晩秋になり木々の葉が落ちる。いままで隠れていたものが見える。神社の入り口にある大きな欅の木である。カラスの巣のようだ。カラス、春先の作品だと思う。見ての通り大きな枝を組み合わせて上手に作っている。巣作りの時、我が家では金魚の水を濾すために使用している棕櫚が最も狙われる。それから農作業に使用している縄類・針金なども持ち去る。
冬の風物詩の一つ、ミノムシだ。虫により作り方がかなり異なるようだ。先ずは普通の作り方でぶら下がるように作られている、これは梅の枝である。そして縦・横自由に作る虫もいる。ザクロの木だがたくさんのミノムシが色んな方向を向いている。
今日は大晦日、まだ年内である。椿も多くの種類が早く咲いているように感じていたのだがこちらも早い。蠟梅(ロウバイ)だ。初春、最初に咲く花の一つだが今年はいかにも早い。
昨日の時雨時、虹が出来ていた。冬に虹は少ないように思うが。手前の木は梅。まだ蕾は固い。と思っていたら散歩道で梅の花を見つけた。比較的、小梅の花は早いように思うが早過ぎる。もう1度、言いたくなる。今日は未だ大晦日だ。
雪が積もるとヒヨドリが必ず来るようになった。毎朝、リンゴの芯の部分をベランダに置いておくと躊躇なく食べていく。
31日大晦日が明ける。薄っすらと積雪している。近くの茶畑の光景だ。
間もなく大晦日も3時になる。雪は午後になり本格的な降り方になった。大きな牡丹雪があっという間に家々・田畑を覆っていく。木々にも牡丹雪ならばこその光景が創られる。正に”雪の華”だ。蛇足だが”雪の花”は雪が降る様子を言うようだ。
現役時代、カラオケ事業に20年携わった。お陰で、と言うのも変だが飲んでないと歌えなかったカラオケが、アルコールなしでも歌えるようになった。今年はカラオケにもあまり行けなかった。カラオケに行き、帰る直前は”宗右衛門町ブルース”と決めている。♫・・・さよなら さよなら また来る日まで・・・のフレーズが気に入っている。年の暮の歌は?と考えて見る、やっぱり”雪国”だろうか。♫・・・今年も終わりですね・・・。今年はよく歌わせてもらった多くの作詞・作曲家が亡くなった、淋しい限りだ。中村泰司氏・なかにし礼氏そして筒美京平氏も。今年のお別れの歌は尾崎紀世彦氏が歌った”また会う日まで”か。阿久悠作詞・筒美京平作曲のレコード大賞曲である。ー合掌ー