花・昆虫との田舎暮らし暦

田舎暮らしも13年目、木々・草花・鳥・昆虫等々、自然は初めて知ることが多く楽しい。色々な経験を紹介していきたい

薪の準備 パンジーとニオイスミレ

2013年12月31日 | 田舎生活

          

サラリーマン生活を辞めて2回め、完全に仕事を辞めてから初めての年の暮れである。もう何も慌てることと正月を迎えれば良いと思うのだが何となく気忙しい。年が変わると言う大きな節目がその気持にさせるようだ。何をするにも今年中にとか、今年最後とか思ってしまう。のんびりと行きたいものだ▼と、言いながら12月に入ってから薪にする木が手に入ることが重なっている。来年早々にも河川敷の伐採樹木の無料配布があるようでやっぱり今年中にもう少し片付けておこうと考えてしまう▼写真1は今回頂いた木である。前回の河川敷の木よりかなり太い。このような薪は燃やしがいがあるのだが処理には時間がかかる。先週は2日間、朝半日だけ薪割りをした。写真2は薪棚の状況である。真ん中の一番少ない棚が今、使用し焚いている薪で一番奥そして手前は今秋から今までに割った薪で次シーズン用である。まだ、割る木は残っており安心な状態である▼薪棚の横、ふと見るとパンジーが咲いている(写真5)。春の花と思っていたが開花時期は10月~5月と長いようだ。また棚の下にニオイスミレの花が咲いている。ニオイスミレを紹介したのは春だったような・・・(3月27日)。11月頃の小春日和の頃に桜、梅などの花が咲くのを”返り花”と言うようだ。俳句では冬の季語である▼写真5、6は今朝の日ノ出である。今年最後の日ノ出であるが、そう言う言い方はあまり聞かない。”初日の出”の言葉はあるのに。♫”お前が俺には最後の女 俺にはお前が最後の女”と山本譲二さんも”みちのくひとり旅”で歌っているのに。ちょっと話がずれたか。

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池田町熊野神社の正月準備 門松

2013年12月30日 | 田舎生活

      

今日は三十日、今の時期になると♫”・・・・今年も終わりですね 逢いたくて恋しくて 泣きたくなる夜・・・”のフレーズを口ずさんでいることが多い(吉幾三さんの”雪国”)。昨年の朝日新聞の天声人語”クリスマスのキリスト教に始まって暮れの仏教(除夜の鐘)そして明けての神道(初詣)と不思議な時空を通り抜ける”を思い出す▼近くの熊野神社の迎春準備が整っていた。写真1、2は本殿の前に飾られた門松である。スーパーマーケットなどでは見かけることがあるが自然の中では神社でしか見かけない。見事な出来栄えである。入り口にある鳥居もしめ縄が新しくなっていた。以前に紹介した中国から渡海しただろうと言われている梵鐘が見える(写真3)。大晦日しか突かないとのことだが今年は音色を楽しみにしている▼写真4は大晦日から焚き火をする準備である。除夜の鐘が鳴る頃に毎年変わらず参拝に行く。お参りの後、この火は大変嬉しく暫く、ここを離れられない▼参拝の時、この地域ではお神酒なり蜜柑なりが振る舞われる。”今年も良い年になりますように”と神殿でお願いし、そしてお神酒を頂きながら”早速、良いことがありました”と思う。何とか年が明けるまでは大雪にならないようにと願う年の暮れである。

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今年一番の積雪 山茶花の雪

2013年12月29日 | 景色

              

一昨日の午後から北風が強くなり、気温が急速に下がった。夜になり雪がちらつき始めたがまだ積もるほどではなかった。そして今朝、やっぱりあまり積雪はなくうっすらと積む雪景色の中散歩に行った▼写真1、2は雪景色の中の日の出である。7時を回った頃に朝陽が顔を出す。雪の日の日の出は朝焼けが白い雪に映え美しい。これから、時々見かけるだろうが、朝は曇ったり、まだ降り続いていることが多く、日の出は見えないことのほうがはるかに多い。”ここで一句”と思ったが何も浮かばなかった▼戻り家の周りを回ると山茶花が白い雪を積んでいる。”今度こそ一句”と思ったが・・・。年内には、と思っている薪用の木も雪を被る。今日はのんびりだなと家に篭る▼午前中は降ったり止んだりだったが午後から本格的に降り始め、瞬く間に雪景色に変わっていく。夜は降らなかったようだがそれなりの積雪になっていた。写真5、6は明けて今朝の景色である。朝陽が山そして大津谷を照らし美しい。”何とか一句”と力む・・・”朝陽浴び山一面の雪紅葉”、おそまつ。

