花・昆虫との田舎暮らし暦

田舎暮らしも13年目、木々・草花・鳥・昆虫等々、自然は初めて知ることが多く楽しい。色々な経験を紹介していきたい

鬼百合 多数咲くユウスゲ 宿根スイトピー ウマノスズク ジャコウアゲハ

2018年06月29日 | 出来事

 梅雨も終わりに近いのだろうか。雷混じりの激しい雨に夕方、見舞われた。車で走っていたがとても走れない降り、通りがかりのコンビニに入り、休憩を余儀なくされた。薄暗いどしゃぶりの雨中の運転は恐怖を覚えた。

まだ雨に降らない午前中、久しぶりに庭・畑を回ると鬼百合が咲き始めていた。斑点のある花弁も良いが少し反っている蕾も嘴みたいで楽しい。

   

以前にも紹介したユウスゲが今季最高の数、咲いた。長い茎が風で折れそうなほど揺れる。紐で倒れないように補強している。

   

宿根スイトピーが家の西側の桐の木の下で咲いている。ピンク色と白色の2種ある。宿根なので毎年、お約束したように決まった頃に芽を出し花を咲かせる。

   

ウマノスズクサ(馬の鈴草)が伸びたい放題に写真左のように広がっている。ウマノスズクサは右のようにラッパのような花が咲く。和名の由来は葉が馬の顔の形に似ていて、花の球形の部分が馬の首に掛けるような鈴に似ていることかららしい(ウィキペディアより)。

   

今年も女房がジャコウアゲハの幼虫を何匹か持ってきて、幼虫が好きだと言われているウマノスズクサに這わせたようだ。が、直ぐにいなくなり一つだけサナギになっているのを見つけた(左写真)。後はいなくなったと気にしてなっていたようだが今朝、フキの葉の裏でかえったジャコウアゲハを見つけた。見に行くと驚いたためか少し飛び、どくだみの葉で羽が乾くのを待っているところを見つけた(右写真)。幾つかのジャコウアゲハがクロアゲハとともに飛び交うのを楽しみにしている。

   

スイートピーと言えば松田聖子さんの代表曲”赤いスイートピー”がある。松本隆さんの作詞である。あるテレビ番組で松本氏が”大ヒットの要因は?”と聞かれ、当時まだなかった赤いスイートピーを曲名にしたことですかね、と洒落た答えをしていた。赤い花のスイートピーはこの歌をきっかけに開発されたと聞く。ないものを歌にしたらヒットするわけではないが自分にないものを考えてみた。たくさんあるある、代表的なものは”根性・積極性・健康”か、あっお金も。


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アジサイ 沙羅 月見草 ユウスゲ 菖蒲 ブットレア クチナシ 半夏生

2018年06月24日 | 果実・花

雨の合い間、梅雨の晴れ間と言い方は色々あれど青空の下、梅雨の花の代表花の一つ紫陽花が咲いている。左はボンボンに小さい花を付けた紫陽花、そして右はガクアジサイである。梅雨の鬱陶しい雨の日に慰められる花である。

   

沙羅の花が玄関先で咲き始めた。庭を創ってくれた知り合いのおじさんがカクカクと伸びる枝の梅と対比的にスーッと空に延びる木を組み合わせようと沙羅を植えてくれた。一夜花だが今年は多くの花を付けて長く楽しませてくれる。

   

夜の華イヤ間違った夜咲く花、月見草と右はユウスゲである。夜の花とは言え、ユウスゲは朝の青空の下にもまだ咲き残る。

   

こちらも梅雨を代表する花の一つ、菖蒲である。先の紫陽花そして菖蒲を思うとき、雨に打てれるシーンが浮かぶ。青空に大きな花を見せるのも良いものである。右はブットレアの花である。蝶が好きな花と聞いていたが初めて蝶とのショットが撮れた。

   

こちらはクチナシである。クチナシは右のように咲いたところも良いが左のような蕾の時も楽しい。捩じったような花弁がほどけるように咲く。

   

半夏生である。強い花で今年は左の写真のように広がった。半夏生はだんだん上部が白くなりそしてまた元の色に戻っていく。右はホタルが出る水路の傍に植えたと言うか置いたものである。ここだけ水の中だが一番早く白くなった。

