花・昆虫との田舎暮らし暦

田舎暮らしも13年目、木々・草花・鳥・昆虫等々、自然は初めて知ることが多く楽しい。色々な経験を紹介していきたい

半夏生 矢筈ススキ 白い桔梗 風蝶草 檜扇

2018年07月20日 | 果実・花

暑い日が続いている。”猛暑日が何日続いた”ぐらいでは今年は話題にならない。我が地も連日、35度を超える暑さだ。でも人間、慣れることが出来るのがすごい。今日でも35度は超えているだろうがここ数日よりは涼しく感じるのは私だけではないだろう。

半夏生であるが白い葉も終わりに近い。が、この水路に植えたものはまだ美しい。そして右は矢筈ススキである。葉に白いスジが見える。穂が出て初秋を感じられる時が待ち遠しい。

   

白い桔梗の花である。先日紫色の花を紹介した。紫色の花茎に対して背丈がある。種類が違うのかも知れない。そして西洋風蝶草である。英語名はクレオメである。もう一つ酔蝶草の名もある。何れにしても蝶の飛ぶ姿を表している。風に揺られながら飛ぶ蝶の名に魅かれる。

   

京都祇園祭と合わせたかのように檜扇(ヒオウギ)の花が咲き始めた。祇園祭は災厄除去を祈るために始められた祭と言われており、厄除けの花として檜扇を飾る風習があるようだ。色鮮やかな花が祇園祭を彩ることだろう。

   

暑さの話に戻るが今年の暑さで辛いのはまだ終わりが見えないことだ。通常、”来週後半には・・・”とかの声が聞こえるものだが。もう一つ、全くと言っていいほど雨(夕立)がない。これもまた疲れを倍加させる。えげつない暑さ・とんでもない暑さ・・・でも今年は半端ない暑さと言いたいか。

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紫陽花 紅いカサブランカ ヤマユリ 大津谷・夕焼けの景色 鬼百合 シオカラトンボ サトイモの花 百足の卵

2018年07月14日 | 果実・花

 梅雨明けの今週月曜日から気温がグングン上がる。まだ、暑さに慣れない7月中旬、天所知らずの気温の上昇は身体に応える。暑さ到来と共に紫陽花の花が終わろうとしている。ガクアジサイは色がなくなりつつも長く形状を保つ。雨よ今一度と願うのは花か我が心か。

   

前回紹介した白いカサブランカに続いて紅い花も咲き始めた。多く花を付けたためか白い花に比べると幾分花が小さく感じる。そして右はヤマユリである。白い花弁に黄色のすじ・橙色の反転そして大きな雄しべ・雌しべが艶やかさを演出する。

   

1週間前の豪雨は全国に大きな被害をもたらした。被害を受けられた方々にお見舞いを、そして亡くなられた人々のご冥福をお祈り申し上げたい。我が町でも大雨警報が続き、何度も時間30~60mmの速報が入った。写真左は昨日の大津谷である。落ち着いたとは言え、まだ流れは強い。右は昨夕の景色である。田植えをしたばかりに夕日が映る。

   

散歩道に咲いていた鬼百合である。コスモスが伸びる中多くの花を付けていた。そしてシオカラトンボである。近年、麦わらトンボなど橙色のトンボの方が多いように感じる。この色のシオカラトンボは昔を思い出させる。郷愁を誘う色である。

   

珍しい花、サトイモに咲いた花である。ここにあるサトイモは収穫せず花のために置いているのだろう。期待通りにこのところ毎年、花を付けてくれる。そして右の写真であるが・・・。

   

何に見えるだろう。黄色い苺に見えるように岩の上に置いた。黄色の実に見えるが実は百足の卵である。畑の草を抜いたとき、大きな百足が出て来て、先日、噛まれた敵とばかりにやっつけたがお腹にこれを抱いていた。この地に住んで10年になるが初めて見る百足の卵だ。今年は初めて百足に噛まれ、初めて卵を見た。昔、運動会で百足競争と言うのがあったのを思い出す。5人ぐらいでそれぞれの足を竹に括り”イチ、ニ、イチ、ニ”と走る。今、思うとあれは足が合わず崩れるのを見る側は期待している。今やれば一位より笑いを狙いそうな自分が怖い。


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ベニバナ ベルガモット フェンネル アピオス ネジリ花 ソバ 鉄砲百合 カサブランカ

2018年07月07日 | 果実・花

 毎年、梅雨の終わりは恒例のように激しい雨に日本全国が襲われる。我が地も例外ではなく時間30mmだ、50mmだの豪雨に見舞われ、遂に昨日は時間80mmを体験させられた。バケツをひっくり返したの表現は40mmぐらいからとか。車の運転もハンドルにしがみつくような姿勢だったが、帰り着いたときに車から出られなかった。豪雨が早く収まることを願うばかりである。

今朝はほんの一時だが雨が降っていなかった。写真左はベニバナである。棘のない種もあるようだがこれは葉に鋭い棘がある。右はベルガモットである。ハーブでアロマオイルなどにし使用されるようだ。

   

こちらはフェンネルである。和名はウイキョウ(茴香)で整腸作用があるほか香辛料・ハーブとして使用される。右はアピオスの花である。色は違うが花の形は葛に似ている。ほど芋と呼ばれつる性の植物で根に子芋が出来る。

   

左はネジバナ・ネジリバナと呼ばれる花である。茎を回るように花がつく面白い花である。右はソバの花である。赤い花が咲く種もある。今の時期、ソバ畑は一面の花になり美しい。

   

子供の頃から知る花の一つ鉄砲百合である。そして右は切り花として玄関先に飾られているカサブランカである。写した写真を見て何か変と感じ、よく見ると雄しべ・雌しべがない。通るときにズボンに花粉が付くと取られていた。

   

我々の世代でカサブランカと言えば先ず映画を思い出す。1942年の映画らしいが青春の思い出となっている人も多いだろう。そしてカサブランカランディと言う沢田研二さんの歌がある。こちらは1979年のようだ。もう一つ、カサブランカ・グッバイと言う歌がある。内館牧子さんの作詞で1996年の作品である。カラオケの仕事に従事していた頃で最初に聞いたのは有線放送だった。ムードある甘い歌声で誰が歌っているのだろうと思ったものだが調べてみると何と鳥羽一郎さんだった。♫”私はいつも あなたに言った 別れ話はみっともないわ・・・”。大好きな歌となり今もカラオケで時々歌う。が、♫”・・・しゃべらないのが 大人の別れ”。?である。いつになったら大人になれるのだろう。

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