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国宝の三重塔13基その3/3 一乗寺 興福寺 西明寺 向上寺 薬師寺東塔(解体修理中)と西塔

2013年12月28日 | 趣味

             

国宝の三重塔の13基の最後、5塔である。三重塔、五重塔はお釈迦様の舎利(遺骨)をおさめる仏塔の形式の一種で多宝塔もそうである。七重塔もあったようだが現存するものはない▼写真1は兵庫県加西市にある一乗寺の三重塔である。1171年建立で平安時代後期を代表する和様建築の古塔として有名である。写真2は興福寺の三重塔である。国宝の五重塔と東金堂の建物から離れているためか、人が少なく奇異なくらい静かに鑑賞できる▼写真3は滋賀県犬上郡甲良町にある西明寺の三重塔である。西明寺は金剛輪寺、百済寺(ひゃくさいじ)とともに湖東三山に数えられている。紅葉の寺としても有名で秋は参拝者が多い。訪れたのが今年の11月13日だったが午後遅くだったことが幸いしたか人が少なくゆっくり拝観できた▼写真4は広島県尾道市瀬戸田町にある向上寺の三重塔である。瀬戸田町はしまなみ海道を形成する島にある。気合を入れないとなかなか行けない寺である。写真5は薬師寺の東塔がある場所である。残念ながら平成23年から解体修理中で30年に完了予定である。代わりと言っては何だが写真6は同寺の西塔である。東塔は奈良時代のもので三重塔ながら34.1mの高さがあり東寺、興福寺、醍醐寺の五重塔についで4番目の高さである。西塔は1976年以降に再建されたものであるが乾燥収縮を考慮し東塔より30cm高くしているようだ▼西明寺は元勤めていた会社の同僚が住職を務める阿弥陀寺(甲賀市甲賀町櫟野)を訪れた時に帰りに参拝した。阿弥陀寺の同僚は元々、福々しい顔立ちだと思う。作務衣を来て現れたがもう何十年も住職を務めているように見えた。大垣市の夜の街を一緒に徘徊していた時代もあるのだが・・・。

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国宝の三重塔13基その2/3 常楽寺 浄瑠璃寺 法起寺 明通寺

2013年12月27日 | 趣味

         

国宝三重塔の2回めである。今回は4塔、紹介する。寺の景色は行くシーズンにより大きく変わる。長寿寺、善水寺とともに湖南三山と呼ばれる安楽寺である。2012年の10月に訪れた。室町時代の建立である。この三重塔も周りを1周できる。紅葉の中、高所から見る塔は美しくそして少し身近なものになる▼写真2は京都府木津川市にある浄瑠璃寺の三重塔である。平安時代の建立である。浄瑠璃寺は9体阿弥陀如来像がある寺としても知られている。ここは池を真ん中に本堂と三重塔である。浄土式庭園と言うようだが別世界に足を踏み入れた感じになる。是非また訪れたい寺の1つである▼写真3,4は奈良県生駒郡斑鳩町にある法起寺の塔である。706年の完成と伝えられ、現存する日本最古の三重塔である。高さは24mあり、裳階(もこし)があり六重に見える薬師寺の三重塔を除くと最も高い▼4塔目は福井県小浜市にある明通寺の三重塔で鎌倉時代のものである(写真5、6)。明通寺は北陸地方を巡行中の坂上田村麻呂が創建したと伝えられている。写真5に写る手前の本堂も国宝である。安楽寺、法起寺などと並び好きな三重塔である▼明通寺を訪れたのは40年ぶりで3回めの参拝だった。もっと森のなかにあったの印象があったが・・・・美しく整えられた神聖さがひしひしと伝わる場所にあった。記憶はいろいろなところが入り混じり作り直されているのだろう。”一寸前なら憶えちゃいるが 一年前だとチトわからねエなあ・・・”は港のヨーコ・ヨコハマ・ヨコスカだ。1年前以上のことは記憶に頼らないようにしよう。

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