   

先日、仲間との宴会からの帰宅する電車で乗り越した。養老ー揖斐線で3回目の乗り越しである。ショックだったのは今回は全く飲んでいなかったのに、である・・・。電車と言えば忘れられない出来事がある。上司と熊谷駅で東京に戻るために2人で電車に乗った。集中して相談していた話が終わり流れる景色を見た時、どうも景色がいつもと違うことに気が付いた。”部長、これ反対方向へ走っていません?”。部長は一言”そうみたいやね”。今流で言えば”そだねー”。

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京都から奈良への旅 建仁寺 両足院の半夏生 三室戸寺の紫陽花 極楽浄土 浄瑠璃寺

2018年06月16日 | 旅行

 梅雨の合い間、京都から奈良の寺参りに行って来た。梅雨らしくどんよりとした空ではあったが暑さもなく良い日和だった。写真2枚は襖絵である。高野山金剛峰寺でもそうだったが近年、若手の絵師が描いた襖絵が多いように思う。右は鳥羽美花さんと言う女性が描かれたようだ。

   

 建仁寺は庭もとても美しく、とても気持ちが落ち着く。写真は脇侍を両側に配置される三尊像を表している。女性が座るその向こうの部屋に風神雷神が展示されている。写真右は建仁寺の塔頭両足院の半夏生(カタシログサ)である。写真は6月7日だから今はもっと葉が白くなっていることだろう。雑節の一つ、半夏生の頃(7月初め)が見頃と言われるが今年は如何にも白くなり始めるのが早い。

   

 花の寺として知られる三室戸寺である。左の写真の左側から参道を登り赤い山門を通ると今の時期、右側に紫陽花が広がる。真っ青あるいは白色の紫陽花に近年は写真のようなピンク・赤色の花も増えているようだ。

   

 ガクアジサイも多い。左はダンスパーティーと言う名前の紫陽花ではないかと思う(定かではない)。本堂・三重塔はこの紫陽花畑の上にある。

   

 今回の旅、最後に参拝したのは浄瑠璃寺である。浄瑠璃寺と言う名の寺は数多い。ここは9体の阿弥陀如来坐像が安置されることから九体寺の名でも呼ばれている。浄土式庭園で池を挟むように三重塔と本堂が配置されている。写真左は本土の前から、そして右は三重塔のある位置から本堂を写したものである。大きい声で話すことも憚られる静かさの漂う寺で気持ちがとても落ち着く。

   

 浄瑠璃寺は三重塔内に配置される薬師如来そして本堂に阿弥陀如来を配し極楽浄土を表しているようだ。この落ち着いた気分にさせてくれる極楽浄土、今ここでよく味わいたい。死後、極楽浄土に行ける自信は勿論・・・ない。

 

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6月の花 フェイジョア ササユリ ヒメイワダレソウ 沙羅 ヤマアジサイ

2018年06月12日 | 果実・花

今年は早くも梅雨入り。流石に宣言の日は雨降りだが入ると以外と好天が続く。台風が近づいた日曜日は雨が降ったが予想進路より遠くを通ったためか昨日そして今日も天候は晴れ、梅雨らしくない。雨が降ったり止んだりだった日曜日、フェイジョアが雨水を貯めながら咲いていた。昨年の秋台風で根元がねじれるように裂けたが外科医よろしく添え木し、テーピングで今年もトロピカルな気分にさせてくれる花を付けた。

   

同じ雨の中白く細長いくちばしのような花が開き始めたササユリである。開き始めの写真が左で今日は右の写真のようにしっかり開いている。細い茎に大きな花、こちらは支柱が必要だ。

   

ホタルが飛び始めた水路を渡る我が家へのメイン道路(?)、庭から伸びたヒメイワダレソウ(姫岩垂草)がびっしりとコンクリートの地面に張り付くように伸びていた。ヒメイワダレソウは右のような花が咲く。これ以上、道路にはみ出すのは迷惑かと削ることで広がりを防いでいるようだ。

   

沙羅の花も咲き始めた。玄関先の屋根を超えて伸びている。沙羅は一夜花で上の方に咲くと朝、落ちている花を見て咲き始めたことを知る。ナツツバキとも言われるがやっぱり形を崩さずポトンと言う感じで落ちている。今年は蕾が多い。暫く楽しませてくれそうだ。

