花・昆虫との田舎暮らし暦

田舎暮らしも13年目、木々・草花・鳥・昆虫等々、自然は初めて知ることが多く楽しい。色々な経験を紹介していきたい

セリの花 キンギョソウ

2013年07月31日 | 果実・花

          

昨年の4月から1年余り、”塔のある寺”を中心に訪問し、お参りをして来た。国宝の塔では後、広島県にある向上寺の三重塔そして山形県羽黒山の五重塔を残すばかりになった。広島県も遠いが羽黒山は更に遠く難関である▼梅雨から1~2週間は暑かった。が、ここ暫くは日中はともかく朝夕は涼しい。夕立も多く花々が生き生きとしているように見える。写真1、2はセリの花である。苦手な食べ物の1つで積極的に食べないためか、この状態に至っているものがたくさんある。”綺麗でいいじゃない”は言い訳にもならず口には出せない▼写真3、4はシークワーサーの根元に咲く花である。子供の頃からよく見かけた花でキンギョソウの1種ではないかと思っている。白く見えるのはハンゲショウである▼塔のある寺巡りは多宝塔40寺、三重塔33寺そして五重塔17寺で90寺に達した。向上寺・羽黒山を今年中に済まそうと同行してくれている人と話している。間もなく100塔、とうとう、ここまで来たー(つまらないダジャレです)。→別HP”望郷+田舎暮らし日記”に石峯寺の三重塔など6塔を追加しました。http://inakaikeda.iza-yoi.net/tahoutou4.html

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夕顔 朝顔 昼顔 月見草とクレメオ 雨の朝の夕菅(ゆうすげ)

2013年07月30日 | 果実・花

               

昨日は1日中、すごい雨だった。友人から”大雨洪水警報が出ているが大丈夫、生きてる?”の電話ももらった。雨量はどれぐらいだろう?と考えながら雨音を聞いていたが1時間23~25mmだった。先日、山口県萩市で1時間に138.5mmの聞いたことのない雨量を記録したようだが想像を絶する▼その雨の前日、夕顔が咲いているのを見つけた。夜に咲く花は一夜花が多く気をつけていないと朝、咲いたことを知りがっかりすることが多い。写真1、2は今年3個目の夕顔の花である。直径が朝顔の2倍ぐらいある大きさである。写真3は薪置場の前に咲く朝顔である。階段上に綺麗に咲いている。また写真4は野に咲く花でヒルガオの1種だと思っている。朝顔は10時まで咲き、ヒルガオは1日中咲き続け、そして夕顔は18時過ぎに咲く▼今年は月見草が長きに渡り咲き続けている。写真5はこぼれ種で咲く小さなクレメオと並んで咲く月見草である。もう1つ、夜咲く花夕菅(ゆうすげ)はもう終りに近い(写真6)▼初心者俳句講座ももう半分を過ぎた。過日、出した俳句で”夕顔は白色ではないか”と言われて”イエ、黄色でした”と強く言ってしまった。後で考えてみたら夕顔と夕菅を間違っていた、申し訳ありません。”夕菅の 真黄色の花 夕闇に”

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クサギ(臭木)の花 栴檀(センダン)の実

2013年07月29日 | 果実・花

    

子供の頃に見た草木はいつまでも景色ともども覚えているものである。小屋の周りに親父が植えていたサルビアの赤さ、小学校への登校時に遠くで揺れていたテッポウユリ等など。この木も黒揚羽蝶とともに思い出す▼写真1ー3は今時分の散歩道でよく見かける木の花クサギ(臭木)である。隣の家に上がって行く道は槇の木が垣根として植わっていたが一番下の登り口にこのクサギがあった。そして花の時期、よく黒揚羽蝶が来ていた気がする。勿論、木の名前は知らず”触ると臭い匂いがつく木”としてイメージ悪く覚えていた。花が終わった時に黒い実になるがその時の萼が赤く鮮明な記憶がある。染料になり果実は絹糸などを美しい空色に染め、赤い萼は灰色に染まるようだ▼もう一つ写真4は6月11日に紹介したセンダンの今である。花の後、こんな実がなっている。だが毒性があるようなので口にしないよう注意が必要である▼東京に5年いたが夏は噴き出る汗で感じていたような気がする。ここでは草木を照らす陽射しの強さと蝉の鳴き声だろうか。”閑さや岩にしみ入る蝉の声”と言う芭蕉の句がある。ここでは蝉の声は暑苦しさを増すばかりだ。

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フェンネル 和名ウイキョウ(茴香) ブラックベリーの実

2013年07月28日 | 果実・花

         

昨日の早朝は肌寒ささえ感じたが太陽とともに暑さが戻って来た。気温もグングン上がり午後には部屋中でも30度を超えていた。アブラゼミの”ジーーーー”の鳴き声が今日も暑くなれと言っているように聞こえる▼うっそうと伸びた草木の向こうのフェンス際にカサブランカと並び黄色の花が見える。写真1、2はフェンネルの花である。和名はウイキョウ(茴香)で香辛料・ハーブとして用いられるようだ。インドではカレー料理の原料としても用いられるようだ▼土手の方に向かうと筆柿の下にブラックベリーがある。写真3、4が黒く熟れ始めた実である。桑の実に似ている。このまま食することも良いが我が家では殆どジャムになり朝食に出るヨーグルトに入ってくる。今年はブラックベリーも生りが良い。昨年、この実を取ろうと手を伸ばした先に蜂の巣があり刺された。今年は慎重になったが蜂はいなかった▼昨日は朝のうちに玄関横にある椿”侘助”を覆い隠していた木いちごを切った。何処にいたかブーンの音が!蜂だと思い慌てた。逃げた後、見るとカナブンだった、脅かすんじゃない!

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ゲンノショウコ ミゾソバ

2013年07月27日 | 果実・花

    

夜半に降った雨で涼しい朝、濡れネズミ覚悟で庭・畑を歩いた。これからの花である向日葵とコスモスがグングン伸びている。草花・野菜の露を避けながら、時々は跨ぎそして木々をくぐり進む。うつむいて進む中で見つけた花2種である▼写真1、2はこぼれ種でいろいろな場所で咲き始めたゲンノショウコである。漢名は”現の証拠”である。語源は?と気になる。生薬の1つで下痢止めにも効き、”飲むとたちまち効果が表れ、効いた証拠”が名前の由来のようだ。ピンク色の花もあるらしいが我が家のは白色である▼もう1つ、これも見落としそうな花ミゾソバ(溝蕎麦)である。溝や湿地に生える。語源としていろいろあるようだが”溝に生え、葉がソバに似ている”の説に頷ける▼ここ2日、夕方に激しい雷雨になった。今朝は夏毛布にくるまり寝ていたようだ。朝はニーニーゼミが、そして日中にはがなり立てるように鳴くアブラゼミ、クマゼミに変わりつつある。まだ夏は続くが昼寝が最も気持ち良い時期かも知れない。

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