花・昆虫との田舎暮らし暦

田舎暮らしも13年目、木々・草花・鳥・昆虫等々、自然は初めて知ることが多く楽しい。色々な経験を紹介していきたい

大雪 犬矢来(製作2つ)池の明かりと電源箱 寒あやめ ビワの花

2024年01月24日 | 趣味

 雪の多い我が郷だが、今期は5cmぐらいの積雪までだった。が、今回は大雪に。数年ぶりの積雪、もう40cmを超えているように見える。会社をリタイヤした身としては出掛けることもなく、のんびり雪景色を楽しんでいれば良いのだが心配も。雪の重みにより木々が折れる、更に心配なのはビニールハウス。雪落としをしたいのだが、無情にも雪は止む間もなく降り続いている。

  

 玄関脇両側に犬矢来がある。犬がいるわけでもないのだが京都の街並みを見ていると造りたくなり10年ぐらい前に据えた。竹の傷んだものをちょろちょろと変えてきたが暖冬の今年、造り変えるかと決断し先ず、大きい方から製作した。

  

 そして、こちらは玄関に向かって左側にある高さ50cmぐらいのものだ。

  

 犬矢来は色々な作り方があるようだが、我が家は真ん中を少し膨らませるため、真ん中辺りに角材を取り付け、5cmほど膨らみを持たせた。この犬矢来、以前は中に薪割り機を収納するため高さが1m20cmぐらいあったが収納を止めたため今回は1mとした。

   

 そしてもう一つ、傷みの来ていた池のモーター及び照明に電気を供給する電源ボックスと照明の入れ物を作り直した。照明の屋根は孫が使用していたゆりかごのシートを用いた。ちょっと派手過ぎた・・・。

  

 取付工事の時、その下方に紫色の花が咲いているのを見つけた、寒アヤメのようだ。寒あやめは4月から5月ごろに咲く菖蒲(アヤメ)と同じ形状だが茎高が低く、花は葉の中で咲いている感じだ。

  

 冬の花と言えば山茶花・寒椿などが主流と思うがもう一つ、ビワの花も加えたい。地味な花だが11月ごろから蕾を付け始め、厳冬の今頃に花を付ける。この後、花は小さい実となり6月の実りまで青い実を膨らませていく。

 

  

 ビワの葉は”辛夷清肺湯(しんいせいはいとう)”と言う漢方処方にも配合され、鼻づまりの解消や鼻の炎症を鎮めるために用いられているようだ。また、民間薬としては咳止め・喘息の改善の他、肌への効能もあるようでビワ茶として売られている。江戸時代は清涼飲料水として琵琶葉湯売りが売り歩いていたようだ。

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物置小屋の製作

2018年12月21日 | 趣味

  3日程寒かっただけでまた暖かさが戻って来た。朝晩の気温は平年並みに低いのだが日中は比較的暖かい。また我が地特有の冷たい北風が今年はまだ弱いように思う。とても暖かった10月に中頃から物置小屋の解体・再構築を開始した。写真はボロボロになってきた小屋である7,8年修繕を繰り返し騙し騙し使用してきたが使っているべニア板が腐る・はがれる・曲がるなどで作り直すことにした。

   

 ベニヤ板は雨に打たれると表面からはがれる・曲がるなどが起こるため今回は貰って来たパレットを組合せ壁及び床を作ることにした。苦労すると同時に面白かったのはパレットの大きさ・厚さが少しづつ違うことである。縦にしたり横にして使用したり、最悪の場合は別の板を継ぎ足したりしてくみ上げていった。写真左は前面を除き横板を張り終えたところ、右写真は前回の小屋で使用していた波板が少しだけ使用できたので左側に使用し張り終えたところである。

   

 前面から右側の天井も張り終わり更に床及び棚2段を作り付けたところである。向って左側の波板は古いものを用いたため雨が漏らないように屋根は板を隙間なく張った。逆に右側は新しい波板で明るくしたいこともあり板は1/3の割合ぐらいで張った。当初予定はここまでだったが小さそうなので前側にはも急遽、張り出した屋根を付けることにした、

   

 写真左は完成したところを家の2階から写したものある。そして右は扉部分である。

   

 写真左は扉の左側に張り出した屋根を作った下に薪ストーブの焚き付け用の板を置いたところである。自作の利点は置くものを決めてその高さ・幅・奥行で作れることである。右写真は多少冷え込んだ朝の景色である。北の山には雪そして雲海が出来ていた。

   

 べニア板で壁・床を作った小屋は約8年で建て替えた。寿命と言えば先日、LED電球が切れた。購入の時、確か寿命が4万時間だったのを見て計算。1日24時間、1年は365日として・・・4年半は大丈夫!が、3年足らずぐらいで切れた。あの時、LED電球の寿命が長いか自分の命かと真剣に考えたのに・・・。 

