大津谷の桜、今年は狂い咲きが多いと仰ぎ見ながら帰ってきたら我が家の八重桜も咲いているではないか。花弁は小さいがしっかりと咲いている。
キンモクセイが花の盛りを迎えた。拡大してみると小さい花弁が押し合うように咲いている。実はこの木の下にメダカの水槽がある。水面が落ちた花弁で覆われるのは来週初めぐらいだろう。”キレイ!”とメダカは喜ぶだろうか、”そんな奴おらんやろ”。
まだ、鉢植えながらギンモクセイも咲き始めた。やはり鉢植えでは木の成長が遅く、3年目ながらこの大きさだ。来春には畑の北面にでも移植しようと思っている。
これも鉢植えだがマユハケオモトが咲いた。葉がオモト(万年青)に似ているからの名前らしい。が。万年青の葉はもっと細長い。こちらは丸みを帯びた葉だ。そしてソバの花だ。ソバ畑で埋め尽くす花も良いものだがこうした一枝の花も綺麗だ。
ジャコウアゲハの幼虫が生まれるのもそろそろ終わりのようだ。幼虫がサナギになるときはこのように丸くなって動かなくなり3日から4日でサナギになり色も変わる。サナギはこの形で冬越しし、来年4月頃に蝶に生まれ変わるようだ。
やっと酔芙蓉の花が咲き始めた。葉は何かの幼虫にかなり食べられている。朝に白く咲いた花、夕方から明朝にかけて赤色に変わる。
酔芙蓉、お酒を飲んで顔色が朱く変わることに似ていることから付けられた名前だ。が、ふと考えてみるに近年、お酒を飲んで顔色が変わる人が少なくなった気がする。私は飲むと直ぐ朱くなるので飲んでいることがすぐわかる。顔色が直ぐに朱くなるとそれ以上、お酒を勧めらなくなると言う利点がありアルコールが点でダメな私には良かった。が、”飲んで女性を口説く”と言う武器、ろれつが回らなくなるから使えない。悩んだこといや悔しがったこともあったような・・・あれから50年、今では飲まなくても足元さえ覚束ない。