花・昆虫との田舎暮らし暦

田舎暮らしも13年目、木々・草花・鳥・昆虫等々、自然は初めて知ることが多く楽しい。色々な経験を紹介していきたい

葉わさび採り 山中で見る一輪草、錨草、ヤマブキ

2013年04月30日 | 田舎生活

                

世間ではゴールデンウイークのようだ。多くの日々が自分の都合で組み立てられる私にはいつもゴールデンウイークみたいなものだが。世間に合わせその3日目の昨日、わさび採りに行って来た。ワサビといっても山間の谷間に生える葉わさび採りである。ここ10年ぐらい滋賀県の同じ場所に行っている▼写真1、2は水際に生えるワサビである。ワサビは花が咲くと辛さがなくなると聞いていて、以前は3月の終わりぐらいに行っていたが近年は暖かくなった今頃である。辛さは落ちるが葉がかなり大きくなっており少し採るだけで十分である。花は十字の形をしている。花も食べられないことはないがやはり葉茎がいい。醤油漬けなどを作ってもらって美味しく頂く▼写真3ー6はその山間に生えていた草花である。先ず3、4はイチリンソウ(一輪草)ではないかと教えられた。写真5はイカリソウ(錨草)そして写真6はヤマブキ(山吹)である。何れも山間で見るとホッとする美しさがある。イカリソウは我が家のものより花弁が大きい気がした▼山菜はワサビの他、ワラビ・ゼンマイそしてイタドリなどを少しずつだが採った。帰ってから女房殿はワサビを洗ったり細かく切ったりの醤油漬け準備そしてワラビのアク抜き、イタドリの皮むきなど忙しそうだった。私はって?酒を冷やし杯を準備し後は・・・。

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ヤマモモの雄花と雌花の木 ムスカリ紫と白の2色

2013年04月29日 | 果実・花

      

雌雄別株の木と言うのがある。老爺柿(ロウヤガキ)もそうである。木がだんだん大きくなりそろそろ花が咲き実がなる頃に雄株とわかりがっかりすることがある。この木も雌雄別株であることは知っていたが雄株とわかったのは昨年である▼写真1ー3は花が咲き始めたヤマモモ(山桃)の雄株である。昨年にネットで調べて雄株と断定した。そんな中、秋口に雌株を販売しているのを見つけて購入し植えたのが写真4である。まだ実がなるまでには数年かかりそうだがとりあえず楽しみが出来た。ヤマモモの名前であるがバラ科でありモモとは別植物である▼春本番になり庭に紫色の花があちこちと多く咲いている。その中の1つ、ムスカリである。写真5は咲き終えたユキヤナギの傍に咲く紫色のムスカリである。散歩をしていてもいろんなところで見かける。道端でも咲いていることがある。今や園芸種の王様に近いのでは、と思っている▼写真6は1つだけ伸びた白い花のムスカリである。昨年も1茎だけだったが今年もそのようだ。ムスカリは一見、葡萄の実のように見えるからブドウヒヤシンスの別名があるが・・・白色は?白ワインもあるし、まあいっか。

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ヤブレガサ4月10日、27日の開き方と十二単の花

2013年04月28日 | 果実・花

     

今、京都・奈良を中心に”仏像春の特別公開”が実施されている。興福寺では南円堂と北円堂の両堂が同時開催されている。北円堂は毎年、春・秋の特別公開で拝観できるが南円堂は何年ぶりかの公開のようだ。そんなに大それた話でもないが草花にも同じようなものがある▼ヤブレガサ(破れ傘)と言う草花である。写真1は4月10日に撮影したものである。芽が出た直後はこの状態にある。写真2は昨日(27日)の撮影である。すっかり葉が開き切りヤブレガサの名前に相応しくなっている▼この草花、花茎がない。調べてみると若い個体は葉1枚のみで終わる。年数が過ぎ、栄養が蓄積されると何年かに1度、花茎を出し花が咲くようだ▼写真3、4は咲き始めた十二単(ジュウニヒトエ)の花である。これから長期間に渡り、上に上にと花をつける。花が幾重にも咲く様子を十二単の衣装に似ているからの名前である▼ヤブレガサの花は夏期に咲くようだ。寺院の話ではないが特別公開を待つしかない。”男やもめに・・・ 女やもめに・・・”と言う言葉がある。ヤブレガサでも花が咲くのだ、俺も頑張ろう。イヤ、がんばってはいけない、女房は健在である。

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藤の花2種 派手なフジと素朴なフジ(ヤマフジ?)の花 西国三十三箇所五番札所葛井寺の藤まつり

2013年04月27日 | 果実・花

                     

今の地に引越した次の年、”白いフジの花が残っていたので買ってきた”と女房が嬉しそうに言いながら、その眼は”藤棚がいる”と訴えていた。早速、近くの資材店に行って材木を買ってきて棚を作った。2年前の話である▼昨年は咲かなかったが今年初めて花を付けた。木々の花は毎年、花の数が増えていくものだがこのフジはいきなり一杯の花房がぶら下がった。写真1、2がそのフジである。このフジ、とても花房が長い。子供の頃に山間で見かけたヤマフジがこれに近かった気がする。写真1の風でフワフワと揺れているのは風情がある▼写真3、4はもう何回目かになる玄関入り口に咲くフジである。こちらは小さいトウモロコシのような蕾が出来る。蕾を見てもフジの感じがなく、”これ、何?”と散歩する何人かの人に聞かれた。今はここまで咲かなくても、と思うぐらいの数の花が咲いている▼昨日、西国三十三箇所五番札所葛井寺に行った。藤まつりが行われていてフジが綺麗にぶら下がっていた(写真5、6)。今が見頃というところだった▼写真1、2のフジの話に戻るが白いフジと聞いていた。蕾の時に既に紫色がかっていたので”あれっ?”と思っていたが・・・でも淡い紫色で美しい。フジ見酒にはどんな酒が?とついまた邪念が・・・。

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薪置小屋と薪棚の建築(?) 今年見た5個目のカタクリの花と今の姿 牡丹の大輪

2013年04月26日 | 田舎生活

                      

すっかり暖かくなり、4月16日に今年初めて薪ストーブを焚かなかった。が、昨今はまた寒く焚いている。が、次の冬に残る薪の量がほぼ決まり玄関先の仮の薪小屋に今年も収納が必要なことがわかった。仮小屋と言うこともありちょっと見すぼらしい。丁度よい板材を頂いていたこともあり作ることにした▼先ず、竹材も使用し奥行きの短い小さい棚置場を作り、大きい小屋作りに掛かった。写真1は骨組みである。何と言っても巻尺だけで寸法と水平を出すのだから大変である。 写真2は周りの板張りもし一応、完成した写真である。天井のプラスチック波板を張って初めて判明したがやっぱり横の寸法が10cmほど違っていた▼これも”大工でないのだから愛嬌”と自分に言い聞かせ、溜まっていた薪を収納したのが写真3で外回りが写真4である。”上出来、上出来”と一人、完成を祝う▼ところで、春先にこの小屋の近くで今年5個目のカタクリの花が咲いていた(写真5)。カタクリの花は今は写真6のようになっている。真ん中に種子があり、これが落ちて増えるようだ。カタクリの花は私には鶴が羽を大きく広げたように感じる。雪割草と並び好きな山野草である▼写真6は一輪だけ咲いた牡丹である。”立てば芍薬、座れば牡丹・・・ユリの花”そして”何れアヤメか、かきつばた”と言うのもある。これ風に似た花ではないが好きな花で言えば”何れカタクリか、雪割草・・・・字余り”と言うところか。

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