”美濃文化研究会”の”神戸町の文化と歴史を学ぶ”に同行させて頂いたことでの最後の紹介になった。子供の時、一番食べたいオカズを最後まで残していたように日吉神社の十一面観音菩薩像のことがまだ紹介出来ていない▼日吉神社の収納庫を見せて頂いた。故白洲 正子さんが”十一面観音巡礼”の著の中で”頭上に十一面は頂いているものの、これは明らかに神様である。そう言って悪ければ、日本の神に仏が合体した、その瞬間をとらえたといえようか”と書かれている▼写真1がその十一面観音像である。像高が22cmと言うこともあろうがシンプルな作りで落ち着いた美しさを感じる。庫内には写真2に示すもう1体の十一面観音坐像のほか、写真3の地蔵菩薩坐像の3体が並べられていた。3体とも痛みがひどく手が欠けているなど惜しまれる点も多い。が、神々しい美しさはそれでも失われていない▼写真4は狛犬の阿形の方である。西保北方城(現 岐阜県安八郡神戸町西保)の城主河内守光治が1577年に寄進したもので以前は本殿前にあったようだ▼比叡山の流れからの影響か滋賀県、岐阜県には仏像が多い。まだ拝観したことのない仏像がたくさんあると思うと喜びがこみ上げる。来年は琵琶湖周辺から岐阜県の旅もしたいと思うこの頃である。最後に今回、参加させて頂いた”美濃文化総合研究会”に感謝します、ありがとうございました。
僕はまだ20代の若者ですが先祖のルーツを調べていた時、我が家は白山信仰に関わりの家系であると知り白山信仰を調べていると
多くの十一面観音菩薩様と出会うとこがあります!
記事の十一面観音菩薩様は普段は拝観は可能なんでしょうか?
長文失礼しました。