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旧正月 3度めの雪 

2016年02月09日 | 趣味

 昨年の5月以来、約8ヶ月ぶりにブログを書いている。ここ2年間、体調はイマイチである。が、少し前向きな気持になってきている証かもしれないと喜んでいる。今朝、散歩の終わりごろに数えられるぐらいの雪が舞い始めた。本格的に降り始めたのは食事を始めた頃で、1時間ほどで今冬3回めの雪景色となった。    

左側はうっすらと積む村の雪景色である。そして右側は楽しみながら昨秋に丸く刈り込んだ月桂樹である。雪を冠る木々は何とも言えない趣がある。冬の一つの楽しみである。今朝は雪であったが今年は季節の流れが早く”春の雪”の感さえある。と言うのは花の咲く早さである。ロウバイ・椿そして梅、それぞれが例年に比べ1ヶ月近く早い感じがする。

   

左は我が家に咲いた椿で、右は散歩道で咲いていた梅である。椿は例年なら今から咲く花だが今年は多くの椿が昨年末には咲き始め、今では殆どの椿が花を付けている。こんな年もあるのかと、この地7年目での驚きである。

昨日は旧暦1月1日、旧正月だった。私の田舎では小学校3~4年生まで旧正月で祝っていた。長く忘れていたが近年は中国旅行者の来日・爆買が旧正月を思い出させてくれる。お年玉をもらったこと、正月礼で親戚を回ったこと・・・、今年は今日の雪が更に郷愁を誘う。雪は心を子供時代に戻す。雪の白さがなせる技だろうか。

 

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大グミ(茱萸)の剪定 モズ(百舌鳥)のはやにえ

2014年11月29日 | 趣味

          

昨日は車の点検終了で直ぐに帰って来た。車もそうだが木々も冬支度を急がなければ、の思いである。”明日(今日のこと)は雨になりそう”が気持ちを焦らせた。明けて今朝、やっぱり雨、正解!である▼見苦しい順番にと畑の東側の土手にある大茱萸(グミ)を切ることにした。写真1が切る前の大グミの状態である。昨年、上下左右に広がっていた木をこじんまりとさせたたため今年は徒長枝(スッと伸びる枝)がガンガン出ている▼刺があるので気をつけなければいけないのだが伸びた枝を切り、少し梳くぐらいなので3時間ほどで終った。写真2が切り終わった姿である。切った枝は短く切り樹の根元を覆うように置いた(写真3)。こうしておくと木が寒さに負けない▼切っている時、隣のクルミの木にキジバト(雉鳩)が来た(写真4)。何かを狙っているのかなと思いながら剪定を進めた。妙なものがある。久しぶりに見る”モズ(百舌鳥)のはやにえ”のようである(写真3、4)。何の幼虫かわからないがグミの木の刺に刺している。モズが再び、取りに来ることはないと言われている▼車の点検に合わせて早々と冬支度でスタッドレスタイヤに交換した。雪がよく降るとは言え、いくらなんでもちょと早い。用心深いわけではない、点検の時に換えると”無料”・・・なのだ。

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池波正太郎氏の現代作品

2014年09月26日 | 趣味

      

池波正太郎作品と言えば、鬼平犯科帳、剣客商売そして仕掛人・藤枝梅安が真っ先に浮かぶ。その他にもさむらい劇場、雲霧仁左衛門など時代劇が殆どである。が、現代小説もないことはない。ここにその幾つかを紹介したい▼写真1は単行本になっている長編小説”青空の街”である。申し訳ないが内容は全く覚えていない。ページ数は600ページある。1980年に単行本として出されている。この本以外にもう単行本がもう1冊、本箱にある。写真2は”原っぱ”の名のある本である。1987~88年に執筆されている▼これ以外にないのでは?と思っていたがまだる。写真3は”剣法一羽流”の題名が付いた短篇集を集めた本である。時代劇の短篇集かと勘違いしそうだが、写真4が目次である。”冬の青空”からの3作品は現代小説である▼電子ブックを読み始めて何気なく池波作品を見ていたら初期の作品でまだあった。”娼婦の眼”である。1981年の頃に書かれている。今年になって新装版として出されたようでこれが電子版にもつながったようだ。早速、購入して読んでいるがなかなか進まない・・・▼池波正太郎氏も藤沢周平氏も私が夢中になっていた頃に亡くなられた。池波氏が平成2年、藤沢氏が平成9年、もう20年前後になる。未だに両氏の小説から卒業できない、この卒業は生涯出来そうにない。

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