ちゃ~すが・タマ(冷や汗日記)

冷や汗かきかきの挨拶などを順次掲載

なんどもなんども子ども理解を深めるということ

2011年01月21日 21時48分28秒 | 大学
幼稚園に行って、子どもと遊ぶ。子どもは手をかければかけるほど、気持ちが通じ合ってくる…。
知的障害教育方法論の講義-これまでの振り帰りをしつつ、発達の理解に向かう。夜明け前の子ども達の未使用フィルム(びわこ学園療育記録)のうち、ナベちゃんのところをみる。田中先生の説明は、生後第2の発達の階層から、発達の新しい原動力の生成、そして自我の誕生と拡大にもつなげるということだった。発達の基盤の所からみることによって、できることを浮かびあがらせていくという特徴を持っていると思った。ぼくなら、1次元可逆操作の説明で終わるところだが、そうならないところが興味深い。
なんども、なんども見直して、小さな表情や手の使い方の変化、行動の変化を捉えているところはすごいと思う。

昼に、与謝の海養護学校の紀要のデジタル化ができたので、それをDVDをつくる。卒論・修論などを事務から持ってくる。DVDディスクを買ったりする。事務の人が、書類作成のための資料を持ってきて、それに対応。修論検討のゼミの手配などなど…。

2時半から、3回生のゼミ。盲学校の実践を見に行くこととの関係で、NHKでやっていた「障害者と戦争」をみる。京都盲学校のK先生も出演していた。「差別的平等」の中で、虐げられたからこそ、戦争に強く荷担していく。

4時過ぎから、通級研。8時過ぎまで。緘黙の件の交流、動物病院のM先生からの報告、LD関係の論文の報告(奈良の調査を含む)、その後、実践の話や通級指導教室の対象児をどう考えるかなどを討議。