光山鉄道管理局・アーカイブス

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帰省の恐怖体験のはなし

2018-01-13 05:51:04 | 旅行
 帰省の思い出話ですが、実際こういう話は帰省シーズンでないとなかなかアップできませんからこの機会に書きたいと思います(笑)

 20世紀末から21世紀初頭の一時期、実家への年末年始の帰省が文字通り「元日の東京方面行き1番列車」だった時期があります。
 当時の中央線のダイヤの関係でそうでもしないと盛岡に着くのが元日の夕方になってしまうので、結構強行軍でした。列車は183系の終期辺りの時期でしたか。

 ですが元日の東京行きの特急列車と言うのは「帰省ラッシュの逆方向」に走っているので車内はガラガラの事が多かった。
 それでも自由席はそこそこの乗客がいるのですが、指定席では客の数がかなりまばらになっていました。

 特に凄かったのが当時編成に1,2両は繋がっていた「喫煙車」
 二三度経験しましたが「1両に私一人しか乗っていない」幽霊電車状態。

 しかも外の景色は元日朝のうららかな景色とそれなりの人通り、どうかすると窓外の町中で獅子舞まで待っていたりするのですから外界と車内との落差の凄さというか隔絶感が半端なかったのです。

 一度経験してみると分かりますが、これは凄く怖いものです。
 各車輛の隔絶感も際立つ特急車両(隣の箱のノイズが殆ど入ってこない)なのでこの1両だけでなく列車全体が無人なのではとか錯覚しますし、外があれほど賑やかなで晴れ渡っているのにこちらがまるで別世界にでも隔離された様な寂寥感がありました。

 人によっては他の客がいない方が気楽なのかもしれませんが・・・

 それが今は逆に「元日に実家から宵の口に帰宅」
 「自宅近くの駅のホームは平日よりも人影と言う物が無く」そこからの帰途では「夜中の誰もいない神社で初詣」
 という、別な形で恐い体験をする事になっていますが。


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