朝夕の風が秋の気配を感じさせる頃になった。二十四節気は中国から伝わったことから日本の気候には少し早いらしい。今年の”立秋”は八月七日、う~ん、我が岐阜の地では10日程早いぐらいだろうか。毎年、お盆が終わるころの朝夕の風は涼しく”秋近し”を感じさせる。
写真左は蝶が好きな花と聞くブットレアである。そして右はトンボである。歳時記では蝶は春の季語でトンボは秋のようだ。確かに8月に入った頃から蜻蛉を見かけることが多くなる。シオカラトンボ・麦わらトンボ・イトトンボ・オニヤンマ・・・そして赤トンボである。もうしばらくすると黄トンボが群をなして飛ぶようになる。トンボも秋の使者のようだ。
そして、こちらは矢筈ススキである。秋の七草に数えられるススキはこの種ではないようだが何とも美しい。右も七草の一つハギである。七月には咲き始めるが今が最も花数が多い。ここにも秋が、である。
こちらは”行く夏を惜しむ”孫である。大津谷で遊ばせてやろうと我が家から坂道を一緒に上って行ったが途中、”暑いから帰る”。仕方なく三歳児を負ぶって歩む。私が帰りたくなった。それでも水を見るとこわごわながら水の中へ。特に石を投げこみ上がる水しぶきに”石花火!”と叫ぶ。30発ぐらいは打ち上げた。
秋の気配は何に感じられるだろうと考える。風・花・セミを代表とする虫の鳴き声そして間もなく果物も秋の味覚に変わる。種々の事で秋を感じられるのは嬉しい。だが、心配性の私はその後に続く冬の到来を恐れる。寂しさを漂わせてもいい、穏やかな秋が長く続きますように。