花・昆虫との田舎暮らし暦

田舎暮らしも13年目、木々・草花・鳥・昆虫等々、自然は初めて知ることが多く楽しい。色々な経験を紹介していきたい

珍しい花 色が変化するハコネウツギ チョウジソウ コウホネ セッコク クルミの雄花と雌花

2015年05月19日 | 果実・花

 昨日は大雨だったが今日は晴れて過ごしやすい一日だった。明後日21日(木)は24節気の第8”小満(しょうまん)”である。”万物が次第に成長して、一定の大きさに達して来るころ”の意味のようだ。我が庭も実るものは生り、春咲く草花は出揃った感じである。幾つかの珍しい花を紹介する。

    

写真左はハコネウツギ(箱根空木)である。名に箱根が付いているが自生のものは海岸線に多く箱根には少ないようだ(ウィキペディアより)。2色あるように見えるが白く咲いた花がだんだんピンクに染まる面白い花である。写真右はチョウジソウ(丁字草)である。自生するものは絶滅危惧種に指定されているがこれは北米産の園芸種だと思っている。

    

 写真左はコウホネ(川骨)の花である。水生植物の1種で茎が骨のように見えることからの名前のようだ。写真は水を満たした鉢で咲いたものである。金魚の池にも置いているが花が咲くと金魚が食べてしまう。右は岩に付いたセッコク(石斛)の花である。木の俣、切り株、そして岩といろいろのところで育てているが今年はどれもよく花を付けている。

    

クルミ(鬼胡桃)の花である。写真左が雌花そして右が雄花である。クルミの実は受精すると雌花の1つ1つが実になる。今年実れば3回めとなるが花に気付いたのは初めてである。雄花・雌花とも面白い形をした花である。先週は今年4度目のゴルフに行った。ここ3回、前半のハーフは45、43、43と調子が良い。が、後半は55、57そして56と散々である。一緒にまわるメンバーが”そりゃ、体力やでー”と慰めてくれる。”そうか、わかった。今度はハーフコンペに出よう”。えっ、そっち!努力は・・・?

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色違いの花々と語源 オダマキ タツナミソウ シラン シンビジューム 

2015年05月12日 | 果実・花

”久しぶり”と言うのはどれぐらいの期間の時に使うのだろうか。ちょくちょく会っている彼・彼女であれば1週間ぶりでも使うかも知れない。”久しぶりに風邪をひいた”。私の場合は季節の変わり目を過ぎた時、即ち3ヶ月を過ぎれば使っている気がする。先週の金曜日から喉が痛く、身体がだるい。幸いにも今回は熱が出ていない。今日は色違いの花々である。

   

白と薄紫色のオダマキである。今年は花数が少なくなった気がする。漢字では”苧環”と書き、機織りの際に糸を巻いたものに形が似ていることからの名前のようだ。が、その機織りの苧環を知らない。逆に花の形からそれを創造している。

   

逆にこちらはかなり増えたタツナミソウ(立浪草)である。花の形が風に吹かれて立つ波に似ていることからの名前である。言われてみれば・・・である。

   

そしておなじみの花シランである。漢字では”紫蘭”である。名が示すように紫色の蘭と言うところだろうか。一時、”青色のバラ”と言うのが話題になった。バイオ研究で色々な花の色が出来る。それでなくても変種で違う色の花が出来、育てる時代。花名に色は使用しないほうが良いのかも知れない、とつまらないことを考える。

   

今、我が家ではシンビジュームが花盛りである。年末に咲けば大儲けなのに、とまたつまらないことを思いながら見ていると通常は左の花だが一鉢だけ右のような花が咲いていた。もっと儲かるかも・・・。

先ほどの風邪の話に戻るが多忙な時に限って風邪をひいているような気がする。先週の土曜日は飲み会、今週に入って11日は麻雀、12日は人間ドッグ、13日はゴルフ。唯一空いていた日曜日は天皇賞があったし・・、とボヤいていると横から”多忙と言っても殆ど遊びでしょ”の声が・・・。

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木の白い花3種 ナンジャモンジャ(別名ヒトツバタゴ) 卯の花 カマツカ(鎌柄)

2015年05月08日 | 果実・花

ゴールデンウイークが終わった。残念ながら楽しいものではなかった・・・と言うより悲しく寂しさを味わった1週間だった。この歳になると届く便りは朗報よりも悲報が多い。研究所に入った時の最初の上司が身罷られた。一回りほど年配の人だがユニークな人で大変お世話になった。文章力がすごく、特許など書物を提出するとよく直された、が、叱るのではなく”この方が良いな・・・”と自分で考えさせる言い方をする人だった。思い出は尽きない。

   

今日は白い花の木々3種である。庭先のナンジャモンジャの花が咲き始めた。昨年、初めて花を付けたが今年は見られるぐらいまでに花がついた。正式名はヒトツバタゴ、でもナンジャモンジャがぴったりの表現だと思う花である。

   

2つ目は卯の花である。♫”卯の花の匂う垣根に・・・”と歌ったあれである。最後まで歌って題名が”夏は来ぬ”であることを思い出す。夏は近いと言うことか。

    

最後はカマツカの花である。勧めてくれるひとがあり女房が仕入れてきて植えた。木の材質が硬く鎌の柄に使用されたことからの名のようだ。この後、赤い実になるがこれがまた美しい。長く楽しませてくれる木である。

5月4日に亡くなった元上司はカラオケが無い時代、飲むとよく歌っていた、と言うよりそれしか聞いたことがない歌がある。伊藤久男氏の”イヨマンテの夜”である。2年程前にお会いした時、カラオケに行ってリクエストした。高音域の歌で”声が出ない”と聞き、つい”私もそうですが、もうここまで高音の歌は下げないと歌えないですね”と言うと”イヤ、来年は歌えるように練習してくる”と・・・そんな人だった。ご冥福をお祈り申し上げます。

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花比べ老鴉柿雄花と雌花 ナニワイバラとモッコウバラ イブキジャコウソウとカモミール 早くも月見草

2015年05月02日 | 果実・花

今日は八十八夜だった。我が里の茶畑でも茶摘みが行われていた。新葉の黄緑に染まる茶畑も美しいが刈った後のかまぼこ状の形も綺麗だ。今日は花比べである。

    

上の写真2枚はロウヤガキ(老鴉柿)の花である。老鴉柿は雄株と雌株が別株である。左が雄株で右が雌株である。花も少し違うが葉の形・質が全く異なる。受粉すれば実る量が増えるのだろうかの疑問が沸く。今年は試してみたい。

    

好きな花の1つナニワイバラ(難波茨)が咲き始めた。咲き始めると1、2日でこのような状態になる。フェンスに沿った一面の白い大きな花は美しい。

    

黄色い花はモッコウバラ(木香薔薇)である。こちらは藤棚の場所を争っている。モッコウバラは殆ど刺がないがナニワイバラの刺は鋭く大きい。毎年、剪定するが軍手などでは駄目で革製の固い手袋をつけて行う。右はイブキジャコウソウ(伊吹麝香草)である。

    

近くの伊吹山に多く、芳香があることからの名前のようだ。高さ10cmぐらいの草花で当然、花も小さいが可憐である。玄関前の薪棚下にカモミールが一面に咲いている。強い花で毎年、このような状態になる。白く大きな花が見えるが今年初めて見る月見草である。夕方に写真を撮りに行ったので咲いているのを知った。これからの花である。♫”夏も近づく八十八夜・・・あかねだすきに菅(すげ)の笠 ”、唱歌”茶摘”の歌詞だが茶摘み娘を見たことがない。刈り取る機械のエンジン音が響く今頃である。

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