花・昆虫との田舎暮らし暦

田舎暮らしも13年目、木々・草花・鳥・昆虫等々、自然は初めて知ることが多く楽しい。色々な経験を紹介していきたい

日の出 冠雪に朝陽 初積雪(庭) シモバシラの霜柱 冠山

2025年01月09日 | 景色

 北海道・東北を始め、北陸から岐阜県北部は大雪に見舞われている。が、岐阜県でも南に位置する我が郷は山々までの雪だった。が、今年に入ってから冷え込みがきつくなった。初積雪のとなった朝の日の出である。2枚目の写真は日の出の北に位置する岐阜市近郊、山だけが見える。

 その日、山々は今冬最も広く冠雪した。朝日が上り、近くの山々が朱色に輝いて見えた。2枚目は北の方角の山々、最も近い山も冠雪していた。

 初の積雪となった我が家の庭・畑だ。丸く刈った椿の木も雪を被っている。金魚・メダカの池の屋根の雪を見ると2cmの積雪と言うところだろうか。これぐらいの雪であれば楽しめるのだが・・・。

 草花シモバシラの茎に出来る霜柱も、大きく美しい形で出来ていた。

 我が郷の初積雪から数日経った日の北の方角の山々だ。近くの山々の雪はなくなっているが遠くの山々はかなり冠雪しているように見える。

 上の写真の一番左側の尖った山が冠山の頂きだと思っている。新しく出来たトンネル(4834m)を通る道路(2023年11月19日開通)は全長7.8kmで以前の峠越えの時に比べて福井県に抜けるための所要時間で約1時間の短縮となったようだ。そして何よりも冬場も通行が可能となったことが大きい。もう10年いや20年早ければ冬の福井に行く勇気も湧いたかも?いやー、それでも寒がりの私はこたつの中を選んでいそうだ・・・。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

濃霧 冠山トンネル 徳山ダム 福井県池田町のかずら橋 池田山の初冠雪 庭のモミジ2本

2024年12月13日 | 景色

 日の出時間が7時に近づいている。日の出前に起きるナンテことを現役時代は考えたことがなかった。が、今は散歩から帰ってくる頃に陽が山稜から見え始める。冷え込んだ朝の約50km離れた恵那山、そして2枚目は岐阜市方面だ。濃霧が立ち込め、幻想的な姿に魅入られる。

  

 岐阜県と福井県を繋ぐ道路417号線に冠山トンネルが完成したのは昨年11月19日だった。それまでは冠山の山道を越えなければならならず冬季は通行止めになっていたようだ。一度、ドライブしてみたいと思いつつ1年が経過、ようやく12月2日に実行した。写真は途中、徳山ダムからの景色だ。雪山がダムの向こうに見えた。冠山はこの左方向に位置する。が、通行する道路からは頂上は見えない。

  

 冠山トンネルの中で福井県に入る。しばらく走ると能面美術館などの案内があり、休憩時間も取りたく停車した。と、そこにかずら橋の案内があるではないか。地元徳島県には有名な観光名所となっている“祖谷のかずら橋”がある。どの程度のものか興味津々で見に行った。足場は板が敷かれていて祖谷のような怖さは感じられそうにないので渡らず写真だけに留めた。

  

 12月に入って早々、池田山にも雪が積もった。初冠雪だ。今の時期の冠雪は紅葉と重なり美しい。それにしても紅葉が遅い。例年に比べ2週間以上遅れているように思う。

  

 我が家のモミジも遅ればせながらやっと見ごろを迎えた。1枚目は私が毎日の起点にするソファーから見えるモミジ。2枚目が前の通路沿いにあるモミジだ。下に見える紅葉した木はドウダンツツジ2本だ。

  

 我が家の剪定、大きい木の欅・モチ及びマキの木などはプロにお願いしているが後の木は見様見真似で私が剪定している。モミジなど紅葉する木は散るのを待ってから切る。それでも例年なら12月に入るか入らないうちには終わっているように思うのだが今年はまだこの状態。来週末ぐらいからは切り始められると思うのだが・・・今年は越年になる可能性も。正月までには、と意気込むこともないのだがやっぱりねー・・・。

