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花・昆虫との田舎暮らし暦

田舎暮らしも13年目、木々・草花・鳥・昆虫等々、自然は初めて知ることが多く楽しい。色々な経験を紹介していきたい

カラスウリ 満開のヒガンバナ 白いヒガンバナ モンキアゲハ 赤トンボ

2021年09月23日 | 出来事

 今日は彼岸の中日、秋分の日。立秋は8月7日だったが、その頃は未だ盛夏、秋はまだ遠い感があった。1ヶ月が経過し、景色も風も匂いさえもすっかり秋の様相になった来た。実りの秋が店頭に並ぶ季節でもある。野にもそんな実が、カラスウリ(烏瓜)だ。巻き付いた木から垂れ下がる実を見るのは散歩時の楽しみの一つだ。

  

 今年はヒガンバナが咲くのが早いと感じていた。写真は彼岸の入り(20日)ごろに写したものだ。今朝はもう終わりに近かった。我が家と燐家との間のある水路の光景だ。白い花も若干混じっているが・・・赤一色に近い。

  

先日、蕾時に紹介した田んぼの土手に並び咲くヒガンバナだ。毎年、少しづつ増えている気がする。

  

 ススキと合作の光景もある。更に坂道を上に歩く。散歩道の最も高い位置に咲くヒガンバナだ。蝶がいる!飛んで行ってしまわないかと心配で遠くから何枚も撮りながら近づく。

  

 真っ赤な花に黒いアゲハ蝶。その色合いに釘付けだ。後からGoogleの写真検索機能で調べたらモンキアゲハの名のようだ。

  

 ここに来て蝶に混じりトンボも増え、たくさん飛んでいる。大きな葉(多分、サトイモ)で休むトンボ。名前を調べたがはっきりしない。そして赤いのもいる。アキアカネとはちょっと違うような・・・赤トンボと言うことで。

  

 俳句の世界では蝶は春、そしてトンボは秋の季語だ。確かに春先から蝶は飛んでいるがトンボは初夏頃からだんだん増えてくるように感じる。トンボが多く飛ぶ今、すっかり秋になったと言うことか。ところで秋には”秋声”と言う言葉がある。風・雨そして木の葉のそよぎなどに感じられる秋の気配などを秋の声として言うようだ。もう一つ”初風”と言うのがある。本来は季節最初に吹く風を言うようだが主に秋に吹く最初の風を言い、俳句の世界では”秋の初風”と言う季語がある。こうして書きながら気になることがある。”かぜ”をPC上で漢字変換すると風邪になる。これは私の文章作成では”かぜ”を風邪に変換していることが多いと言うことか。”はつかぜ”は当然のように初風邪となる。がっくり・・・・・そう言えば”秋の初風邪”は9月早々だった。

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キアゲハ(お眠りタイム)ナガサキアゲハ(?) ユウガオ ゲンノショウコ2色 里の秋 ススキ 曼珠沙華(ヒガンバナ)

2021年09月17日 | 出来事

 8月7日にジャコウアゲハのお眠りタイムを紹介した。今回はキアゲハである。玄関先のテイカカズラの伸びた蔓に夕方6時過ぎに2匹が来て、もうお休み状態に入っていた。ジャコウアゲハは飼っているとも言える(?)のでお宿に集まるのは納得する。キアゲハの2ショットは感動ものだった。 

  

 明けて朝7時の状態である。飛び立つ前のストレッチか羽を広げている。10分後、活動の開始か飛び立った。その昼間、大きな真っ黒いアゲハ蝶が木苺に止まっているのを発見した。腹側を写したかったが飛び立ってしまった、残念。調べて見るにナガサキアゲハのオスではないかと思っている。

  

 白い大きな花、ユウガオがやっと咲き始めた。ユウガオはかなり陽が落ちてからでないと咲かないため、見逃すことも多い。そのためか、今年は玄関脇に植えられている。朝顔は今も咲き続けている。

  

 庭・畑のあちこちで白とピンクの小さい花が咲いている。ゲンノショウコの花だ。下痢止めや胃腸病に効能がある薬草で玄草の別名もある。強い花で蔓延り方が早い。今年は蔓延り過ぎたこのゲンノショウコとミョウガをかなり退治した。が、また来春にどちらもあちこちに芽を出すのだろう。

  

 来週20日は彼岸の入りだが、暦の上だけでなく草花も秋の様相を呈してきた。先ずはススキである。21日は15夜・中秋の名月である。”月月に、月見る月は多けれど、月見る月は、この月の月”の短歌がある。

  

 そして23日は秋分の日。”お彼岸の中日”と言えば、ヒガンバナを思わずにはおれない。田の畦に並ぶ曼珠沙華の蕾。お彼岸の中日を目指して咲こうとしているように思えてならない。先行して咲く花もあるが・・・。

  

 の草刈等の行事は先ず4月に”えざらえ(江浚え)”があり6月に春の草刈そして9月初めに秋の草刈が設定されている。春は田植えなどを考えて4月に水路の石を上げ、草刈を6月に行う。では、秋は?考えてみるに、このヒガンバナの茎が伸びる前に設定されている。夏に伸びた雑草を刈る時期だが、ヒガンバナを意識していると思うが毎年9月10日前後に行う。草刈行事及び個々人が9月初めに草刈行ってくれるお陰でヒガンバナが並び咲くのを鑑賞できる。そしてススキも、である。個人が畦などの草刈をする時、お約束が出来ているようにススキは残して刈られている。風に揺れるススキに彩を添えるヒガンバナ、我が里の秋が始まる。

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仙人草 女郎花(オミナエシ) エビス草 パンパスグラス(シロガネヨシ) 曼珠沙華(彼岸花) いわし雲

