花・昆虫との田舎暮らし暦

田舎暮らしも13年目、木々・草花・鳥・昆虫等々、自然は初めて知ることが多く楽しい。色々な経験を紹介していきたい

ジャーマンアイリス アヤメ 卯の花(ウツギ)  オダマキ ヒョウタンボク ミヤコワスレ ナニワイバラ

2018年04月29日 | 果実・花

ゴールデンウイーク入りである。これを待っていたかのように咲き始めた花がある。アヤメである。写真左は似た花ジャーマンアイリスである。アヤメに比べると花弁が大きい。右がアヤメである。この花も例年に比べれば1週間以上、開花が早い。今年は夏場までは全ての開花が早い傾向が続きそうだ。

   

左の写真は卯の花である。ウツギの別称のようだがこの花だけは卯の花と呼びたい。♫卯の花 匂う垣根に・・・”夏は来ぬ”の出だしの歌詞である。4月にこの花が咲くのはあまりに早い。そして右は苧環(オダマキ)の花である。昨年よりは咲く花が増え門の方まで続いている。

   

こちらは跳ねるように咲くヒョウタンボクの花である。咲き始めは真っ白い花でだんだん黄色くなる。この後、実に成るがこれが瓢箪の形をしていることからが名前の由来である。花が咲いた後、実が成るものは長く楽しめるので嬉しい。

   

左は以前に紹介した勿忘草(ワスレナグサ)の白と青の2色の花である。そして右はミヤコワスレ(都忘れ)の花である。どちらも”忘れ”が付くが花言葉は全く異なりワスレナグサは”真実の愛・私を忘れないで”、そしてミヤコワスレは”しばしの別れ・慰め”。ミヤコワスレは佐渡へ流された順徳天皇のこの花を見ていると都を忘れられると言う言葉から来ている。

   

ナニワイバラ(難波茨)である。フェンスに沿って伸びた蔓一杯に花を付けている。清楚で可憐な花であるがこの花、とんでもないほど鋭い棘を持つ。刈り込むときに皮の手袋をしていても棘が刺さる。

     

”美しい花には棘がある”と言う言葉がある。が、美しい女性を見た時にこの言葉を思い出す人はいないのではないだろう。美しい女性と何らかの関りを持つ中でこの言葉を思い出させることが起こるのだろう。花に感動を覚えるのは美しさだけではない。可憐・可愛い・清楚等々・・・、小さい花にも心は動く。

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山菜狩りで見つけた花々 葉ワサビ ヤマブキ イカリソウ 一輪草 藤の花

2018年04月22日 | 果実・花

好天の今日、年一度の行事の一つで葉ワサビを中心とする山菜狩りに行ってきた。滋賀県浅井町の近くに毎年出掛ける。浅井町は浅井長政の領地であった。現在、長政・お市の方の子浅井三姉妹を売り出しているようだ。

写真1は沢の土手に生えた葉ワサビである。花が咲くと辛みが薄くなると言われるが醬油漬けは大好物である。沢にはいろいろな花が咲いている。写真右はヤマブキである。我が家のヤマブキは白いが小判色も美しい。

   

写真左はイカリソウである。そして右の写真は一輪草である。このような花々を山間で見つけると庭とは異なる感動を覚える。

   

そして岩肌にしがみつくように咲くスミレである。苔の同居した姿で癒してくれる。今年はワラビも早いようだ。いつも覚えている場所に行くが今年は既にかなり採られた跡が見られた。

   

藤の開花も記録的に早いようだ。我が家でも例年は5月に入る頃に咲くが今年はもう満開に近い。

   

梅は例年通りぐらいの時期の開花だったがその後は桜に始まり、殆どの花の開花が早いようだ。♫春を愛する人は 心清き人 すみれの花のような ぼくの恋人。芹洋子さんが歌った四季の歌である。最近知った話だが作詞・作曲が何と若き日の荒木とよひささん。後年、作詞家として大活躍をされた人である。都会の天使たち・恋歌綴りそして心凍らせてなど、私のカラオケレパートリーにも数多くの歌がある。

 

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小さい花群の宴 勿忘草 ホウチャクソウ ナルコユリ カキドオシ タツナミソウ スミレ ヤマブキ ハナイカダ

2018年04月17日 | 景色

日中からポツポツ落ちていた雨が夕方になり本降りになった。桜散りし今、これを埋めるようにハナミズキが咲いていると言う記事が新聞のコラム欄にあったが桜は春爛漫のピークにして序章とも言えるのではないだろうか。桜を皮切りに多くの花が本格的に咲き始める。足元では小さい花々も華々しさはないものの賑やかに咲き始めている。写真2枚は勿忘草(ワスレナグサ)の色違いである。左の薄青い花が多いと思うが白い花も見受けられる。

    

