花・昆虫との田舎暮らし暦

田舎暮らしも13年目、木々・草花・鳥・昆虫等々、自然は初めて知ることが多く楽しい。色々な経験を紹介していきたい

月見草 リンドウ シモバシラの花と種 ムベ モクレンの蕾と種

2018年10月27日 | 果実・花

 10月27日である。昨夕からの雨で一段と寒くなった。今夕吹いた北からの風は”冬近し”を感じさせた。寒さの近づく一昨日の夕方、月見草が咲いていた。今季最後の花になりそうだ。一方ではリンドウの花が咲いている。もう少し開いて欲しいと思わずにはいられない花である。

   

 シモバシラの花と種へのなり始めがあった。地味な花でしかも日陰、見落としてしまいそうな地味な花である。寒い冬の朝に見せてくれるシモバシラの光景が待ち遠しい。

   

 ムベ(郁子)が色づき始めた。触ってみるがまだ固い。これからだんだん朱色が増すとともに柔らかくなってくる。11月初めごろには食べられそうだ。

   

 モクレンの木が大きくなり過ぎ、今年は小さく切り込んだ。今の時期、春に花が咲く多くの木はもう蕾を付けている。写真左の両側に、言えるのが蕾である。剪定するときに蕾がある枝は切りずらい。断腸の思いまでとは言わぬが勇気がいる。ところで真ん中に見えるのは種である。右写真に大きく見えるが蕾の中で実を育てるようだ。そして朱い実を落とす、これが種のようだ。

   

 今年は例年より早く10月初めから剪定を始めた。時期を早くしたのは一日の剪定時間を抑えるためで毎日、遅くても午前中で終える。”もう少し・あれを剪定したら”の考えが危ない。先日、鋭い棘のあるナニワイバラを切っていて鼻の頭を筋状に傷つけた。鏡に傷を映しながら思い出した。昔、額に月型の傷を持つ月形半平太が主役の映画・テレビドラマがあった。”月様、雨が”、”春雨じゃ濡れて帰ろう”の名セリフのあれである。月形半平太ならぬ”月形鼻平太”だなーと鼻の頭をこすった。

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今季最初の椿 ホトトギスの花2種 フジバカマ カマキリとイナゴ

2018年10月22日 | 果実・花

 10月も早、下旬に入った。秋晴れの気持ちの良い日々が続いたが明日の午後には雨になるとか、まだ寒くならないで欲しいものだ。と言う時期であるがこちらも”早!”と声を上げてしまう花が咲いた。今季最初に咲いた椿である。木偏に春で椿、これでは木偏に秋ではないかと思ったら楸と言う文字はある。”ひさぎ”と読み、アカメガシワの古名らしい。 

   

 ホトトギスの3種目が咲いた。左は白い花とともに紹介したホトトギスの花である。そして今日、右のような花を見つけた。時鳥(ホトトギス)の羽に似ているのはどちらかなー。時鳥は夏の季語である。”京にても京なつかしやほとゝぎす”、松尾芭蕉の句である。

   

 秋の七草の一つ、フジバカマである。例年に比べ今年は沢山の茎にたくさんの花が咲いている。

   

 コスモスの茎に何かが動いている。大きなカマキリである。更に見るとイナゴを捕まえている。殺人事件(?)である。可愛そうと思わないではないがこれも自然の理、じっと見守る。

   

 殺人事件と言えば、”林檎殺人事件”と言う歌があった。この歌を郷ひろみさんとジュエットしていた樹木希林さんが亡くなった。若い時からとぼけたユーモアある演技が似合う女性だった。忘れられないのは富士フィルムの”美しい人はより美しく、そうでない人は・・・それなりに”のCMである。近年のトーク番組は見逃さなかった。番組等で誰かが出なくなった時に〇〇ロスと言う言葉があるようだが私は今、希林ロスに陥っている。ご冥福をお祈りいたします。

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酔芙蓉 ジンジャー サンシュユの実 クコの花と実 

2018年10月19日 | 果実・花

 10月も明日は20日、もうと言う気持ちだが中旬が終わる。いつも11月初めには薪ストーブを焚き始める。せめて後1月、穏やかな季節が続いて欲しいと願っている。待ちに待った酔芙蓉の花が咲き始めた。他所の庭には咲いているのに、と嫉妬していたがやっと咲いた。左は今朝咲いた花と一昨日の開いた花の今である、酔っちまっている。そして右は昨日の花でほんのりとピンク色だ。石川さゆりさんの歌じゃないが♫”酔って候~”と言う感じだ。

   

 剪定でフェンスの外へ出ると長い葉に白い花が咲いていた。ジンジャーの花のようだ。秋には白い花が似合うと聞く。そう言えば北原白秋だ。白い秋を意識したのだろうか。

   

 サンシュユの実がだんだん色づいてきた。”甘くて美味しい”と書かれていたのを見たので食べてみた。赤くても固いのはえぐみがあるがなるほど、柔らかくなってきたのは食べられる。

   