2021年09月10日 | 果実・花

 9月に入っての朝散歩時の風は涼しく感じる。俳句では”秋の初風”と言う季語があるようだが心地良い。その散歩道、この頃白い花をよく見る。調べて見ると仙人草の名のようだ。何故、仙人草の名?と、調べると綿毛が仙人のひげのようだからとか。綺麗な花だが有毒植物でウマクワズ(馬食わず)の別名もあるようだ。皮膚炎を起こすようだから要注意だ。

  

 玄関先で遠目にはオトギリソウに似た花が咲き始めた。秋の7草の1種、オミナエシ(女郎花)だ。名はその昔、女性が食べていた栗飯の色に似ていたことから女郎(オミナ)のメシ、オミナメシが変化してのオミナエシの説が有力のようだ。

  

 畑のあちこちで背の高い茎に咲く黄色い花が見える、エビス草だ。花の真ん中から種子袋が伸び、小さい種子が形成される。干された種子は決明子と呼ばれる生薬になる。便通が良くなるほか利尿効果もあるようだ。

  

 我が家の鬼門北東の角は棘の多い柚子・茱萸などの木で守られている。その中で初秋の頃だけ薄のような草花が加わる、シロガネヨシだ。別名パンパスグラスの名もある。月を愛でる時には良く似合う草花だ。

  

 今週初め、我が家の前を下って直ぐのところでヒガンバナを見つけた。彼岸は2週間先だが、と思ったが去年もここだけ早く咲いていたことを思い出した。コロナ禍でも時は確実に流れている、歳も取っているか。

  

 夕暮れ、たまたま歩いた時の光景だ。我が家は西側に山があるため陽が沈むのが早い。そのため、上空にはまだ陽が残り雲だけが夕焼ける光景をよく眼にする。そして鰯雲だ。正式名は巻積雲だが、鰯雲と覚えている。うろこ雲更にはサバ雲の名もあるようだ。天候が悪くなる前兆を表すとか。確かに次の日の夕方から雨となった。

  

 もう一つ、天候の話である。今年の梅雨入り宣言、岐阜県は九州北部・四国・中国そして近畿と並び5月16日頃と発表された。子供心が残っているか記録的な早さの報道に喜びを感じた。ところで、この梅雨入り・明け日、春は速報値で毎年9月初旬に気象庁で見直し、確定値を発表するのを今年になって知った。で、今年は9月1日に確定値が発表された。それによると2021年の梅雨入りが、近畿と東海は5月16日から6月12日へと1ヶ月近く遅れた発表になった。春、連日のように降る雨を恨めしく思いながらも、心は”記録的”と言う言葉に浮き立っていたのに・・・。叫びたい”俺の青春、いや間違った。喜んだ俺の心を返してくれ~”。

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散歩道の風景(晩夏) ツユクサ ニラの花 ヒメジオン キクイモ ルコウソウ ヘクソカズラ ヘチマ 北方角の山嶺

2021年09月03日 | 果実・花

 9月に入り、3日目だ。例年、お盆が明けると涼しくなると思っている。が、今年はお盆前にもう秋雨前線!の長雨があったため調子が狂った。昨日からまた雨模様、秋の訪れが期待できる。朝の散歩も暑さが遠のき体で切る風に心地良さを覚える。露草も真みどりの葉にブルーが一層映える。

  

 小学校下の道を歩く。アスファルトー石垣の取り合わせの道、雑草と混じり負けずにニラが生えている。にらは強い花のようで田んぼ道でも見かけることが多い。

  

 雑草と言う草はない、とよく聞く。確かに一つ一つ見ていると名前が出てくるものもある。が、やっぱり”何だったかなー”が多い。その草の中、白い花が見える。ヒメジオン(姫女苑)だと思う。似た花でハルジオンがある。細かく観察すると葉の形等も違うようだが春先に咲くのがハルジオン、初夏から初秋に咲くのはヒメジオンと覚えている。いずれにしても清楚な草花だ。

  

 田畑を割って流れる水路の脇に黄色く大きな花が咲いている。キクイモの花ではないかと思う。これも植えたものではなく、何時ごろからか毎年咲いているのだろう。

  

 ルコウソウの花だ。正式名はマルハルコウソウではないかと思う。ルコウソウは晩夏から初秋に咲くため、青い空との取り合わせの写真を撮りたくなる。獣除けの網に絡みつくルコウソウの赤い花が青空にマッチする。

  

 そして同じ時期に競うように咲くヘクソカズラだ。花の名前はなかなか覚えられない名前がある反面、一発で頭に入るものもある。このヘクソカズラは後者の部、漢字で”屁糞葛”、そりゃ残るわ。葉を揉んだ時などの匂いが悪臭らしいがちょっと可哀そうな名だ。

  

 田んぼのようだがもう稲作はやっていないのだろう。蔓に黄色い花が見える、ヘチマのようだ。北の方角で幾重に重なり連なる山々が綺麗だ。

  

 9月入り。歳を取れば時の流れが早くなると聞かされてきたが、今は実感できる。ドライブで往路に比べ復路は早く感じるがこれと同じ現象か。全く関係ないように思うが、何時からか人生ももう復路に入っていること間違いないが、やっぱり早く感じる。ドライブで復路を早く感じるのは帰り時間の予測が少し長めに考えるからのようだ。では、人生の復路と言うより歳を取ってからの1日、1月そして1年が短く感じるのは・・・ジャネーの法則”人生のある時期に感じる時間の長さは年齢の逆数に比例する”と言う考え方があるようだ。現実的な話としては歳を取ってからは新しい体験が少ないあるいは経験済のことが多いからだと聞く。まだ知りえない新しいことに挑戦することが重要なようだ。小さいことでよいので新しいことに挑戦してみますか。”年寄りの冷や水”と言われない程度に。

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