花・昆虫との田舎暮らし暦

田舎暮らしも13年目、木々・草花・鳥・昆虫等々、自然は初めて知ることが多く楽しい。色々な経験を紹介していきたい

雲間の朝日 大垣市から名古屋市の景色 朝焼けの景色 ツグミとモズ 薄明光線(はくめいこうせん) スダチ絞り

2019年12月18日 | 田舎生活

 天候不順が続いている。今朝はとても暖かく、気温が9度近い。昨日から雨が降ったり止んだりなのに冬の雨の寒さがない。写真は一昨日の朝日だ。山の上に広がる厚い雲に阻まれ、陽が見えたのは7時過ぎだった。遠くに名古屋駅前のビル街が見える(左側)、右側の大きな建物は大垣市のソフトピアセンタービルだ。遠くまで望める景色は冬がくれる贈り物と楽しみにしている。 

  

 山間はまだ秋の様相だ。水道施設の後ろに広がる山々もまだ秋の美しさを見せる。そしてイチョウの葉もまだ散らず黄葉を楽しませてくれる。

  

 鳥たちは今が食べごろと渋柿の熟柿に群がる。スズメ・ヒヨドリ・カラスそしてこのツグミだ。ツグミの顔はホオジロに似ている。身体はホオジロ・スズメより一回り大きく、ヒヨドリと同じくらいだ。モズが大きさを抑えるため切った桂の木のてっぺんに来た。

  

最初の写真と同じ日の光景だ。雲間から太陽の光が照らす、薄明光線(はくめいこうせん)と言うようだ。大きな怪獣が空から光線を放つようにも見える。

  

 柑橘類の収穫時期である。我が家ではスダチから始まる。スダチの本場で地元の徳島県ではお盆の阿波踊りの頃から青いスダチを収穫し販売を始める。調味料として料理にかけるなどして味わうにはその頃の方が風味があり美味しいようだ。我が家ではスダチポン酢に使用する以外はそのままジュースにして飲む。作製したスダチ絞り機で絞る。今回は籠2杯分だ。まだ同じぐらい木に生っている。

  

籠一杯のスダチを見て子供の頃、砂場で砂で山を作り、その上に棒切れを差して棒が倒れないようにして砂を取り合った遊びを思い出した。籠からスダチを取って絞り機に載せるのだが単純作業、そうだ籠の中で逆砂取りをしようと思い立った。周囲の蜜柑が崩れないように片側を下に下にとスダチを取り進む。何時崩れるか、と期待したのだがスダチの山は一向に崩れない。えーいと無理やり途中のスダチを抜く、崩れたー。砂遊びで負けたときにもそうしたような・・・成長が止まっているか、イヤ子供時分に戻っているようだ。

 

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節気大雪 初冠雪 庭の紅葉リョウブ・カマツカ 蜜柑 帰り花石斛・ユキヤナギ 山茱萸(サンシュユ)・モクレンの蕾

2019年12月11日 | 果実・花

  7日(土)は大雪(たいせつ)だった。これを待ちかねたように前週は3日続けて山頂が白くなった。”池田山に3回積もると麓に”と地元の人たちは言う。さあ、降るかと思った今週、昨日・今日と最高気温は17度を超えた。どうなってんだか???

  

 庭は冬と言うより晩秋の景色だ。紅葉・ニシキギが庭を彩る。そしてリョウブに加え大きな木カマツカが色づいてきた。その前の薄い緑が残る木はユキヤナギだ。

  

 柑橘類の実が色づいてきた。我が家の蜜柑通りだ。一番手前が夏みかん、1本、まだ実が生ったことがないオリーブを挟み、温州ミカンがある。その向こうが柚子。そして一番向こうの一番大きな木がシークワーサーだ。もう一つ柑橘類は土手に数本ある。これはジャバラ、花粉症に良いと言うことで植えている。

  

 大雪だと言うに相変わらず春の花々が咲く。狂い咲き、帰り花とも言う。ユキヤナギそしてセッコクだ。

  

 当然だが春を待つ花々の蕾も見える。山茱萸(サンシュユ)である。黒くて丸いものが見えるがこれらが蕾だ。剪定をするとき、蕾の見える枝は切りずらい。出来るだけ残した。そしてモクレンだ。これから寒さを耐えぬく間に蕾が大きくなってくる。

  

田畑・茶畑ばかりの山間に住んでいる。朝、日の出の頃に散歩する。が、土の上を歩けるところが殆どない、舗装されているのだ。唯一、大津谷の右岸の土手道だけが舗装されていない。歩くと砂利道が弾けるような音を聞かせてくれる。音は心を穏やかにしてくれる。♫”砂利道を駆け足で マラソン人が行き過ぎる まるで忘却のぞむように 止まる私を 誘っている・・・” 五輪真弓さん作詞・作曲の”恋人よ”の歌詞である。砂利道を掛けるリズムカルな音が心を洗ってくれるか、”忘却”の言葉が心地良く耳に残る。

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虹 サザンカ 椿 アブチロン 洲本の海(日の出)

2019年12月05日 | 果実・花

  見慣れた景色でも毎回、感動するものがある。一つは朝日・夕日の出入りの光景だ。そして、虹も大空に架かるアーチの美しさに見惚れる。太陽の位置により架かる位置は異なるはずだが日の出に架かることが多く我が地ではこの北の方角に出来る。写真では分かりにくいが右の写真では虹が2重に架かっている。下の虹を主虹、薄く見える方を副虹と呼ぶそうだ。

  

 サザンカが最盛期を迎えた。咲き始めた時は少し早いかと思ったものだが考えてみるともう12月。寒い冬、長く咲いていて欲しいものだ。

  

 椿の花も次々に咲き始めた。開花した木はもう7、8本になるだろうか。寒い冬に咲く椿・サザンカ、赤く目立つように咲くのは鳥が来て、密を運んで受粉を手伝ってくれるのを期待するためもあるようだ。

  

鉢植えの長い茎に濃い橙色の花が咲いた。アブチロンの1種のようだ。長い茎の先に何枚かの葉と1輪の花、なかなか良いものだ。

  

 先日、中学校3年生の仲間10人余りが淡路島洲本市に集った。写真はすぐ前にある海の日の出時の光景だ。朝陽は右の山に隠れ海から上がる所は見られなかった。気温が下がったためか海から蒸気が上がっていた。

  

 せっかく洲本市まで来たので墓参りを、と故郷徳島県に入り美馬町・三加茂町(今は東みよし町)へ行ってきた。三加茂に住む同窓生から”しょゆのみ”(しょうゆの実ーーしょうゆもろみ)を教えてもらい加茂駅前”おたふく”に買いに行った。ごく普通の民家で販売されていたのに驚いたが、もう一つ支払いにペイペイが使用できるのにもう1度びっくり!では、とペイペイで支払うと”うちで使用してもらったのと初めてです!”。と言われながら奥に引っ込まれた。どうしたのかなと思っていると青いスダチ(今の時期青いのは珍しい)5、6個持ってきて”記念に”と頂けた。楽しい思い出がまた一つ故郷に出来た。しょゆのみも青いスダチも美味しかった。感激!

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雲間からの光 桜とヤマボウシの紅葉 狂い咲き 勿忘草 サクランボ お茶の花 サフラン 皇帝ダリア  

2019年12月03日 | 果実・花

 師走入りだ。現役時代は忙しくそして慌ただしく感じたものだが今はそうでもない。多少、淋しさも感じるが楽で穏やかなまま、年末に向かう気分は現役を卒業した喜びをしみじみと感じる。雲が重なる合間から太陽光が漏れている。このような現象をを薄明光線(はくめいこうせん)と呼ぶようだ。

  

 テレビが毎日のように紅葉情報を伝える。我が里でも山々が色づき、近辺の木も綺麗な色を見せる。近くの小学校に見える景色だ。桜の木も種類によってこんなにキレイになる。そして庭でもヤマボウシが色づく。

  

 紅葉に見惚れる中、相変わらず時季外れの花も咲いている。勿忘草だ。春の花に比べて花弁は小さいが次々に咲いている。サクランボの木にも花が見える。

  

 ツバキ科ツバキ属の花、お茶の花は今が旬である。葉を摘むために育てられているお茶の木は木・葉に栄養を回すためか、木枝を刈り込み出来るだけ花が咲かないようしているようだ。この茶の木は花を楽しみため植えた庭の花である。

  

 サフランが庭のあちこちで咲いている。茎が短く地上すれすれに咲くが花だが美しく艶やかなため目立つ。

  

 やっと皇帝ダリヤが咲き始めた。茎がどんどん伸び5mぐらいになり花は見上げなければならない。台風で2度、3度と倒れたが強い花で根が殆ど張っていないのにこれだけの蕾が付いている。

  

 薪ストーブを焚き始めて一ヶ月を経過した。が、まだ朝は焚いていないため薪棚は小さいものが一つ空いただけだ。朝にも焚き、家にいる時は一日中、焚く日は近い。一日中、焚くようになると1日で10束ぐらいの薪を使うようになる。もう来季の冬に使用する丸太を集めている。そろそろ2020年11月から焚くための薪を作り始める。毎年、書く話だが寓話”アリとキリギリス”を思い出す。アリのようにせっせと薪作りに精を出す季節である。一つ疑問がキリギリスってサボり魔?どうも冬には一生を終えるってことからの話のようだ。

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