 先日、クコ酒を思い出し”もう終わりに近い”のかと焦り気味に収穫したクコの実、よく見るとまだ花が咲いている。薄紫の花が可憐である。そして右写真では奥に赤い実が見える。この色合いも良いものだ。

   

 写真左はぶら下がるクコの実である。今日の収穫が右の写真である。酒は飲めなくなってきているから干してヨーグルトのトッピングか。

   

 クコの果実、根皮、葉それぞれが生薬になるようだ。今回は実、どんな効用があるかと調べてみた。血圧や血糖の低下作用、抗脂肪肝作用などがある(ウィキペディアより)。まだある。精神が萎えているのを強壮する作用もあるとされている。これだ!と思ったが”・・・あるとされている”だって!以前にも増して落ち込んだ。

 

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オクラ 花オクラ 食用菊(もってのほか) ソバの花 ムラサキシキブ 筆柿 蜂谷柿 アケビ

2018年10月15日 | 果実・花

 

 秋がとても爽やかに感じる。猛暑がもたらしたお詫びかも知れない。四季の中でも短い秋、十分に味わいたい。畑に大きな花が咲いている。左はオクラの花である。オクラの実は栄養素が高いと聞き、意識的に食べている。この手の話には本当に弱い。右は花オクラである。普通のオクラの花に比べて3倍ぐらい大きい。こちらは実にはならず花弁を食べる。

   

 食用菊が食べられる状態になった。食用菊に凝り始めたのは仕事で青森県に行くようになった50歳前ぐらいからである。サッと湯がきスダチ醤油で食べる。お酒の友には最適だがアルコール類を殆ど呑まなくなった今もやっぱり美味しい。

   

 一面に広がる左の花はソバである。収穫するためではなく花を楽しむために植えている。秋に相応しい白い花が広がる。右はムラサキシキブの実である。こちらも美しい色合いだ。

   

 実りの秋である。代表的な秋の実り、柿2種類である。岐阜県は富有柿の産地として知られているが左は筆柿である。実り時期が早くもう終わりに近い。そして右は渋柿の1種で蜂谷柿である。通常の柿に比べれば大きい。熟柿として売られていることもあるようだが先の筆柿とも店先ではあまり見かけない。

   

 子供の頃に追いかけたアケビである。写真のアケビは授粉を施した効果で一つの蔓に7つなっている。子供の頃には1,2つが普通だった。右は収穫した蜂谷柿・筆柿そして右下にアケビで見える。

   

 先週の土曜日(13日)に大垣市の花火が揖斐川堤で行われた。例年7月の終わりから8月の初めに行われているものが度重なる台風の来襲、それに伴う川の増水で延期に延期を重ねた結果、10月半ばになったようだ。秋の花火、爽やかな時期で良いような気もするが・・・やっぱり花火には浴衣・団扇・カキ氷が似合う。”花火より君の方が綺麗だよ”、一度、言ってみたかったなー。

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キンモクセイ ギンモクセイ サボテンの花 犬サフラン オケラ

2018年10月10日 | 果実・花

 花の名前が覚えられない。毎年、同じような花をブログに載せながら1年経つと忘れている。古いことは覚えているのに近年、覚えたことは忘れる。脳の構造の問題だと勝手な解釈で納得させる。キンモクセイが多くの花を付けてくれた。毎年、自分で丸く剪定するのだが昨年はあまり花が付かず、木を見るのが苦痛だった。右はまだ小さい木のギンモクセイである。これも同じように匂うらしいが嗅覚障害で今年は全く臭いがない、残念。

   

 サボテンが大きな袋のような蕾を付けたと見守っていたら下向きに花が咲いた(左写真)。どんな花?と指で持ち上げたのが右写真である。まるでヒトデ、大きな花である。

   

 毎年、芽を出す場所で今年も花が咲いた。犬サフランである。弱々しい花だが可憐である。

   

 最後はオケラである。根茎は白朮(ビャクジュツ)と称する生薬である。漢方薬補中益気湯(ほちゅうえっきとう)にも使用されているようだ。この補中益気湯、週刊誌で”医者が使用している薬”の一覧の中にあり、虚弱体質・疲労倦怠に効果があり”風邪かな?”と感じた時に飲むと紹介されていた。風邪の大家(?)を自認する私、直ぐに購入した。

   

 歳を取り、忘れることが多くなったと悩むがよ~く考えてみたら昔から忘れ物は多かった。新幹線に手帳を置き忘れたことがある。携帯電話がない当時、手帳には取引先の電話番号から友達・飲み屋・〇〇まで全てが記録されていて全く活動が出来ない。電話で忘れ物預かり所があることが知り東京駅の裏にあった預かり所に行った。月日と上り新幹線であることを告げると”これがその日の忘れ物です”と持ってきてくれた。ど~ん!置かれたのは大きな風呂敷包み、えっ、こんなに、と絶句。探すこと数分、見つかった。疑問点が2つ、”なんで風呂敷”、”みんなそんなに忘れるの”。そうかみんな忘れるのか、帰る足取りは軽かった。

 

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