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

吾亦紅 シュウメイギク ソバ(2色) レモンマリーゴールド シオン 銀木犀 金木犀

2024年11月08日 | 景色

 ”私も赤い”の意味に由来して付けられた名前と言われている吾亦紅の花が咲き始めた。”われもこうありたい”と言う思いを込めた名前との一説もある。調べていて驚くことがあった。蝶の幼虫がそれぞれ異なる草花に卵を産み・育つと言う種類があることは知っていたが吾亦紅にもあった!ゴマシジミと言うシジミチョウの1種はこの吾亦紅の蕾に卵を産み、これを食べて育つようだ。

  

 名にも菊が付き菊の1種(?)かと思ってしまうが、アネモネの仲間シュウメイギク(秋明菊)だ。確かに花の形状は菊とは異なるように思う。長くすらりとした茎に咲く花、清々しさがある。

    

 ソバと言えば白い花を想像するが赤い花もある。ヒマラヤの麓で赤花が咲く種があり、これを元に育てられたようだ。赤花と言っても濃いピンク色と言う感じだ。白いソバ畑も綺麗だが赤いソバ畑もきっと美しい。

  

 玄関先、黄色と薄紫色の花が両側に並んでいる。黄色はレモンマリーゴールド、薄紫色の花はシオンの名のようだ。レモンマリーゴールドは葉から放たれる強い香りでアブラムシ・ハダニ更には蚊も遠ざけ、根から分泌される液は線虫・ナメクジを寄せ付けないと言われている。シオンは9月から10月に咲き、秋を告げる花として知られているようだ。

  

 今年は彼岸花の開花が例年より2週間近く遅かったのは以前、記した。この花の種も10月中旬の開花だった、こちらは銀木犀だ。金木犀より少し早く、9月中旬に蕾が見える。まだ若木で鉢で育てている。

  

 金木犀だ。例年なら9月中には開花している。11月の初め、週一でお世話になっている耳鼻科に行った。我が家より北に位置し多少寒い揖斐川町、病院の窓の傍にある金木犀にはまだ花が残っていた。

  

  金木犀の下には金魚・メダカの水槽が並んでいる。毎年、金木犀の花顎まで落ちた時点で水槽の清掃(主に苔落とし)をするのだが今年はまだ、出来ていない。

 秋の花々は気温・地中内温度がある状態まで下がらないと咲かないようだ。今日11月18日は72候 山茶始開(つばきはじめてひらく)だ。ここで言う”つばき”は山茶花(サザンカ)のことのようだ。我が家の山茶花は毎年、もう少し遅く咲く。が、今年は好きな花で20本前後ある椿が全く咲いていない。例年なら10月初めころからボツボツ咲き始めるのだが・・・。今年の椿・山茶花の開花は何時だろう?また始まりが遅い分、花が終えるのも遅いのだろうか?つまらんことに興味を抱きながらの立冬(11月7日)、冬入りだ。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ベルガモット(タイマツバナ) 大帽子花(アオバナ) チコリ カサブランカ グロリオサ ミンミンゼミ

2024年07月18日 | 景色

 今日7月18日、東海地方は梅雨明け宣言があった。明けるのはうれしいが、猛暑日続きになるのもなー、だ。が、今年の梅雨は暑い日も多かった。草花も大きく育ったものが多い。棗の木の下で咲くベルガモットだ。花の形状からの名だろうが和名は松明草。花びらが開いている状態だろうかと近づく。棒状の花びらが上下に開いている不思議な形状だ。

  

 青桐の根本、夏には嬉しい涼しさを感じさせる花が咲いた、オオボウシバナだ。野に咲くツユクサに似ていると思って調べてみるとツユクサの栽培変種とのこと。通称アオバナと呼ばれていて、滋賀県草津市の”市の花”に指定されているようだ。

  

 前回、紹介したチコリの花だ。大きく茎を伸ばし、その茎の途中のところどころに花を付けている。薄青い花びらが清々しい。

  

 これも前回紹介したカサブランカだ。後ろに見えるダイダイの木の高さまで伸び、たくさんの花を咲かせている。

  

 ”こりゃまた、可笑しな”と言いたくなるような花びらをしている、グロリオサの名だ。熱帯アジア・アフリカ原産のようだ。花びらが開ききっているが球状の状態が見頃の花らしい。その状態から和名でキツネユリ・ユリグルマの名がある。確かにユリの花に似ているがイヌサフラン科の花だ。

