11月に入り、秋らしい日々が戻ってきた。10月は2つの台風来襲もあり、雨の多い月だった。私にとっても散々な時期だった。そのことは後にして実りの秋である。写真左は郁子(ムベ)の実である。”むべなるかな”と言う言葉があるが、その基になった実である。右の写真はフェイジョアの実である。前年の雪で幹が折れたが介抱の巻物が効いたか生き延び、多くの実をつけている。
木々・草花の名前には感心させられるものがある。春先に花を付ける木”利休梅”、そして”テイカカズラ”も良い。何となく愛着の湧く名前もある。写真2枚は老爺柿の実である。”老爺”、そう呼ばれても受け入れられる年齢になり、益々好きになった。老爺柿は雄株と雌株がある。どちらも実を付ける。左が雌株、そして右が雄株の実でこちらが少し細長い。雌株の実がふくよかで女性らしさを感じるのは私だけではないだろう。
サフランの花である。赤い雌しべは高級な香辛料として、また生薬として使用される。薄紫色の花弁に赤い雌しべ・黄色い雄しべ、色合いが何とも美しい。右は春先の花、山茱萸(サンシュユの実である。花の後、長く実で楽しませてくれる。
11月も中旬、秋も後わずかと考えていたら早、冬先の花が咲き始めた。左は八重の山茶花である。山茶花の木は2本あるがこの木が圧倒的に早く咲く。可憐な花、しばらく楽しめそうである。右は今季初めて咲いた椿の花である。我が家ではこの花が一番早く10月終わりごろから咲き始める。毎年、花が咲くたび”椿と言う字は木編に春と書くのだが”と突っ込みを入れている。
10月はひどい月だった。初旬の金曜日の朝2時ごろ、ひどい頭痛で眼が覚めた。偏頭痛の持病があり、よく頭痛になるのだがそれたは異なる激痛に近い痛みだった。何だろうと思いながら鎮痛剤を飲み、少し収まった1時間後くらいに眠った。朝起きたときにはまた痛い。結局、金・土・日曜日と4時間おきに鎮痛剤でごまかしながら過ごす。そんな中、月曜日の朝2時に今度は歯痛で起こされた。結局、歯の傷みから来た頭痛だったようだ。でも、1本治療を始めても治らず2本目でやっと歯痛・頭痛は収まったが、この間2週間近くかかった。これで終わらない。体調を崩したためか、この後1週間喘息で苦しんだ。そして止めは昨日、角材を左足の甲に落とした。夜になって痛みが増し、歩くのにも苦労した。痛みは今朝になりかなり治まった。今日は日曜日、動けないことを理由に朝から競馬。高い治療代になりそうだ。