天候不順が続いている。今朝はとても暖かく、気温が9度近い。昨日から雨が降ったり止んだりなのに冬の雨の寒さがない。写真は一昨日の朝日だ。山の上に広がる厚い雲に阻まれ、陽が見えたのは7時過ぎだった。遠くに名古屋駅前のビル街が見える(左側)、右側の大きな建物は大垣市のソフトピアセンタービルだ。遠くまで望める景色は冬がくれる贈り物と楽しみにしている。
山間はまだ秋の様相だ。水道施設の後ろに広がる山々もまだ秋の美しさを見せる。そしてイチョウの葉もまだ散らず黄葉を楽しませてくれる。
鳥たちは今が食べごろと渋柿の熟柿に群がる。スズメ・ヒヨドリ・カラスそしてこのツグミだ。ツグミの顔はホオジロに似ている。身体はホオジロ・スズメより一回り大きく、ヒヨドリと同じくらいだ。モズが大きさを抑えるため切った桂の木のてっぺんに来た。
最初の写真と同じ日の光景だ。雲間から太陽の光が照らす、薄明光線(はくめいこうせん)と言うようだ。大きな怪獣が空から光線を放つようにも見える。
柑橘類の収穫時期である。我が家ではスダチから始まる。スダチの本場で地元の徳島県ではお盆の阿波踊りの頃から青いスダチを収穫し販売を始める。調味料として料理にかけるなどして味わうにはその頃の方が風味があり美味しいようだ。我が家ではスダチポン酢に使用する以外はそのままジュースにして飲む。作製したスダチ絞り機で絞る。今回は籠2杯分だ。まだ同じぐらい木に生っている。
籠一杯のスダチを見て子供の頃、砂場で砂で山を作り、その上に棒切れを差して棒が倒れないようにして砂を取り合った遊びを思い出した。籠からスダチを取って絞り機に載せるのだが単純作業、そうだ籠の中で逆砂取りをしようと思い立った。周囲の蜜柑が崩れないように片側を下に下にとスダチを取り進む。何時崩れるか、と期待したのだがスダチの山は一向に崩れない。えーいと無理やり途中のスダチを抜く、崩れたー。砂遊びで負けたときにもそうしたような・・・成長が止まっているか、イヤ子供時分に戻っているようだ。