  

 梅雨明けが近くなったと感じた一昨日16日、ミンミンゼミが羽化しているのを見つけた。1枚目は殻を破り半分ぐらい顔を出したところだ。そして、2枚目は脱皮し終わり羽を乾かしている状態だ。

  

 以前から紹介しているがジャコウアゲハと言うクロアゲハの1種を飼っている(?)。蝶を飼っていると言うのは変だがジャコウアゲハの幼虫はウマノスズクサしか食べない。従ってウマノスズクサを育てているとジャコウアゲハはこのウマノスズクサに卵を産み付け、卵から孵化した幼虫はウマノスズクサを食べて成長。そしてサナギを経て蝶に羽化する。ウマノスズクサが植わっている場所は殆どないため蝶は他には何処かへ行っても戻ってくる。蝶は好みの草木があるようで、アゲハ蝶の1種のキアゲハの幼虫は柑橘類の葉を好む。モンシロチョウ類の幼虫は菜の葉を好む。童謡で🎵”ちょうちょちょうちょ 菜の葉に止まれ・・・”と言う歌詞がある。蜜を吸うなら葉ではなく花、と思うが”葉”と言う歌詞なのは卵を産むことを歌っていると読んだことがある。ところで、この脱皮時間だがチョウは非常に短く、羽化し始めてから30秒でサナギから抜けて折りたたんだ羽が伸び始める。今回のセミ、この頭を出した状態から動画を撮り始めたがなかなか進まない。これは脱皮途中で死んだかもとあきらめた・・・が、30分後に行ったときには2枚目の写真状態。もう少し、蚊と闘いながら我慢したら良かったかなー・・・でも蚊もつらいなー。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

木苺 アスチルベ ゼニアオイ 夕化粧 ビワ&アンズの実 ジャコウアゲハのサナギ

2024年06月23日 | 景色

 木苺を育てている。ジャムを造るのが目的のようだが、つまみ食いに良い大きさでついつい・・・。黄色と赤色の2種あるが黄色の方がスッキリした味で美味しいように思う。

   

 鉢植えのようだが記憶にない花が咲いている。多分、友人から貰って来た花だろう。調べてみるとアスチルベの名だ。ユキノシタ科の多年草の植物でアワモリソウ・ショウマの別名があるようだ。

  

 6月でこの暑さ、茎が長く伸びた夏らしい花が咲き始めた。アオイ科のゼニアオイ属の花のようだ。ゼニアオイは30種類近くあるようだ。花弁間が空いている花、多少とも涼しさがある。

  

 ピンク色の小さい花があちこちで咲いている。こぼれ種で広がったようで夕化粧の名だ。午後遅くに開き始め艶っぽい花色からの名のようだが結構、朝から咲いているのを見る。色もそうだが花が小さく艶っぽさを感じる。

 春先に咲き始めた花が実るのがこの頃。が、初冬に咲き始め約半年かけて実る果物もある、ビワだ。実の甘さからか虫がつきやすいため4月初めぐらいまでに袋掛けをしている。実の後ろにまだ袋も見える。そして初春の花から実った杏子(アンズ)も完熟状態になってきた。酸味があるがジャムにすると爽やかさを感じる。

  

越冬したジャコウアゲハのサナギが羽化し始めたのは4月半ば、それらの蝶が産みつけた卵が幼虫となりサナギになり始めたのが5月終わりから6月初旬。ここにきて第2世代のジャコウアゲハが飛び始めた。

  

 ”朝顔やつるべとられてもらひ水”と言う加賀の千代女の有名な句がある。ジャコウアゲハのサナギでも同じようなことが・・・。1枚目は水道蛇口近くでサナギが出来ている。ジャコウアゲハの餌となるウマノスズクサを育てている場所からは7,8m離れている。地上か壁を伝い、ここまで来たようだ。そして問題は2枚目、これは近くに置いていた作業用の三脚に付いたサナギだ。このままでは使用できないので捕獲し室内に移動した。以前には軽トラのタイヤでサナギとなったこともあった。サナギは少しでも固く安定したものに付き、サナギになる習性があるようで草花に付く場合でも葉より茎に付くことが多い。車の他、台車・三脚・杭などを使用する前にチェックする習慣が身についてきた。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする