花・昆虫との田舎暮らし暦

田舎暮らしも13年目、木々・草花・鳥・昆虫等々、自然は初めて知ることが多く楽しい。色々な経験を紹介していきたい

3月1日(旧1月29日)七十二候 雨水末候 草木萠動(そうもく めばえ いずる)

2022年02月28日 | 景色

 先週末から急に春めいた。気温13度、日陰にはまだ雪が残るが木々の芽吹きが何となく見えるような気がする気候だ。”かすみはじめてたなびく”頃、正にそれだ。”水カガミ 静かに映す 霞む春”(恥ずかしながら中学2年生ごろの初俳句、こうだったような?)。

  

 咲き掛けていたロウバイ(蠟梅)、1週間以上の雪でまた蕾を固く閉じたような感じだったが一気に開花を再開した。 

  

 ネコヤナギも更に芽吹いた。こちらはまだ半分ぐらいの開花と言うところだろうか。ネコヤナギのフワフワした芽はついつい触ってみたくなる。暫く楽しめそうだ。

  

”先んず咲く”と言われるマンサクも満開になった。何度見ても面白い花弁だ。

    

明日3月1日は雨水末候 草木萠動(そうもく めばえ いずる)だ。今回は読んで字の如しで意味がよくわかる。柔らかい日差しになり淡い緑に色づく新芽が見え始める。新しい命が芽生える時の意味だ。今日は本当に春を感じる。で、私事の話だが前回、PCR検査で陰性だった話を書いた。これで終わりではなかった。”急激に上がった39度を超える熱の原因は風邪だったの?”と思っていたら明くる日の再診察で”肺炎です。しかもかなり悪いレベルの”と言われ、ガ~ンと頭を打たれたような気分に。血液検査の項目にCRP値と言うのがあり正常値は0.3とか。4を超えると安静、10を超えると入院と言う目安があるようだがそれが12.4!肺炎慣れ(?)した私でも流石にビックリ。水・木曜日と祭日・定休日で病院が2日間お休み。先生は代わりの病院まで探そうとしてくれたようだがもう夕方、そのまま自宅で安静に、となった。1週間を経過し、かなり回復した。それにしても最初はPCR検査→2回目はCRP値で苦しんだ。次の変化RPC値ってないだろなー。・・・念のためと調べるとあるようです。”知りたくない”、で止めました。

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2月24日(旧1月24日)雨水次候 霞始靆(かすみはじめてたなびく)

2022年02月23日 | 景色

 昨日は雪で始まり今日も雪景色の朝である。それでも白い木々が日の出とともに映し出される光景は美しい。

  

 一昨日は雪も少なく、一瞬だが虹が見えた。冬の虹は珍しい。そして今朝、ヒヨドリが来て”エサはまだ~”と言う顔で私を睨んだ。

  

蜜柑を与えるとヒヨドリは直ぐに舞い戻り食べ始めた。が、1羽。ヒヨドリはつがい以外は行動をともにしないようだ。スズメは昨夜の強風でこぼれたエサを食べている。

  

今週は毎日のように雪が降り・積もり、庭に出られる日がなかった。明日は七十二候 雨水次候 霞始靆(かすみはじめてたなびく)だ。霞がたなびきはじめる???、と思い調べて見た。先ず霞は春の季語、これに対して秋は霧だ。雨水や雪解け水によって湿った大地に日が差すことによって水蒸気が起こり”霞が棚引く”ようだ。もう一つ、霞は気象用語にはなく靄(もや)となる。このところ、頭痛などがあり体調がイマイチだったが今週月曜日、起床時は36度2分だった体温が1時間後に38.7度に上がった。直ぐに手元にあった解熱剤カロナールを服用し寝ていたら午後には37度まで下がった。時期が時期だけに、”これは?”と心配し、かかった病院でPCR検査を受けた。翌朝、先生から“陰性”の連絡をいただいた。私には神の声に聞こえた。 

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2月19日(旧1月19日)二十四節気 雨水(うすい)七十二候 雨水初侯 土脉潤起(つちのしょううるおいおこる) 胡蝶蘭

2022年02月18日 | 景色

 ホンマにホンマによく降る雪。先週末の大雪がやっと解け消えるかと思っていたら昨朝からまたまた・・・雪。明け方はまだ2,3㎝だったがお昼前には10cmを今朝は15cmを超えた。立春を過ぎ、もう明日は雨水だと言うに。青空の下、白銀の世界は美しい。

  

 我が家の欅も雪化粧だ。岐阜の町は霞の下だ。

  

 ベランダからヒヨドリの餌を片付けたところへの雪。ヒヨドリは雪の中からシークワーサーの皮が入った袋を漁っていた。ハイハイ、ベランダに用意しますからしばらくお待ちを。

  

 八重の山茶花の花、すっかり小さい花になった。春と共に役目を終え消えゆく花だ。その隣では椿が咲き始めている。

  

 過日、紹介した場所とは違う八屋柿の根元に出てきたフキノトウだ。こちらのフキノトウは直径が大きい。もう花の蕾が見える。1月20日大寒初侯 款冬華(ふきのはな、さく)から遅れることひと月、やっと咲き始めそうだ。

  

お風呂の入るときの楽しみの一つの胡蝶蘭が一輪咲いた。”胡蝶蘭の花は暖かい場所で育てれば咲く”と教えていただき、昨年から風呂場の窓際に5鉢並べている。その中の一つに一輪の花が見え始めた。蘭は総じて長い間、花を見せてくれるのが嬉しい。全部咲き揃うには更にひと月ほどかかりそうだ。

