 確かにベンチシートの電車ではこういう芸当はできません(とか言いつつ、一度夜の武蔵野線の車内で崎陽軒のシウマイ弁当を食べた事がある私が行っても説得力はないかw)からこれもまた一種の非日常の体験なのかもしれないですね。


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