こちらはよく似た花で名前を混同してしまう。左はホウチャクソウではないかと思う。寺院などで塔屋根の四角にぶら下がる宝鐸に似ていることからの名だと思っている。右はナルコ百合である。風に揺れる様が楽しい。

   

こちらも庭・畑に広がっている花である。左はカキドオシ、そして右はタツナミソウである。カキドオシは他家から垣根を通り越して侵入してくると名前の由来が示す通り、とても強い草花で生薬として子供の癇の虫に効くとされている。またタツナミソウは立つ波頭に似ていることからの名前らしいが花が小さいのでそのイメージには遠い。よく見ると波頭に見えないこともない。

   

そしてお馴染みのスミレの花である。♫すみれって すみれって ブルーな恋人どうしが キスして キスして 生まれた花だと思うの・・・。岩崎宏美さんの澄んだ声にピッタリの歌詞で1981年に大ヒットした”すみれ色の涙”の歌詞である。万里村ゆき子さんの作詞である。

   

そして、最後は白いヤマブキにハナイカダである。ヤマブキ色を小判色としたら白い花は洒落にならない。そして葉の上に咲く花、何とも楽しいで見入ってしまう。

   

先ほどのすみれ色の涙はブルーコメッツも歌っていた。40歳の頃だろうか、私も何度かカラオケで挑戦した。が。どうしても”キスして””のところでテレて上手く歌えず、発声がぎくしゃくしていた思い出がある。そんな若いころ、私にも確かにあったのだ!

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利休梅 似た実のなるアケビ、ムベ、ポポーの花 梨の花 一人静と二人静の芽吹き

2018年04月13日 | 果実・花

春の青空には白い花が良く似合う。桜の後の庭には白い花が目立つ。本当はバランス良く振り分けたつもりのようだが今年は白い花が多い。写真2枚は利休梅である。日本に入ってきたのは江戸時代のようだ。利休没後に名付けられた名前では言い得て妙で利休が愛した花のイメージがある。梅の名があるが咲き方は全く違い、一つ一つの花茎を上るように咲く。美しい花である。

   

アケビ・ムベそしてポポーと同じような実のなる花を集めた。最初の左写真がアケビである。大きく開いた花が雌花で真ん中の紫色が閉じているのが雄花である。秋の日に実を追いかけた日々がよみがえる。そして右の写真がムベの花である。実りはアケビよりも随分遅く11月ごろから食べられるようになる。

   

そして最後にポポーである。他の2つが蔓であるのにこちらは木である。緑色の花が雄花と思っているがまだ結実したことがなく、確かではない。今年は1個でも実って欲しいと願っている。そして右は梨の花である。白い大きな葉に雄しべ・雌しべが美しく広がる。

   

最後は二人静(左写真)と一人静の芽吹きである。大きくなり種が出来る頃にはこの名前の由来がわかるが今はこれほど違う。一人静の花はだんだん伸びてゆく。

暫く楽しめる花である。

   

先日、アケビの受粉を行った。他の蔓になる雄花を採取してきて雌花にこすり付ける。筆を用いて受粉するのが確かである。こうすると驚くほどの実が付く。故郷を偲びながら楽しめる花である。

庭の池では金魚の産卵が続いている。もう稚魚として泳いでいるものも多い。受粉に、金魚の卵の採取、すっかりお爺さんらしい生活になってきた。”そろそろ袋、被せてや”、ビワの実が言っているように思う。急ごう!

 

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花盛り

2018年04月09日 | 景色

毎年の事ながら桜に記を取られているうちに我が家の庭も春爛漫になってきた。写真は今年はたくさんの花を付けた。遠目に可憐さが飛び込み、引き寄せられる。

何かの花に似ているが思い出せない。

   

こちらの花も美しい。左は白根葵(シラネアオイ)の花である。深山では5月から7月に咲くようだ。右は白雪草だと思っていたが正式名は白雪芥子らしい。すらりと伸びた茎の上で白い顔が揺れる。白雪姫を想像するのは私だけではないだろう。

   

そして山シャクヤクである。立てば芍薬と言われる芍薬に比べれば華やかさはないが清楚で可憐、右の上から覗く光景がとても良い。

   

写真左は下記の木のてっぺんに留まるモズである。モズは虫など肉食系の鳥である。くちばしの鋭さが光る。そして右は今年初めて写真に収まったとりだが名前はわからない。ウグイスなどと同じスズメ目ヒタキ科の鳥だと思うが目がとても可愛い。左のモズと比べると優しさが溢れる。

   

昨日の日めくりの格言は”目は口程に物を言う”だった。風邪でかなりグロッキーだったのでどんな顔をしているのかと鏡を覗き込む。”死んでる”、思わずもう一度、顔を洗った。少し覚めた顔になった。でも出掛けるのは10回ぐらい洗わないといけないと思い、部屋に籠り競馬に熱中した。終わった頃にはもっと死んでた。

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