朝陽の上る位置が最南端からほぼ2ヶ月、随分北に移動した。岐阜城のある金華山はもう少し北だがその金華山の隣の山まで来た。ビル群は岐阜駅の傍にある建物だ。この日の朝陽は雲が幾重にも重なった中だった。こんな日の朝陽もまた楽しだ。
池の上に広がるネコヤナギがすっかり開いた。こんなキレイな尻尾の猫がいたら、そりゃ可愛い。
ベランダの前に配置された岩の陰では福寿草が咲き始めた。例年なら先ず1つ、2つ咲くのだが今年はいきなりこれだけ咲いた。去年、”まだ、2輪か”のつぶやきが聞こえたか。
小梅の花はこんな状態まで咲いた。が、玄関先の梅はまだ蕾が開きかけたところぐらい。この梅はいつも3月に入ってからのように思う。と、すると早くても咲き始めるのは来週末か。
土手にある山茱萸の今だ。蕾がかなり膨らみ、どの蕾からも黄色の花弁がこぼれるるまでになった。来週には咲きそうだ。その来週はもう3月に入る。週初めの2月中に咲いて欲しい気がする。変なこだわりだが山茱萸は春先の花、2月開花を死守しよう。
”漢方薬はなかなか効果が出ない”、”効きが遅い”、のではないかと思っていた。が、ある漢方薬の効果がそれは過ちと気づかせてくれた。その漢方薬はNo68である。漢方薬は読み方が難しいためだと思うが番号が振られている。この番号は各社で異なるものもあるが同じものが多い。保険適用処方薬は148処方あるようだ。No68は漢方薬で知られているツムラ(株)のナンバーだが病院ではツムラNoの漢方薬と言えば通じる。No68は”足のつり、こむら返りなど”を治す漢方薬だ。近頃は起こらなくなったが一時、寝ているときに足の指がつり、困って医者に相談した時に紹介された漢方薬だ。名称は芍薬甘草湯。成分は芍薬と甘草の2種のみだ。芍薬は”立てば芍薬、座れば牡丹・・・”のそれで漢方では根を乾かして用いる。甘草はマメ科の植物で甘味を有するといわれているグリチルリチン酸を多く含み,文字どおり「甘い草」のようだ。余談だが、どちらも他の漢方薬にも数多く用いられている。このNo68 芍薬甘草湯の効き目は絶大で直ぐに効果が表れ、症状が改善された。その時の医師から教えられたことで記憶に残っていることがある。先ず漢方薬は即効性の物は少ないが成分の種類が少ないものは早く効くものが多い。そして、漢方薬は副作用がないと思っている人が多いがそんなことないので注意は必要とのことだ。更に漢方薬の多くは長く用いることで、身体の体質などの改善に効果があるが、よく医師と相談して用いることと付け加えられた。このNo68から漢方薬のファンになり色々と試している。ところで、”寝ていて、どんな時に足がつる?”とよく聞かれる。それは寒さに毛布などを足の親指で挟み、引っ張った時なのだが・・・笑われそうで答えにくい。