   

梅雨の花と言えばこれを思い浮かべる人が多いだろう。菖蒲の花と並ぶ代表的な梅雨の花紫陽花である。♫”・・・じっと咲いてた花にふる 雨 雨あじさいの雨は 男ごころを ぬらす雨”。渡哲也さんのヒット曲”あじさいの雨”の1節、水木かおるさんの作詞である。

   

 先日、雨の合間に今年2回目のゴルフに行って来た。”一日会(ついたちかい)”と言う私が主催するゴルフコンペである。私の親友とも言うべき友3人の内、ゴルフをする2人は何れも1日生まれ、私も31日、そして更に1人入ってもらった人も51日。何とゴルフに行った最初の4人が一日生まれ、そんな偶然あるの、と思いながらのコンペ名である。始めた時はまだ60歳少々だったため元気で、終わってから現役時代から通っていた飲み屋に行った。ついてくれた女の子に”男”を選ぶとき、1日生まれは止めときや、こんなのばっかりやで”と言ったら近くで聞いていたママが”あら、私も1日生まれよ”だって。いや、あの、その、女の人は良い人が多いそうです、フ~。

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紫露草 ホタルブクロ ザクロ ブルーベリー 桔梗 ホタル

2018年06月06日 | 果実・花

我が住む町は雨の朝である。今日にも梅雨入り宣言があるのではないだろうか。何故、梅雨入り宣言が必要なのかとずっと疑問だった。昨日の特ダネで”豪雨警戒などを促す”も一つの理由と天達さんが言っていた。少しだが納得。6月と言えば雨、雨と言えばアジサイだろうか。例年に比べ少し早いのだろうか、アジサイの花が咲き始めた。アジサイの花言葉の一つに”移り気”がある。色の変化からだろうがそれだけで移り気は可哀そうだろうと思うのは私だけ?紫露草も咲いている。すっと伸びた葉に薄紫の花、雨の中に爽やかさが漂う。

   

下の2つの写真はホタルブクロの花である。子供がホタルを入れて遊んだと言うことからの名前らしい。が、子供の頃には全く知らなかった花である。長く咲く花だがホタルが飛ぶ今が全盛のようだ。

   

左の写真は前回紹介した花ザクロの花である。実が成るザクロも咲き始めた。右の写真がそれである。子供の頃によく食べた果実はユスラウメ・グミ・プラムである。そして憧れたのがビワ・ザクロ・ソルダム(プラムの1種)である。夢であったプラムとともにザクロも植えたのだが・・・今では酸っぱくて食べられない。

   

ジュンベリーに続くようにブルーベリーが熟し始めた。ブルーベリーは右の写真のように薄い緑色の実が紫色に変わり始める。そして右の写真のように濃い紫色になると食べごろである。

   

あちこちに咲くポピー、ここでは麦の穂を囲むように咲いている。麦は収穫するために植えているのでもないようだが・・・脱穀は昔ながらの脱穀機でやっている。右は小さい茎にちょこっと言う感じで咲く桔梗である。白い花の桔梗が遅れて間もなく咲くが”桔梗は紫色が似合う”と思っている。古い人間なのでしょうか、歳から言うと間違いない。

   

6月と言えば蛍がある。燐家との間にある水路で蛍が育ち、飛んでいることに気が付いてから4年目を迎える。今年はどうかと6月に入ってから毎晩、見に行くのが日課になっている。1日には全く見なかったが2日に1匹、そして昨晩5日には弱い雨の中10匹ぐらいが舞っていた。何故、ホタルがここで育ち始めてかわからなかった。4、5年前に醒ヶ井にある水路から貝を取って帰り金魚・メダカの水槽に入れたがこれが繁殖し水路にも落ちたのが要因ではないかと思っている。昨年から水槽を掃除した時に一杯いる貝(カワニナ)をせっせと水路に持っていって入れてきた。今年は家のベランダからも飛ぶホタルを見かける。”ホ、ホ、ホタル来い、あっちの水は苦いぞ、こっちの水は甘いぞ・・・”。と純な歌で蛍は来てくれる、夜の蝶はそうはいかないぞと友達が言ってたなー。

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