  

明日19日は”雨水(うすい)で七十二候は雨水初侯 土脉潤起(つちのしょう うるおいおこる)だ。読んでもほとんど意味がわからない。冷たい雨が温かい春の雨に変わり、大地が潤い始める頃の意味のようだ。確かに今まで土が凍てつく日が多かったが歩く足裏に柔らかさを感じられる日が増えた気がする。土から直接の芽吹きとしてはまだフキノトウぐらいしか見ないが木々はロウバイ・マンサクに花が咲き、梅も多くの木で蕾が膨らんできた。と喜びたいところだが今年は何様、雪が多くまだ四寒二温ぐらいにしか思えない。そのことも影響するか今年は何時までも体調が悪い。三寒四温を感じられるようになり体調も二悪四良ぐらいに早くなって欲しいと思うのだが。

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 2月14日(旧1月14日)立春末候 魚上氷(うお こおりをいずる)梅の開花

2022年02月13日 | 景色

 土曜日に30cmの積雪そして追い打ちをかけるような日曜日の30cmの積雪から1週間。道路上の積雪はなくなったものの田畑の雪は流石にまだ融けない。稲刈りの後、放置された田んぼの雪の向こう、日の出だ。1週間ぶりの散歩時の熊野神社、参道だけは確保されていた。

  

 ベランダにはキジバトまでがお出ましだ。稗に混じるかぼちゃの種を食べているようだ。

  

 ヒヨドリは蜜柑を突き、スズメは好物の稗を食べる。キジバト・ヒヨドリは人が近づいても逃げないがスズメは警戒心が強いか直ぐに飛び立つ。では、と桂の木にエサ台を設けたら安心して食べていた。

  

 我が里で毎年、最も早く咲くのではないかと思っている梅の木に花が見え始めた。雪に気を取られていて気付かなかったがそんな季節なのだ。

  

 冬場は殆ど動かない池の金魚、大雪が融けてやっと動き始めたように思える。では、と餌を与えると食べている、春の温かさを感じているのかもしれない。隣のめだかはまだ氷の下ですくんで動かない。

  

明日14日はバレンタインデーだ。現役時代は心が少し、ざわついた日だ。その14日は七十二候 立春末候 魚上氷(うお こおりをいずる)だ。温かさを感じ始めた川の魚が、割れた氷を飛び出すような時期の意味のようだ。昔々の話だ。小学生の頃に友達と”冬に魚は釣れへんのやろか”と疑問を持ち、寒い中でミミズを探し谷川に釣りに行ったことを思い出す。魚の姿は見えたが餌のミミズには見向きもしなかった。ミミズを探すとき、掘っていた鍬がおでこに当たりこぶが出来ていたのだが・・・帰った時に親父にそれを見られ、事情を説明した。”川魚は冬は何も食べないもの”と教えられた。冬に釣りに行ったこと、そしておでこのたんこぶと二重に笑われた。痛さを慰めるとか、冒険心を褒めるとかないんかい!・・・今なら言えるのだが。

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2月9日(旧1月9日) 黄鶯睍睆(うぐいす なく)大雪(60cm超) ヒヨドリとスズメ ネコヤナギ

2022年02月08日 | 出来事

 週末4日、5日と大雪に見舞われた。土曜日の起床時はまだ20センチぐらいと思った積雪、その後も降り続け夕方には30センチを超えた。ここで終わって欲しいと願ったのだが更に土曜日の夜から日曜日の昼頃まで降り続け60センチを優に超える大雪となった。周りの茶畑も一面の銀世界となった。

  

 我が家の雪景色だ。初日30センチの積雪時だ。枝に積もる雪が丸い固まりになっている。寒さと雪量の2つが揃わないと出来ない光景だ。

  

 日曜日の朝の日の出だ。この後また、雪になった。

  

 全てを覆いつくす雪、鳥たちも餌がないか近くの木々で丸くなっている。それではとベランダにミカンと稗など穀物類を並べた。ミカンにはヒヨドリが交代で来て啄ばんでいた。

  

 穀物にはスズメが群がる。かなり餌を入れたが瞬く間になくなった。

  

 雪の降る前日、ネコヤナギが芽を出しているのを見つけた。このネコヤナギ、切り込み過ぎたか今年は出来が良くない。来年はもう少し上手に育てたい。

  

 明日2月9日は立春の次侯 黄鶯睍睆(うぐいす なく)に当たる。年の最初に聞く鶯の声を初音(はつね)と言うが春の訪れを告げる鶯の鳴き声が聞けるのも間もなくのようだ。私事だが5日土曜日の大雪の中、3回目のコロナワクチン接種に行ってきた。土曜日でまだ30センチぐらいの積雪だったが車の底が所々で雪をこすり乍ら走った。除雪をやってくれた道は雪の壁を気にしながらハンドルを切る。この時、まだ雪は降り続いていた。ふと頭を過ったのは”明日は日曜日だが・・・”。案の定、日曜日の朝は60センチ超とこの地へ引っ越してから最高の積雪となった。車は動かせず競馬新聞は諦めた。それでも競馬は諦めず、JRAホームページの出馬表を頼りに頑張った。”あんたは偉い!”とは誰も言わんわなー。

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